「何をするかより、誰と働くか。」
そう語るのは、エンタープライズ部部長の高橋佑静。2019年に業務委託としてMWSに参画し、その後正社員へ。20年以上人材業界を歩んできた高橋は、なぜMWSを選び、今もこの場所で挑戦を続けているのか。MWSで働く理由、そしてこの仕事の魅力について聞きました。
エンタープライズ部 部長
高橋 佑静(Takahashi Yusei)
岩手県出身。派遣営業・人材紹介・採用コンサルティングなど人材業界における様々な契約形態を20年以上経験。メディカル業界(製薬・医療機器・CRO・SMO・病院系)を中心に長く携わる。2019年7月に業務委託でMWSに参画後、正社員に転換。現在はエンタープライズ部の部長として、大手企業をターゲットとしたプロ人材事業を牽引しながら、メンバーの育成にも力を注いでいる。
思いがけないキャリアの転機から、人材業界へ
ー まずは、MWSに参画する前のキャリアについて教えてください。
実は、もともと人材業界には全く興味がなかったんです。
ファッションやアパレルが好きだったので、自分で化粧品を調合できるような環境に行きたいと思い、最初は小さな化粧品会社を選びました。
3月から「人が足りないから手伝ってほしい」と言われ、その化粧品会社でアルバイトを始めたのですが、4月の入社直前にその会社がなくなってしまって。みんなが入社式を迎えるタイミングで、職を失うことになったんです。
そこで就職活動をやり直し、ある人材会社に技術職として採用されたのですが、派遣先のプロジェクトが終了し、急遽営業に挑戦することになりました。営業職は想定外でしたが、正直、給料をもらえるなら何でもやる、という感覚に近かったですね。(笑)
ー その後、人材業界の魅力に気づいたのはいつ頃ですか?
転職活動中に、初めて人材以外の業界の話もいろいろと聞いてみたのですが、その会社に自分が入ったところを想像してみても、面白味を感じなかったんです。
その時、「あ、自分は人材業界向きなんだ」と気がつきました。それ以来、ひたすら人材業界だけを受け続けました。
物を売る仕事は商品が決まっていますが、人材の場合はその方の経験もそうだし、お客様が求めているものも全部が違うので、パズルのピースを探すのではなく、ピースを作ることができる。2つとして同じものがないことが人材業界で働く面白さでもあり、魅力だと感じています。
そこから、人材紹介、採用コンサルティング、業務委託と、人材業界におけるほぼ全ての契約形態を経験してきました。
特にメディカル業界(製薬や医療機器、CROやSMOといった領域)に長く携わってきたので、業界特有の商習慣やクライアントが抱える課題への解像度はかなり高いと思っています。どの形態も、根っこにあるのは「その人に合った場所を一緒に考える」ということ。それがずっと自分の仕事の軸になっています。
「何をするかは後で変えられる。誰と働くかが全て」—MWSへの参画を決めた理由
ー 数ある企業の中で、MWSに正社員として入社を決めた理由を教えてください。
もともとMWSに社員として入るつもりはなかったんです。自分で会社を経営していたので、それを続ける前提で参画しました。
ただ、参画直後に正社員を求めるニーズがあり、人材紹介は法律上、会社の社員でなければできないので、「このまま離れるか、社員になるか」という選択を迫られる形になりました。
ー その時に、社員になることを選んだのはなぜですか?
一言で言うと、一緒に働いているメンバーの存在が決め手でした。
組織で動くとなったら「誰と一緒に働くか」を一番大事にしているので、MWSの雰囲気、代表の岡本さんが醸し出す空気、一緒に働くメンバーの人柄。それが肌感覚で合ったんです。
何をするかは、入ってから自分で変えられると思っています。でも、誰とやるかは簡単には変えられない。当時、会社の人数は50人ほどでしたが、その一人ひとりの良さを感じられたことが、最終的な決め手になりました。
自分の成長より、メンバーの成長が面白い
ー 現在の仕事でやりがいや面白みを感じるのはどんな瞬間ですか?
