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主に、社外のECブランドの立ち上げからグロースまでを一貫して支援するBI統括部。今回は、広告代理店出身者でBusiness Directorのお二人に、これまでのキャリアの歩みから、BI統括部での役割、そして今後の展望までを語っていただきました!
Hiro
Business Director
新卒でインターネット広告代理店に入社。以降、約20年にわたって在籍し、社員数30人規模から3,000人超の大企業へと成長する過程を経験し、数多くのブランドのデジタルマーケティング支援に携わる。2025年、MOON-XにBusiness Directorとして参画。得意領域は、デジタル広告周り全般と組織設計。
Keisuke
Business Director
リサーチ会社を経て、総合広告代理店でストラテジックプランナー、メディアプランナーとして様々な業種のクライアントのコミュニケーションプランニングや効果検証設計などに約10年ほど携わる。2025年にMOON-XにBusiness Directorとして参画。得意領域は、マーケティング/プロモーション戦略立案。
左からHiro、Keisuke
これまでのキャリアは?
ーーお二人のこれまでの簡単な経歴について教えて下さい。
Hiro:
新卒でデジタル広告代理店に入社し、約20年間在籍し、広告運用やディレクションなど現場の業務から、最大70名規模のチームマネジメントまで幅広く経験しました。2025年にMOON-Xへジョインし、現在はBusiness Directorとして化粧品や日用消費財ブランドのマーケティング支援を担当しています。
Keisuke:
新卒でリサーチ会社に入社した後、総合広告代理店業界に長く身を置いていました。最初はメディアプランナーとしてメディア戦略構築に携わっていましたが、その後はストラテジックプランナーとして、プロモーション戦略の立案や、クライアント様との共同での新規事業立ち上げなどに携わってきました。
Hiroさんと同じく、2025年にMOON-Xに入社し、現在はクライアントのマーケティング支援や、BI統括部全体の営業企画的なことも並行して担当しています。
MOON-Xに入社した理由は?
ーー続いて、お二人がMOON-Xに入社した経緯についても教えてください。Hiroさんは、約20年間も在籍された広告代理店から、次のキャリアとしてMOON-Xを選択されたんですよね。
Hiro:
長くデジタル広告代理店に身を置く中で、「もっとブランドの内側に深く入り込み、事業成長に寄与したい」という思いが次第に強くなっていきました。広告の成果として求められるものが単なる認知だけではなく、購入者数やLTV(顧客生涯価値)と結びつくようになる中で、マーケティング以外のことも理解する必要があると感じたからです。
そんな時に出会ったのが、MOON-Xです。グループブランドの展開とコンサルティングの両軸を持つMOON-Xであれば、より本質的かつ深度のあるブランド支援ができると感じました。
もう一つの決め手は、MOON-Xが掲げる「ブランドと人の発射台」というミッションへの共感です。情報や情報流通チャネルが多様化・複雑化する中で、私はこれまでデータの可視化や最適化を通じて、「価値ある商品の情報を、本当に必要とする生活者に届ける」ことを大切にしてきました。この考えは、ECやテクノロジーを活用して魅力的なブランドや製品を世に送り出し、世界中の消費者に豊かさを届けるというMOON-Xのミッションと、とても親和性が高いと感じています。
前職も非常に居心地のよい環境ではありましたが、「ここでしかできない挑戦がある」と確信できたことが、次の一歩を踏み出す後押しになりました。
Keisuke:
Hiroさんの話を聞きながらとても共感しました。
私も、前職の広告代理店でストラテジックプランナーとして、マーケティングを突き詰めるほど、その先にある「事業」への関与の重要性を強く感じるようになりました。マーケターとしての価値を広げるには、施策を設計するだけでなく、それが事業成長にどう寄与するかをリアルに語れることが必要だと考えたんです。
ただ、広告代理店ではどうしても実行や意思決定から距離があり、スキルの拡張には限界を感じていました。そんな中で出会ったMOON-Xは、グループブランドを持ちながら他社ブランド支援も行う独自のモデルで、“支援する立場”と“実行する立場”の両方を経験できる環境であり、事業とマーケティングを自在に行き来しながら価値を出せる点に強く惹かれました。
また、面接で出会ったメンバーの事業に向き合っている姿勢も印象的で、「この人たちとなら、もう一段ステップアップできる」と思えたことが、入社を決めた最大の理由です。
ーーありがとうございます。「ここでしかできない挑戦」という確信と、「もう一段ステップアップできる」という期待が伝わってきました!
