ーごあいさつ・自己紹介
2025年11月に入社した小林さくらです。
mediphone医療支援部カスタマーサクセスチームに所属しています。契約医療機関様へのオンボーディングや日々のお問い合わせ対応、アップセル・クロスセルのご提案などを担当しています。前職とは全く異なる業務になるので、パソコン作業から教えてもらうことが多い日々で、「大変だな」と感じることもあります。でも、今はすべてが新鮮なので新卒みたいな気持ちで毎日がキラキラしています。
▲医療支援部メンバーと業務中の様子
ーこれまでのキャリアについて
看護学部を卒業後、都内大学病院のNICU(新生児集中治療室)でキャリアをスタートし、その後は地元の地域包括ケア病棟にて高齢者看護や在宅復帰支援に従事してきました。
看護師としての視野を広げるためにあえて選んだ、人の「命の始まり」から「人生の締めくくり」という対極にある二つの臨床現場。この両極端なフィールドを自らの足で歩んだことで、どのライフステージにおいても、コミュニケーションやサポート体制の不足が現場の負担とケアの質を左右するという、看護の本質的な課題に辿り着きました。
ー看護師からキャリアチェンジを考えたきっかけ
大きな転機となったのは、コロナ禍のNICUで外国籍の母子を担当した際の経験です。
本来、日々の小さな成長を分かち合い、ケアを通じて母子の愛着形成を支えることが看護師の役割です。しかし、言葉の壁があることで十分なコミュニケーションが取れず、関わりは表情やジェスチャーといった限られた手段にとどまってしまいました。
本来であれば共有できるはずの「今しかない可愛い瞬間」などが伝えきれず、ご家族の不安にも十分に応えられない状況が続き、「個別性のある看護」が実現できていないことに強いもどかしさを感じました。
医療者は本来、目の前の人に寄り添い、その人にとって最適な支援を提供したいという想いを持っています。しかし、言語が通じないという理由だけで、その想いや専門性が十分に発揮できない状況に違和感を持つようになりました。
こうした経験を通じて、この課題は現場の努力だけで解決できるものではなく、医療を支える仕組みそのものに起因しているのではないかと考えるようになりました。
看護師を続ける道もありましたが、現場のジレンマを解消するためには、自分の立場を変え、異なる形で医療を支える必要があると考え、キャリアチェンジを決意しました。
▲看護師として勤務していた時の写真
ーメディフォンとの出会い
エージェントからの紹介でメディフォンの存在を知りました。当時は看護師として、言葉の壁によって本来提供したい看護が届かない、というもどかしさを強く感じていた時期でした。その課題を「仕組み」で解決しようとするメディフォンの存在を知り、臨床現場を知る一人として「これこそが今の現場に必要だ」と直感しました。
ー入社の決め手
「医療者の持つ優しさや奉仕の心を、言葉の壁によって制限させたくない」という私の想いと、「新しい多様な社会のための医療インフラになる」という会社のミッションが深く合致したことが最大の決め手です。
現場の内側からではなく、外側からインフラを整えることで、より多くのスタッフと患者様を支えたいと考え入社を決意しました。入社後、実際にサービスに触れた際も、一分一秒を争う現場で不可欠な「直感的な使いやすさ」を実感して、ぜひ、かつての同僚たちにも使ってほしい、と強く感じました。
ー入社後に感じたギャップについて
初めてのオフィスワークだったので、「みんなデスクで黙々と作業するのかな」なんて想像していました。でも、私が配属された医療支援部はとにかく会話が絶えません(笑)。業務の悩みやアドバイスが欲しい時も、その場ですぐに相談できるアットホームな雰囲気には本当に助けられています。「チームで動いているんだ!」という実感が持てるのは、良い意味で大きなギャップでした。
ー「面接」というより「おしゃべり」?ありのままの私を見てくれた選考
一番驚いたのは、やっぱり選考の時ですね。ガチガチの面接を覚悟していたのですが、部長の北村さんとはこれまでの人生の話や好きなお酒の話で盛り上がり、COOの山口さんとも「あれ、面談したっけ?」と思ってしまうくらい自然体でお話しさせていただきました。スキルだけで判断するのではなく、私という「人」を丸ごと受け入れてもらえる感覚が、不安だった異業種への転職を後押ししてくれました。
▲医療支援部メンバーと業務中の様子
ー最も共感しているバリュー:「敬意を持って率直に」
私は、このバリューが一番しっくりきています! もともと周りから「素直だね」と言われることが多いので、単純に自分の性格にピッタリな言葉なのかもしれません(笑)。
看護師としての経験や知識は、ビジネスの世界ではまだまだ「小さな力」かもしれません。でも、現場の空気感を肌で知っていることは、私なりの強みだと思っています。 「今、現場では何が起きているのか」をリアルに想像しながら、医療従事者の皆さんとしっかり目線を合わせてお話しできる。そんな自分にしかできない向き合い方を大切にしたいです。現場へのリスペクトを忘れず、でも改善のために必要なことは真っ直ぐに伝える。そんな「敬意を持って率直に」、を大切にしながら、チームに貢献していきたいです!
ーこれから挑戦したいこと
現場の気持ちを会社に伝え、会社の仕組みを現場に届ける「一番の理解者」になることが今の目標です。
ビジネスの世界ではまだ学びの途中ですが、看護師として培った視点を活かして、より医療の現場の体温が伝わるようなサービスづくりに貢献したいです。医療従事者の皆さんの真剣な優しさが、言葉の壁に邪魔されず真っ直ぐ届く。そんな環境を、一歩ずつ作っていきたいと考えています。
▲入社直後のキックオフの様子
—社内の仲間へのメッセージ
現場にいた頃は目の前の対応で手一杯で、「猫の手も借りたい」ともどかしく思う毎日でした。そんな未経験の私をありのまま受け入れてくれた今の環境には、感謝しかありません。現場を知る自分だからこそできる形で、少しずつ恩返しをしていきたいです。
ーこれからジョインする人へ
「看護師以外の道はない」と思い込んでいた学生時代の自分に、外の世界にはたくさんの選択肢があるよと教えてあげたいです。これまでの経験は、形を変えても必ずどこかで活かせます。もし今の環境に悩んでいるなら、ぜひ勇気を持って一歩踏み出してみてください。