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【座談会】メディアの収益を最大化!成長を続けるマイクロアドの「メディア部」が語る仕事の面白さ、部署間の連携、そして未来の挑戦
Webメディアの収益向上をミッションに掲げるマイクロアドの「メディアデータビジネス本部(通称:メディア部)」。
多様なキャリアを持つメンバーが集い、SSP「MicroAd COMPASS」の拡販を担うメディアパートナー部(通称:MP部)と、メディア全体をコンサルティングするメディアソリューション部(通称:MS部)の二軸で、メディアの課題解決を推進しています。
今回は、異業種からの転職者、新卒入社からマネージャーへ昇進したメンバー、そして社内異動でキャリアを広げたメンバーという、それぞれの分野で活躍してきた3名に集まっていただきました。多角的なキャリアを活かして働く面白さと、マイクロアドならではのメディア収益化コンサルティングの魅力について語り尽くしてもらいました。
【登場人物】
野上 大志(のかみ たいし)…メディアソリューション部所属。人材系メガベンチャーでWebメディア立ち上げ(編集・集客)を経験後、マイクロアドへ中途入社。
都留 裕季(つる ゆき)…メディアパートナー部所属。2022年新卒入社の若手マネージャー。
竹田 玲美(たけだ れみ)…メディアパートナー部所属。2024年新卒入社。 入社1年目は広告主向けを担当。2年目からメディア部へ異動。
1. キャリアを活かした「メディア収益化」への挑戦
異業種からの転身と、一貫した「メディア愛」
― まずは野上さん、異業種からメディアの収益化に飛び込んだきっかけを教えてください。
野上: 新卒で入った会社でオウンドメディアを立ち上げ、集客やコンテンツ制作に携わりました。その中で、好きなメディアの収益、マネタイズという真逆の側面に面白さを感じたんです。自分でメディアコンサルをやりたいと考えていた時、採用担当者経由で声をかけてもらい、マイクロアドに合流しました。エンハンス(マイクロアドの子会社)に入ってからの5、6年間、一貫してWebメディアの収益コンサルティングを続けています。
― 竹田さんは、社内で部署異動を経験されたのですね。
竹田: はい。1年目はPG(パートナーグロース)部でDSP(広告主向けプラットフォーム)の営業をしていました。広告を「どう出すか」を提案する役割から、メディア部に異動して「どう受け入れるか」「どう収益を最大化するか」という全く逆の立場になりました。広告主側の経験があるからこそ、媒体様との期待調整や、営業の仕方が大きく変わるのを実感しています。どちらの側面も経験できるのは、営業としてすごく面白いですね。
― 都留さんは新卒から一筋で、若くしてマネージャーになられています。
都留: 大学在学中に元々ライターをしていたので、入社後はWebメディアというコンテンツに携われるこの事業を希望して入社しました。最初は広告枠を単純に売ることから始まりましたが、年数とともにWebメディアへの知見が増え、広告枠販売にとどまらない収益化の仕組みづくりを提案できるようになったことに成長を感じます。今はマネージャーとして、チームの牽引と中長期的な戦略立案にも挑戦しています。
MP部:対応力と信頼関係が命綱
― MP部のお二人は、競合も多い中でCOMPASSを拡販するためにどんな工夫をされていますか?
竹田: 営業する相手が個人ブロガー様から大手媒体社様まで幅広いので、それぞれに合った提案を心がけています。特に大切なのは、相談のしやすさ、人の良さです。すごい言い方ですが、「友達みたいに話せる」ような関係性を意識していて。数値が悪かったとしても、すぐに対応する姿勢や信頼関係が、マイクロアドが選ばれる理由の一つだと感じています。
都留: プロダクトとしては、やはりDSPとSSPを自社で持ち、デマンド側のブランド案件を活かせる点ですね。競合と比較して「綺麗目かつ高単価な配信」を実現できるのが強みです。そして、新しい高単価フォーマットなどの開発力も、顧客の期待に応えるための重要な要素です。
2. マイクロアドのアセットで実現する「ゼロベースコンサル」
MS部:データと運用ノウハウで収益基盤を作る
― 野上さん、MS部ではCOMPASS以外のマイクロアドのアセットを具体的にどう活用しているのでしょうか?
野上: Webメディアの収益の根幹はGoogleのプラットフォームにあるため、まずはその「Google アド マネージャー」の運用業務委託という形で、専門知識とリソースを提供しています。これまで培ってきた運用ノウハウを細かく活用し、メディア様の安定収益に貢献します。
さらに、直近で増えているのが、マイクロアドのデータプラットフォーム「UNIVERSE」を活用した商品企画です。メディア様のデータ(UNIVERSEタグ)を分析し、メディアの営業担当者様と一緒に「何を売っていくか」をゼロベースで作り上げます。自社のプロダクト開発だけでなく、お客様の商品まで一緒に作る、というのがMS部の大きな特徴です。
部署連携がもたらすシナジー
― MP部とMS部、異なる強みを持つ部署が連携することで、どのようなシナジーが生まれていますか?
野上: MP部が短期的な収益改善という「入り口」でお客さんのグリップを強くしてくれています。その中で、MP部だけでは解決できない中長期の課題や、コンサルティングが必要なメディア様に対し、MS部がマイクロアドの全アセットを活用した提案でジョインする。MP部のバイタリティとコミュニケーション力、MS部の専門知識と多角的なソリューション提供が組み合わさることで、お客様へのアプローチが非常に多角的になっています。
都留:MSと連携することで、足元の売上拡大だけでなく、将来の市況を見据えた戦略にまで踏み込めるようになりました。持続的に収益が伸びる仕組みを構築できるのは、お客様にとっても大きなメリットだと評価いただいています。
― 顧客であるメディア運営者は、マイクロアドのコンサルティングをどのように評価していると感じますか?
