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初めまして、こんにちは!モビルス新卒一期生です。
まだ入社して3週間しか経っていないのですが、とはいえ3週間というのは何かを学ぶには十分な期間です。本記事を書くことが決まり、何をテーマに書くか迷いに迷った結果、折角なので学んだことの中から何か書きたいと思いました。
特に今回は会社の価値観を皆さんに知ってほしいと思い、モビルスのバリューとそれを実際に体感したエピソードを執筆することに決めました。
Empowering to challenge
「Empowering to challenge」は7つあるモビルスバリューのうちの1つで、「新しい価値を創造する先駆者になろう。失敗してもいい、挑戦した人を称え、共に支えよう」という価値観・行動指針です。
本記事では、私たち新卒生が3週間研修を受けた中で、「Empowering to challege」を実感した一例として、新卒担当朝倉さんに研修企画についてインタビューを行いました。
新卒研修を企画することになった経緯を教えてください
はい!実は、モビルスの採用はこれまで中途の方がメインで、新卒の採用は今年が初めてでした。
なので新卒向けの研修制度も当然なくて、、、
そんな中で私が新卒採用担当として入社したので、「じゃあ、これは私が作るしかないな!」と思って、今回、新卒研修を企画することになりました。
研修を企画するにあたって特にこだわったポイントはありますか?
3つあります。
1つめは、参加型の研修を作ることです。
自分の新卒のときのことを思い返してみるとインプット型の研修ばかりで…。毎日行われる小テストに合格するために、講義の範囲を徹夜で暗記して、実務に出た時には全く覚えていないなんてこともありました。なので、今回の研修では詰め込むばかりではなく頭を使って体験できる研修を意識して、ワークショップ形式の講義やデモ体験、開発ワーク、現場訪問の機会などを取り入れました。
新卒生「まさにこの記事執筆も参加型の研修の一つですね!」
その通り!皆さんが体験してたくさん考えてくれていたら嬉しいです!
2つめは、会社理解・業界理解・自己理解を深めてもらうことです。
私たちの主要顧客であるコンタクトセンター業界って、新卒の皆さんには仕組みとかシステムも含めてあまり馴染みがないと思うんですよね。なので、どうやったらより理解してもらえるかっていうのはかなりこだわって考えていて、研修プログラムは概要・トレンド・歴史・システムの四部構成で組むように意識しました。
3つめは、インプットの時間とアウトプットの時間を両方作ることを意識しています。
1つめとも繋がることですが、学んだことをしっかりと理解するには、自分の言葉として落とし込んでもらうことが大事だと思うので、特にアウトプットの時間は大切にしました。例えば、毎週月曜日に提出してもらう研修レポート。まとめ方は特に指定せず、あえて自由に書いてもらい自分の言葉で整理する時間をつくりました。お互いの気づきや視点を共有してほしいので、そのレポートをお互い発表しあう時間も用意しています。研修の最後には振り返りテストも実施する予定なので、インプットした知識を自分の言葉で説明できるように頑張ってください!
新卒生「研修の順番にもこだわられていると感じたのですが。。。」
はいそうですね。確かにおっしゃっていただいた通り、よく気づいてくれたなと思って嬉しいです。より理解を深めてほしかったので、全体像を把握してから詳細について学べるように研修の順番にもこだわりました。
まず初日には、石井社長による「会社の現在・未来を語る」研修を受けていただきました。これを研修の最初に実施することは、モビルスという会社を知ってもらうためにずっと前から決めていて、石井社長のスケジュールも早めから確保していました(笑)
そのあとは、モビルス製品を知ってもらうための研修を中心に組みました。そもそも製品のことがわからない状態で営業の話を聞いたとしても、何をどう売っているのか分からないですよね。なので、研修の序盤には営業の研修よりも製品・開発の研修を優先して組み込もうと思っていました。
研修企画を通して、一番楽しかったことはなんですか?