現在の業務──Business Directorとはどんな仕事か?
ーーお二人が所属するBI統括部では、自社ブランド運営で培った知見やノウハウを活かし、多様な事業課題を解決するコンサルティングを行っていると伺っています。その中で、メンバー同士はどのように連携しながら仕事を進めているのでしょうか?簡単に教えてください。
Keisuke:
BIは、クライアントの課題に対して多角的な視点からアプローチするために、さまざまな専門職が連携しながらプロジェクトを推進しています。
アカウント全体の責任者である我々のようなBusiness Directorを中心に、プロモーション戦略を設計するMarketing DirectorやMarketing Strategistが広告運用の方針を取りまとめ、外部パートナーとのディレクションも担います。
また、策定された戦略に基づき、Creative DirectorやDesignerといったメンバーが具体的なクリエイティブ制作やUI/UX改善を担当。案件の特性に応じて、各職種が連携・補完しながら、クライアントの事業成長に伴走しています。
ーーBI統括部のBusiness Directorとして、いまお二人はどんなことに取り組まれていますか?
Hiro:
私は現在、社外クライアントへのコンサルティング業務と、組織設計の2軸で業務に取り組んでいます。特に後者の社内から継続的に価値を生み出せる体制をつくることが、現在の大きなミッションです。
◾️ 社外クライアントへのコンサルティング業務
化粧品や日用品ブランドを中心としたクライアントを担当し、広告戦略の立案から、運用、効果検証までを一貫して手がけ、成果につながる施策実行に責任をもっています。
◾️ 仕組みづくりによる効率化と再現性のある運用体制の構築
広告運用の業務フローやフォーマットの整備、媒体各社との連携強化などの取り組みを通じて社内にナレッジを蓄積し、他案件にも展開可能な再現性のある運用体制の構築を目指しています。
Keisuke:
現在は以下の3つの軸で業務に取り組んでいます。
◾️ 社外クライアントへのコンサルティング業務
マーケティング領域を中心に、ブランド課題に対する戦略立案や実行支援
◾️ コンサルティング事業の営業戦略の企画
コンサルティング領域における提供価値の整理や新しい提案スキームの設計など、事業としての成長を見据えた仕組みづくり
◾️ グループブランドのマーケティング支援
兼務先部署での業務として、グループブランドに対してのマーケティング戦略の設計・実行や、エージェンシーマネジメントなど
ーーコンサルティング業務だけでなく、グループブランドへの支援、さらには事業基盤の強化まで、幅広く取り組んでいらっしゃるんですね。
Keisuke:
そうですね。まだまだ組織も仕組みも発展途上な部分が多いため、Hiroさんも私もお互いの得意領域での役割分担をしながら、今期の目標達成に向けた短期的な動きに加え、来期以降の持続的な成長を見据えた土台づくりにも注力しています。いわば「何でもやる」フェーズを楽しみながら、日々チャレンジを重ねているところです。
ーーブランドの成長を多角的に推進する要として、楽しみながら業務を担われていることが伝わりました!
実際にMOON-Xで働いてみてどう感じるか?
ーー実際に働いてみて、社内の雰囲気についてはお二人はどう感じていらっしゃいますか?
Hiro:
経営陣との距離が非常に近く、意思決定のスピードは本当に圧倒的です。Slackでのやり取りも非常にフラットで、情報共有もスムーズ。ミーティングも事前準備がしっかりされていて、基本的に時間通りに終わる文化が定着しているのも印象的ですね。
また、メンバーの一人ひとりが自立して動いていて、「自律した大人が集まっている組織」という表現がしっくりきます。プライベートでも自然な信頼関係が築かれていて、その良い関係性が仕事のパフォーマンスにもつながっていると感じます。
Keisuke:
私が入社前に感じていた “人の良さ” は、実際に働き始めてからも全くギャップがなく、むしろ期待通りでした。現在のメンバーは30代〜40代前半が中心で、いわば「大人スタートアップ」。お互いの家族やワークライフバランスを尊重しながら、質の高い仕事を目指すコミュニケーションが自然にできる職場だと感じています。
また、「週報*」を通じて他部署の動きが可視化されており、そこに感謝のコメントやスタンプを送り合うことで、部署を越えた交流も生まれやすい環境です。
さらに、経営陣からのフィードバックも非常に細やかで、「しっかり見てもらえている」という安心感があります。その信頼感が、安心してチャレンジできる土台になっていると感じています。
ーーここまで伺っていると、すごくいいチームに感じます。あえて「これからの課題」を挙げるとしたら、どんなことがあると思いますか?