若いメンバーたちが、これまでできなかったことをできるようになった瞬間ですね。その成長をそばで実感できる時が、一番面白いと感じます。
自分自身の成長には、正直全く興味がなくて。(笑)
やっぱり「人」なんです。すべてはそこにあると思っています。
ー 具体的に印象に残っているエピソードはありますか?
部のメンバーでもともと口数が多いタイプではない方がいるのですが、最初はやる気を内に秘めているタイプで、自分から強くアピールすることはあまりなかったんです。
ですが、「思っていることがあるなら、どんどん言っていい」と伝え続けていくうちに、少しずつ外に出るようになってきました。
今では、自分の考えを伝えることや、周囲を巻き込むことにもきちんと向き合えるようになり、その印象も大きく変わりました。
また、新卒メンバーが会食の場で得た情報をもとに、自ら提案を組み立てて行動に移してくれたこともあります。結果以上に「自分で考えて動いた」姿を見ると、本当に嬉しいですね。
ー チームのメンバーとコミュニケーションを取る上で、意識していることはありますか?
相手の人柄や考え方に合わせることですね。
褒めて成長する人もいれば、指摘した方が伸びる人もいる。まず相手を知ることが大事だと思うので、今でもメンバー全員と1on1をしています。
ー 1on1ではどんな話をされるのですか?
仕事の話ももちろんしますが、それ以上に「人を知ること」を意識しています。
関心がどこにあるのか、何を楽しいと感じるのか。服の話で30分が終わることもありました。(笑)
その人が何に興味を持っているのかが分かると、どんなマネジメントが合っているのかが見えてくるんです。
MWSで活躍できる人とは
ー ご自身の経験を通して、MWSで「活躍できる人」とはどんな人だと思いますか?
全ての物事を自分事として捉えられる人。主体性がある人。これに尽きると思います。
必ず壁にぶち当たる場面はあると思いますが、そこで変化を起こせるかどうかが大きいかなと。
成長が伸び悩むケースを見ていると、自分の現在地を正確に把握できていないことが多いと感じます。周りから「今はここだよ」と伝えられていても、本人の中ではすでに次のステージにいるつもりになっていたり、一方で変化を素直に受け入れられる人は、やはり強いと感じます。
また、営業においては個人的に「鈍感力」も大切な要素の一つだと感じています。すべてを真に受けてしまうと精神的に消耗してしまう場面もあるため、適度に受け流しながら、自分の成長に目を向けられる人が向いていると思います。
小さな組織が大きな組織を育てる
ー 今後のチームのビジョンについて教えてください。
リーダーをもっと増やして、マネージャーを育てていきたいです。組織を成長させるためには、チームという小さな単位を増やしていくことが大事だと思っています。
小さな組織同士が切磋琢磨することで、全体が伸びていく。そんな状態をつくっていきたいですね。
もちろん仕事ができることは前提ですが、トラブルやプロセスを理解し、責任を持てる人にこそリーダーを任せたいと考えています。経験を通して土台をつくった人が、次の世代を育てていく。そんな循環をつくるのが目標です。
未来の仲間へ—失敗を恐れず、風土で選んでほしい
ー 最後に、転職や挑戦に迷っている方へメッセージをお願いします。
一番伝えたいのは、失敗を恐れないでほしいということです
挑戦には必ず失敗がつきものですが、前向きな挑戦であれば、MWSはそれをきちんと受け止めてくれる環境です。
また、会社を選ぶ際は、ブランドや条件だけでなく「風土が自分に合うかどうか」を大切にしてほしいですね。特に1社目は、完璧な正解を探すというより、まずは飛び込んでみることも一つの選択肢だと思っています。その経験があってこそ、自分に合う環境が見えてくることもあります。
落ち込むことがあってもいい。ただ、その時間にとどまるのではなく、「今をどう使うか」を考えて前を向ける人と、一緒に働けたら嬉しいですね。