野上: 私たちがデータカンパニーとして、DSPからSSPまでデジタル広告の「商流の全て」を持っている点を強く評価いただいています。運用型広告(受け身の収益)が市況の影響で落ち込む中、「自分たちの広告商品を作っていかないと安定しない」という課題を持つメディア様が増えています。そんな時、UNIVERSEを使って純広告の営業支援までできるのはマイクロアドならでは。両軸で売上が伸びたというお声をいただくときが、一番「相談してよかった」と言われる瞬間ですね。
3. 活躍する「人」とマイクロアドのカルチャー
若手のバイタリティとインテリジェンスの両立
― Webメディアの収益向上支援という仕事の面白さや、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
竹田:広告主向けプラットフォーム側の仕事と違い、メディア側の収益はデイリーで数値が変動します。自分が提案した新しいフォーマットや運用調整が、次の日の数値に直結するダイレクトさや、収益を追っていく難しさが面白いです。
野上: 「決まったやり方がない」ところが魅力です。MS部の提案は毎回ゼロベースで、社内・社外の様々な人を巻き込みながら資料を作り込みます。この中長期的な取り組みが最終的に決まった時、そしてお客様の事業が成長していくのを見るときに、大きなやりがいを感じます。
― 「マイクロアドでしかできない」と感じるユニークなことはどんなことでしょうか?
野上: やはりDSPとSSPを持ち、そこにデータカンパニーのアセットを加えたゼロベースの企画ができる点です。そして、若いメンバーのバイタリティと、役員層の豊富な知見(インテリジェンス)が両立している点も魅力です。どちらかというと「考えて走る」より、「走りながら考える」ベンチャーマインドがあり、新しい企画や座組が次々と生まれるので、飽きることがない環境です。
― そんなメディアコンサルタントとして、マイクロアドで活躍するのはどのような人だと思いますか?
都留: 細かい数字の分析が得意なこと。そして、やはり「媒体側の課題を自分事として捉えられる人」ですね。お客様に寄り添い、真のパートナーとして一緒に走るマインドが大切です。
竹田: チームで支え合うカルチャーがあるので、人とコミュニケーションがしっかりと取れる誠実な人。自分の意見や思っていることを、嘘なく正直に言える人が活躍できると思います。
野上: 決まった商品がない無形商材なので、「ないものを売る、作って売る」ことに興味がある人。自分のアイディア次第で、マイクロアドの全てのアセットを使い、お客様の課題を解決できる。そこに面白さを見出せる人は、必ず活躍できると思います。
4. 今後の目標と読者へのメッセージ
― 今後の目標や、挑戦していきたいことを聞かせてください。
都留: COMPASSだけでなく、マイクロアドで提供できる全ソリューションを連携させ、大枠で媒体全体をサポートできる状態にしていきたいと思っています。MP部のマネージャーとしては、他部署とのシナジーをさらに強化し、SSP事業としてのナンバーワンを目指せるような組織・環境作りを目指していきたいです。
竹田: 私は大手メディア様の担当にシフトするので、そこでしっかりと売上基盤を伸ばすことです。そして、デマンド側の知見を活かし、媒体社側からも広告主へ提案ができる多角的なスキルを身につけていきたいです。
野上: 「マイクロアドがコンサルしている」というイメージはまだ薄いと思うので、MS部として商品をどんどんリリースし、ブランディングを強化すること。そして、僕たちを選んでくれたお客様のメディアが、市場で勝ち残っていくための支援を継続していきます。
― 最後に、メディアコンサルティングに興味を持つ読者へメッセージをお願いします。
野上: マイクロアドのメディア部は、データ、DSP、SSPという非常に強い武器を複数持ち、ゼロベースで新しい事業を創造できる場所です。多様なキャリアを持つメンバーが在籍し、中途でも新卒でも、その力を活かせる土壌があります。「メディアの未来を創りたい」「難易度の高い課題に挑戦したい」という方は、ぜひ私たちのチームへ飛び込んできてください!
都留: メディアコンサルティングは、お客様と肩を並べて同じ目標に向かって走る、非常にやりがいのある仕事です。細かい数字へのコミットメントが必要ですが、その分、成長をダイレクトに感じられます。真摯に課題に寄り添える方と一緒に働きたいです!
竹田: 営業として、広告主側と媒体側の両方の知識を身につけられるのはマイクロアドならではの魅力です。人と話すのが好きで、自分の経験やアイディアを活かして営業の幅を広げたいという方にはぴったりの環境です。
編集後記
今回の座談会を通して、マイクロアドのメディア部が単なるSSPの販売組織ではなく、メディアの事業成長を多角的に支援するプロフェッショナル集団であることが強く伝わってきました。
中途入社で専門性を極める野上さん、新卒入社でリーダーシップを発揮する都留さん、異動で視野を広げた竹田さん。異なるキャリアや強みを持つ3名が、「メディアの収益最大化」という共通のゴールに向かい、部署の垣根を越えて連携している姿は、まさに成長企業のカルチャーそのものです。
「ないものを創る」という野上さんの言葉通り、既存の枠にとらわれず、新しい価値創造に挑戦したい方にとって、マイクロアドのメディア部は最適なフィールドでしょう。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ、その「ゼロベースの挑戦」にご参加ください。