そう語るのは、キャリア採用支援チームの橋本萌恵子。大手銀行、大手人材会社を経て2022年1月にみらいワークス(以下、MWS)に入社。MOREWORKS*の立ち上げという大事なタイミングで子どもを授かり、育児休業の取得を決意しました。育休取得への不安、復帰後の仕事と育児の両立、そしてチームの支えによって変化していった想いに迫ります。
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プロフィール
キャリア採用支援チーム 橋本 萌恵子(Hashimoto Moeko)
大手銀行での窓口業務・後方事務を経て、大手人材会社にてリサーチ業務やアシスタントとして従事。2022年1月、リファラル経由でMWSに入社。MOREWORKSの立ち上げに携わる中で第一子を出産し、育児休業を取得。復帰後は時短勤務からフルタイムへ移行し、現在はキャリア採用支援チームにてチーム運営にも携わりながら、第二子の育休取得に向けた引き継ぎを進めている。
「抜けると、上司が1人になる」立ち上げ期の葛藤
ー まずは、MWSに入社されたきっかけを教えてください。
前職はサポート業務がメインでしたが、大きな会社だったので業務の役割分担がしっかりしていました。その分、自分から新しいことに挑戦する機会はあまり多くなく、少し物足りなさを感じていたんです。
そんな時に知人からMWSを紹介してもらい、リファラル経由で入社しました。
ー 育児休業を取得された当時は、どのようなお仕事をされていたんですか?
当時は株式会社ハイブ(現在のMOREWORKSを手がけていた企業)をM&Aし、MWSとしてMOREWORKSの事業を立ち上げることが第一のミッションでした。そして、事業としての土台を整えると同時にクレーム対応や未処理案件の処理も行っていたので、非常に慌ただしい状況だったと思います。
ー そのようなタイミングの中で、上司への相談はどのようにされましたか?
つわりが出始めたタイミングで、上司に1on1の時間を取ってもらいました。最初は退職の話だと思われていたようで、少し不安そうな様子で「やめるの?」と聞かれました(笑)。
妊娠を伝えるととても喜んでくれて、「どこまでできそう?」と上司の方から話を振ってくれたので、すごく話しやすかったです。
ー育休の取得を決めた際に、不安はありましたか?
はい。一番の不安は、自分が抜けることで上司が1人になってしまうことでした。
チームメンバー自体は他にもいたのですが、MOREWORKSに携わっていたのは上司と私の2人だけでした。MWSの事業として土台をつくり、サービスの登録者やクライアントとの関係を築いていく大切な時期でもあったため、関係者を巻き込みながら進める中で、「本当に大丈夫かな」という不安は大きくなっていきました。
後任のために、できることを全部残す
ー 引き継ぎはどのように進められましたか?
産休に入る5月に合わせて、4月に後任の方に入社していただきました。引き継ぎで一番意識したのは「前提を合わせること」です。
社内用語のリストを作ったり、マニュアルも言葉の定義から丁寧に書くようにしました。自分の業務をこなしながら引継ぎを完了させるのは大変でしたが、タスク管理を徹底することでなんとか乗り切れたと思います。
ー 育休中の会社との関わりはいかがでしたか?
人事担当者の方が適切なタイミングで手続きの案内をしてくれたので、自分で調べる必要がなくて助かりました。育児中はどうしても子どものことで精一杯になってしまうので、こうしたサポートがあるのは本当にありがたく、子育てに専念することができました。
また、チームのメンバーとも個人的に連絡を取り合っていました。休職中も、子どもを連れてメンバーとランチに行ったりしていたので、孤立した感覚は全くなかったですね。
ー 復帰時に苦労された点はありましたか?
正直、ほとんどありませんでした。
復帰すると、チームのメンバーが「橋本にお願いしたいことリスト」を作っていてくれたんです。復帰前は「何から手をつければいいのか」「今の自分にできることはあるのか」と漠然とした不安がありましたが、そのリストを見て心が軽くなりました。
そんな気遣いをしてくれるチームメンバーの優しさに甘えつつ、安心して復帰することができました。
育休を経て見えた、チームの力
ー 時短勤務での育児との両立はいかがでしたか?
保育園の送り迎えもあり、復帰直後より時短勤務を希望しました。
日々のルーティンを作ることには苦戦しましたが、主人の職場も育児に理解がある会社だったので、夫婦で調整しながら仕事と育児を両立できています。
育休中のペースに仕事が加わると自分の時間が一気になくなりますし、子どもが頻繁に風邪をもらってきてお休みが増えたり、といったイレギュラーも多くありました。
そのたびに「申し訳ないな」と感じることもありましたが、上司が「子どもが小さいんだから当たり前だよ」と理解を示してくれたことで、気持ちが楽になりました。
周囲の理解が、本当に大きかったと感じます。
ー 育休を経て、仕事に変化はありましたか?
チームを客観的に見られるようになったことが、一番のプラスの変化でした。10ヶ月離れてリセットされた状態で戻ってきたことで、「ここはもう少し改善できそうだな」とか「これは今やらなくていいかもしれないな」とか、以前は見えていなかったことに気がつくようにもなりました。
そして何より、復帰後にチームからたくさん支えてもらった経験を通して、「メンバー同士がお互いを評価し、称え合う場を作りたい」と改めて考えるようになりました。
その想いから、チーム内で「みらイズム賞」の表彰を始めました。メンバー全員がお互いの働きぶりを、みらイズム*に沿って評価し合うもので、今も半期に1回続けています。日頃から他のメンバーの動きを意識することで、自分自身の学びにもつながっていると感じていますし、これは育休で一度外からチームを見たからこそ得られた視点だと思っています。
こうした経験があったからこそ、現在予定している第二子の育休についても、不安なく取得できると感じています。
*「みらイズム」:私たちMWSがプロフェッショナルとして成果を出し続けるために体現している5つの行動指針
育休取得に不安を感じている方へ
ー 最後に、育休取得に不安を感じている方へメッセージをお願いします。
育休を通して周囲のサポートを再実感し、改めて感謝の気持ちが芽生えました。この期間があったからこそ、客観的に仕事を見つめ直し、復職後もより前向きに取り組めています。
不安はあると思いますが、得られるものは想像以上に大きいです。迷っている方も、ぜひ一歩踏み出していただけたらと思います!