Keisuke:
個々の力量はとても高いのですが、それがまだ「会社として提供できるソリューション」として十分に生かしきれていない部分があって。そこをちゃんと整理して、再現性のある仕組みにしていくのが、これからの大事なテーマだと思っています。
BI統括部もこれからメンバーが増えていくので、まさに今は、チームとしての土台をつくっている段階かなと感じています。
📝週報とは
複数のグループ社が同居するslack チャンネルで、毎週金曜日に、各社・全部門の取り組みやニュースを共有しています。単に業務を報告するものではなく、うまくいっていることや助けが必要なことを簡潔に伝えて、部門や会社の壁をこえてノウハウの交換をしています。
今後の展望
ーーお二人の今後の展望についても教えてください。
Hiro:
今後は、MOON-Xを「デジタルマーケターが挑戦を通じて成長できる場」として、さらなる進化を目指していきたいと考えています。これまで広告代理店で培ってきた経験を活かしつつ、より事業会社の視点でブランドの成長に深く関われる環境をつくっていくこと。その中で、マーケターが活躍できる仕組みやカルチャーを整えていくことが、これからの大きなテーマです。
MOON-Xは、コンサルティングと自社ブランドという両方の機能を持っているからこそ、マーケターとしてのキャリアの可能性を大きく広げられる場所だと思っています。そして、そのフィールドの中で、これまで自分を育ててくれたデジタル広告業界への恩返しとして、「自分にしか生み出せない価値」を発揮していきたいと考えています。
Keisuke:
Hiroさんと被るような話ですが、MOON-Xで私が目指すのは、マーケッターにとって新たなキャリアパスを創ることです。事業に深く関わりスキルアップできる環境を整え、コンサルティングとブランド事業の相乗効果で、将来CxO(CEO,COO,CMOなど)を担う優秀な人材が育つ「ブランド・人材を世に送り出す発射台」のような会社にしたいと考えています。
現在、MOON-Xは「共創型M&A」のビジネスモデルの錬度を高める重要なフェーズ。私自身も、これまでの広告・マーケティング業界の知見を最大限に活かし、この変革期において重要な役割を果たすことで、会社全体の成長に貢献していきたいです。
特に推進したいのは、MOON-Xならではの強みである「知見の循環」の進化です。自社ブランド実績がクライアントへのコンサルティングに活かされ、その経験が自社ブランドの成長にフィードバックされる双方向的な仕組みです。
これを他社が容易に模倣できないレベルまで高め、MOON-X独自の競争力として昇華させることが、私の今後の大きな挑戦であり重要な展望です。
ーーありがとうございます!まさに「ブランドと人の発射台」として、MOON-Xがマーケターの可能性を無限に広げる場所となる未来が楽しみです!
読者へのメッセージ
ーーこの記事を読んでくださっている方の中には、MOON-XのBI統括部で働くことに興味を持っている方もいらっしゃると思います。そんな方々に、お二人からメッセージをお願いします。
Hiro:
MOON-Xは、挑戦を歓迎するだけでなく、それを“実行して形にしたこと”を正当に評価する仕組みが整っています。「こうしたい」という意志を自ら発信し、行動に移し、周囲を巻き込んで実現していく、そんな推進力が求められる環境です。本気でスピード感のあるチャレンジに取り組みたい人にとっては、これ以上ないフィールドだと思います。ぜひ挑戦してみてください!
Keisuke:
これまでの経験で培われたスキルはもちろん大切ですが、それ以上に「自らワクワクするチャレンジを見つけられる」マインドが非常に重要だと思います。
MOON-X独自の「共創型M&A」というビジネスモデルの中には、本当にたくさんのワクワクするチャレンジが散らばっています。変化を楽しみながら、それらを自身の成長に繋げられる方であれば、MOON-Xで大きく活躍できるはずです。成長段階にある会社だからこそ、多くのチャンスと多様なキャリアの可能性がここにあります。
ぜひ、私たちと共に事業を成長させていく仲間として、このMOON-Xのユニークな環境を楽しめる方に多く集まっていただけると嬉しいです!
お二人ともインタビューにお答えいただきありがとうございました! MOON-Xでは、事業拡大に伴ってBI統括部で新たに働く仲間を積極採用中です。 ご興味ある方はぜひ求人ページをご覧ください。