広報は、「フクロウ」だと思う。 | MoneyForward's ROOM
はじめにこんにちは。マネーフォワード人事の小川です。唐突ですが、今回はかねてから想うところのあった「広報」について書きたいと思います。広報の重要性が叫ばれて久しいですが、人事として仕事をする中で...
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こんにちは。マネーフォワード人事の小川です。
以前、広報、デザイナーを動物に例えるという記事を書いたことがありました。
想うところがあり、今回は「カスタマーサポート(以降、CS)」について書きたいと思います。(懲りずに今回も動物に例えます)
昨今、在り方が大きく変わってきている職種の一つがCSではないでしょうか。
ユーザーがいてサービスを提供している会社であれば、必ずCSは必要になります。
ユーザーにプロダクトを使ってもらったら終わり、というサービスはありません。プロダクトを使ってもらってから、ユーザーと一緒にサービスの旅が始まるのです。その旅の案内人を担っているのがCSだと考えています。
僕はCSの当事者ではありません。CSの経験もありません。
ですが、「マネーフォワードはどんな会社ですか?」「どんなスタンスでサービスを開発・提供しているのですか?」という候補者からの質問に対しては、必ずCSのエピソードを紹介しています。それらの問いに対して、わかりやすく組織の雰囲気やメンバーの想いを伝えられるからです。
そんなCSについて、今回は客観的な視点で感じるところを言語化したいと考えました。日頃の感謝と心からの尊敬の念を込めて。
なぜ「イルカ」なのかというと、イルカにまつわる神話に由来します。
諸説あることは重々承知しています。解釈がおかしい!という方もいることでしょう。ただ、神話に詳しい方も、ここは我慢して見逃していただけるとありがたいです。とにかく僕は、CSをイルカに例えたいのです。
前述の通り、サービスにおけるユーザーの旅の案内人であるCSと共通するものがあります。
CSには元バンドマン(しかもガチ)が多いです。 ※当社調べ
という点もそうなのですが、何よりイルカは「愛」「変身」「救済」の象徴でもあると言われています。
もはや説明不要、タイトルのママなのですが、誰よりもサービスを愛し、ユーザーを愛しているのがCSだと思っています。
少し前の記事でも紹介がありましたが、僕が最も好きで当社のCSを象徴していると思うのが下記の考えです。
自分たちの仕事がなくなることを目指す。
なぜなら、その状態が真にユーザーの課題を解決している状態だから。
だからこそ、サービスの改善のためにユーザーの声に心から耳を傾け、開発にも提言をする。
僕が持っていた認識と大きく異なる価値観を持つ当社のCSに、大きな衝撃を受けたのを憶えています。
一方で、エンジニアからはCSに対して、こんな話を聞いたことがありました。
職種は違えど、同じ想いを持ってユーザー、サービスと向き合っていないと、こんな発言は出てこないと、同じく衝撃を受けたのを憶えています。
CSとエンジニアがこのような考えでいるからこそ、下記の記事のような関係性が生まれ、より良いサービスの開発・提供に繋がってくるのだと確信と自信を持って言えます。
先日、当社のCS責任者の高橋が、下記の記事を執筆しました。
自虐的に「人材輩出組織」だと表することもありますが、実際にCSから他組織に異動(同時にジョブチェンジ)した方々は、誰もが異動先で活躍しています。
CSは、エンドユーザーのこと、サービスの機能面のことを一番よく理解しており、当社においてはさらにドメインの知識(会計・給与などの専門知識)も持ち合わせています。
そういった人材が、社内のセールスやカスタマーサクセス、開発組織から求められ、実際に活躍するのは素晴らしいことですが、ある種必然のことだと思うのです。
また、何よりCSで培った自分自身のスキルと経験を用いて、ユーザーのためにより良いサービスを提供するために、CS以外の職種にチャレンジする姿勢を持っていることを、誇りに思います。
手前味噌ですが、前述のような考えに到ったのも当社のCSと出会ったからであり、感謝と尊敬しかありません。
今回は一部の役割について言及しましたが、僕が考える「CS」に少しでも共感いただけたら嬉しく思います。
マネーフォワードのサービスとユーザーの旅は続きます。
そして、きっとそこには、愛に溢れた「イルカ」の存在があるはずです。