新卒の皆さんの成長を間近で感じられたことです。
「理解してほしい」「面白いと思ってほしい」という思いを込めて研修を企画していたので、最初はわからなかったことがわかるようになっていたり、面白いと感じてくれている様子を見たりすることに大きなやりがいを感じています。
新卒生 A「研修を一から受ける中で、だんだん内容がわかってきたなっていう実感があって、毎日ワクワクしながら参加してました!」
新卒生 B「研修の終盤にコンタクトセンターを見学させてもらったことで、知識だけじゃなく現場の雰囲気も実感できて、「こういうところが課題かも」とか、自然と気づきが生まれたのもすごくいい経験になりました。」
新卒生 C「研修中に「この人の話もっと聞いてみたいな」と思った方と個別に話す時間をつくってもらえて、理解も深まったし、仕事へのやる気もぐっと上がりました!」
想像以上に前のめりに参加してくれて、本当にありがとうございます!頑張って準備してきたことが実を結んだ気がして、とても嬉しいです!
逆に、一番難しかったことはなんですか?
新卒研修のノウハウがなかったので、プログラムの詳細を考えることが難しかったです。
前職でも研修の担当はしていたものの、既存の研修を運営する立場だったため、ゼロから研修を企画するというのは初めての経験でした。自分が新卒だった頃を思い返したり、他社の取り組みも参考にしながら工夫して研修内容を組み立てました。
もう一つ難しいと感じたのは、研修の講師を誰にお願いすればいいのかわからなかったことです。企画当時、私は入社してから日が浅かったため、社内の誰がどの分野に詳しいのかを把握しきれていませんでした。そんな中、社歴が長く社員からの人望も厚いUnit長の京野さんに相談したところ、「これに関しては〇〇さんが適任だよ」と的確なアドバイスをしていただき、研修内容に合った講師をスムーズにアサインすることができました。おかげで新卒メンバーにも満足してもらえる研修に仕上がったと感じています。
挑戦の途中でつまずいても、手を差し伸べてくれる人がいる。そんな環境だからこそ、新しいことにも安心してチャレンジできるのだと思います。
新卒生「まさにEmpowering to challengeですね!」
今後挑戦したいことはありますか?
研修体制のさらなる充実に取り組みたいです。
研修は入社時の一度きりだけではなく、半年、1年、3年…と継続的に実施することで、定着や活躍に繋がっていくものだと考えています。モビルスを選んでくれた方々が、生き生きとやりたいことを実現できるように、知識やスキルを身に着ける土台づくりを会社として支援できるような仕組み・体制を整えていき、後々には新卒だけでなく、中途で入社された方もスムーズに組織に馴染み、力を発揮できる環境が整うようになったらいいと思います。こうした取り組みで、「働きたい」「働き続けたい」と思ってもらえるような会社を実現して、将来的には採用活動や組織づくりにも良い影響を与えていけたらと考えています。
最後に、新卒生への想いを聞かせて下さい
中長期的には、モビルスの文化の中で1から育った新卒生がコアメンバーとして活躍する姿を見たいです。
短期的には、皆がやりたいことにどんどん挑戦していって欲しいと思います。新卒1期生として不安もある中、モビルスへの入社をしていただきとても感謝していますし、面接から担当していた皆様がここにこうして座っているだけで、とても嬉しいです。
心から挑戦を応援しています。
新卒生の感想
新卒一期生として入社しましたが、研修体制が整っているのかどうか、いきなり業務に取り掛かるのではないかという不安が入社前にあったんですけど、いざ始まってみると会社・業界の理解から入る構成になっていたし、その中でも現場見学や研修の振り返りなどアウトプットの場が多く設けられており、自分のものとして知識が身についた実感があります。そしてそれは、インプット研修を担当してくれた講師陣のおかげでもあり、そのチョイスも含めて本当によく考えられていた研修だったと思います。これからなお研修体制は整っていくと思いますし、来年はどのような研修になるのか(来年研修は受けませんが、、、)楽しみです。
まとめ
今回は、モビルスバリューの一つである「Empowering to challenge」を実際に体感したエピソードとして、モビルス人事一年目の朝倉さんの新卒研修企画について執筆いたしました。
挑戦させてくれる、そして頼ったら支えてくれる環境があることに感謝し、自分たちも失敗を恐れず挑戦していきたいと思います。