メディフォン社員のキャリアと価値観にフォーカスした企画。
今回は、2026年1月に入社した、メディフォンの開発部門の部長を務める孫震峰(そん しんほう)さんにお話を伺いました。
ーまずは担当業務や役割について教えてください。
2026年1月に入社した孫です。先月から業務委託としてメディフォンに関わり、その後正式にジョインしました。
現在は開発部の部長として、多言語医療通訳mediPhoneと健康管理システムmediment、2つのプロダクト開発チームのマネジメントを担当しています。あわせて、medimentではシニアエンジニアリングマネージャーも務めています。
技術の力を活かし、社内業務の改善やお客様への価値提供をより良い形で実現することが役割です。スピードと品質の両立を意識しながら、プロダクトを通じて社会全体に貢献していきたいと考えています。また、開発に限らず、各事業部を技術面から支えることも大切なミッションです。
▲執務スペースで業務中の様子
ーメディフォンに入社するまでの経緯を教えてください。
中国・山東省の出身で、大学・大学院までは中国で学びました。1998年に大学院の交換留学制度を利用して来日し、日本の方々の親切さや文化に触れ、「とても良い国だ」と感じたことが、日本での就職を決めたきっかけです。
新卒以来、ソフトウェアエンジニアとしてキャリアを積んできました。最初は100人規模のメーカーに就職し、その後、日産自動車、ソニーモバイルで約13年間スマートフォン開発に携わりました。さらに、カインズやファーストリテイリングなどでDX関連の開発を経験し、直近では自動運転分野のスタートアップでエンジニアリングマネージャーを務めていました。
前職は研究開発色が強く、技術そのものの完成度を追求する文化がありました。一方で、自分自身は、よりエンドユーザーに近いプロダクトを通じて、実際の体験価値を高めていく仕事にやりがいを感じるタイプだと再認識し、転職を考えるようになりました。
ーメディフォンへの入社の決め手はなんですか?
転職活動中にエージェントを通じてメディフォンを知りました。医療支援や健康管理というテーマに社会的な意義を感じ、強く興味を持ちました。
採用面談では、現場で直面している課題や今後目指したい姿を率直に共有してもらえたことが印象的でした。きれいな話だけでなく、現実をきちんと伝えてくれる姿勢に信頼感を持ちました。
現在50歳なのですが、企業規模よりも「自分の経験が本当に必要とされる場所で働きたい」という思いが強くなった時期でした。自分のこれまでの経験を活かして貢献できる余地があると感じたことが、入社の大きな決め手です。
ー入社前と後で、メディフォンに対する印象に変化はありましたか?
正直に言うと、入社前は「忙しくてピリッとした雰囲気なのかな」という印象を持っていました。面談で課題を聞いていた分、ある程度覚悟もしていたのですが、実際に入社してみると良い意味でギャップがありました。
特にビジネスサイドのメンバーはとてもエネルギッシュで、全社キックオフや懇親会でも明るく前向きな雰囲気があります。エンジニアも忙しい中でも前向きに取り組んでおり、全体として活気のある職場だと感じています。
また、創業期からプロダクトの開発に大きな影響を与えているエンジニアの田畑さんの、誠実で穏やかなコミュニケーションにも安心感を覚えました。
ー現在、仕事の面白さややりがいを感じるのはどんなときですか?
事業の成長スピードが非常に速い点は、スタートアップならではの面白さだと感じています。営業やビジネスチームの取り組みによって導入先が増え、それに伴い開発への期待も大きくなっています。
その分、限られたリソースの中で、既存機能の改善と新たな価値提供を並行して進める必要があり、常に優先順位の判断が求められます。スピードと品質のバランスをどう取るかは簡単ではありませんが、チームで工夫しながら前に進んでいくプロセスそのものにやりがいを感じています。
チームが前向きに取り組み、ビジネス側の期待に応えられる開発体制を整えていくことが、今の大きなチャレンジです。
ーこれまでで特に印象に残っている出来事やエピソードはありますか?
印象に残っているのは、開発環境の運用を見直し、効率化を進めた取り組みです。
当時、開発用データの準備に手作業が多く、特定のメンバーに負荷が集中している状況がありました。そこで、クラウド環境に自動化の仕組みを取り入れ、決まった時間にデータが自動生成・共有されるように改善しました。
その結果、作業時間が削減されただけでなく、チーム全体の生産性や心理的な余裕にもつながったと感じています。小さな改善ではありますが、「開発に集中できる環境を整える」ことの大切さを改めて実感した出来事でした。現在は、AIを活用した開発支援ツールの検討も進めています。
▲オフィスで開発メンバーと会話する様子
ー開発部門でのコミュニケーションや、リーダーとして意識していることを教えてください。
開発部では1on1を軸にコミュニケーションを取っています。個々の状況や悩みを把握し、できるだけ早くフォローすることを心がけています。
日常的なやり取りはSlackで行い、週1回の全体会議やグループミーティングで情報共有をしています。リモートと出社のハイブリッド勤務で、毎週水曜日は関東メンバーの出社日とし、対面でのコミュニケーションも大切にしています。半年に一度の開発部キックオフでは、mediPhoneとmedimentの開発メンバーが一堂に会します。
CTOの若狭さんとも毎週1on1で連携し、組織の方向性や品質向上、生産性改善について議論しています。
リーダーとして意識しているのは、メンバーの声にしっかり耳を傾けることです。やりたいことがあればできるだけ挑戦の機会をつくり、成長を実感できる環境を整えたいと考えています。また、注意が必要な場面でも、一方的に指摘するのではなく、良い事例を共有しながら自然に気づいてもらえる伝え方を心がけています。
感謝を言葉にすることも大切にしています。「ありがとう」をきちんと伝えることが、信頼関係につながると思っています。
▲開発メンバーの相談に、丁寧に耳を傾けている様子(撮影していることを忘れてお二人で作業に没頭してました・・・・!)
ー今後、部門として取り組んでいきたいことは?
最優先で取り組みたいのは、プロダクトの品質強化です。信頼性の高いサービスを提供することを前提に、お客様からの要望にスピーディーに応えられる開発体制を整えていきたいと考えています。
エンジニア組織としては、メンバーが「このチームで働くのが楽しい」「成長できている」と感じられる環境づくりを目指しています。そうした声を直接聞けることが、何よりのやりがいです。
メディフォンの5つのバリューの中では、「最善最速」に特に共感しています。価値を最短で最大化することを意識し、営業やCSとも連携しながら「提案しやすく、使いやすい」プロダクトづくりを進めていきたいですね。
▲インタビュー終了後、エントランスにて撮影。終始、素敵な笑顔でご対応いただきありがとうございました!
ーメディフォンと共に、今後どのように成長していきたいか教えてください。
自分自身のキャリアよりも、「これまでの経験をどう会社に還元できるか」を大切にしています。個人と会社がともに成長していく中で、自分の役割を果たしていきたいと考えています。
どれだけ高度な技術を使っても、エンドユーザーに価値が届かなければ意味がありません。常にユーザー視点を忘れずにプロダクトと向き合っていきたいですね。
現在はmediPhoneとmedimentの成長に注力していますが、将来的には新たなサービス立ち上げにも関わり、事業全体の拡大に貢献していきたいと考えています。そのためにも、開発部門の体制強化は欠かせません。
最終的には、mediPhoneとmedimentを全国で広く知られる存在にし、この分野で確かなNo.1のポジションを築いていきたいと思っています。