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こんにちは、medimo採用担当です。
今回は、カスタマーサクセス(CS)の小向さんに、これまでの経歴やmeidmoとの出会い、仕事内容についてお話を伺いました。
ぜひ最後までお楽しみください!
ハードだった理学療法士時代
ー まずは簡単に自己紹介をお願いします。
medimoでカスタマーサクセスをしています、小向です。大学卒業後は理学療法士として医療機関や介護施設、自費リハビリ施設などで働いていました。その後、理学療法士向けのオンライン教育を行う会社に勤めたり、ライター活動をしたりして、今に至ります。
ー様々な仕事をされていますね。大学はどちらに行かれていたのですか?
青森県にある、理学療法を学べる大学に通っていました。学科が一学年20〜30人ほどと小規模で、実習や勉強が大変な中、みんなで支え合いながら過ごしていました。
その後、千葉県にある回復期リハビリの病院で理学療法士として勤務しました。その病院には研究室が併設されていて、臨床と並行して研究をするのが“マスト”だったんです。毎日とても忙しくて、朝早く来て終電で帰るような生活でした…。笑
ーそれは忙しそうですね!どんな研究をされていたのですか?
最初は理学療法士らしく、補装具について研究していました。その後、新人教育を担当する立場になり、どのような指導方法が効果的か、実習のカリキュラムをどのように組めばよいのかといった教育に関する疑問が次々と湧いてきたため、教育についての研究を始めました。
さらに、まずは知識を深め、正しい情報を得ることが重要だと考え、論文の読み方や、その論文が本当に信頼できるものなのか、どのように見分けるのかについても研究を重ねました。
とにかく、興味を持ったことを徹底的に掘り下げていくような姿勢で取り組んでいました。
オンライン教育の会社へ転職
ーそこからオンライン教育の仕事に転職されたのは、チャレンジ精神がすごいですね!きっかけは何だったんですか?
ちょうどその頃、YouTubeで理学療法士向けの教育コンテンツが増え始めていたんです。でも、良質なものとそうでないものが混在していて……。間違った教育が広がると、最終的に被害を被るのは罪のない患者さんたちじゃないですか。
そんな中、当時勤めたのはいわゆるベンチャー企業で、「正しい知識を広めること」に注力していました。その理念に共感し、入社を決めました。そこでは勉強計画や方針の策定、コンテンツ企画などを担当しました。
medimoでCSとして働く日々
ーmedimoに入社を決めたきっかけについて教えてください。
最初に知ったのはTwitterでした。リハビリ事業に特化した生成AIの記事を読んで、「ついにリハビリ分野にもこういう技術が入ってきたんだ!」とワクワクしました。正直、病院で働いていたときに欲しかったですね(笑)。
その後、紹介を受けて入社しました。経営陣をはじめ社員の皆さんが、患者さんや医療現場を本気で良くしようとしている姿勢に共感し、「ここで働きたい!」と思いました。
今は現場の理学療法士として働いてはいませんが、前職の教育関係の会社や現在の仕事も含め、医療サービスや教育を通じて間接的に患者さんを支えているという意味では、やっていることの本質は変わらないと思っています。
ーCSという仕事について、普段の仕事内容を教えてください。
medimoを医師が使い始めてから、実際に診療フローに乗るまで伴走するようなお仕事です。普段は顧客である医師との面談が多く、先生一人一人の課題を、声を吸い上げて開発側にフィードバックして解決策を模索します。
medimoは、診察時の音声からカルテの下書きを作るシンプルなプロダクトですが、それゆえに先生たちが本当に求めていること、改善したいポイントを見極めることが難しいです。CSはそんな先生たちの持つ課題点を十二分に理解し、エンジニアがうまくプロダクトに落とし込めるように伝える、とても重要な役割を担っています。
ーCSとして働く上で気を付けているポイントはありますか?
「medimoを使ってもらうこと」を目的にしすぎないように気を付けています。medimoはあくまで手段の一つであり、目的は先生の診療を効率化し、医療従事者にしかできない仕事に集中してもらうことです。medimo以外でもなにか私が役に立てることはないか常に考えています。
ーやりがいを感じるのはどんな時ですか?
やっぱり先生方から「これ入れてよかった!」と言われたときですね。「medimoなしでは診療できないよ」と言っていただけると本当に嬉しいです。
ある精神科の先生は、診療のほとんどを会話が占めているがゆえに、「以前はカルテ作成に毎日3〜4時間残業していたけれど、medimoのおかげで1時間で帰れるようになった」と言ってくださり、大きな変化を生み出せたことを実感しました。
ーダイレクトに変化が訪れるプロダクトなので、感謝してもらえる機会が多いですよね。CSの経験を積むうちに強くなったなと思う部分はありますか?
仮説検証の力がついたと感じます。先生方自身も課題を整理しきれていないことが多く、直接伝えられないこともあります。その中で、仮説を立て、質問を重ねながら解決策を見出す力が鍛えられました。
またこれは強くなった部分であり、これからもっと強くならなきゃいけない部分ではあるのですが、医療現場の課題の解像度があがりました。今まで医療従事者として漠然としたものは感じてはいましたが、とてもふんわりとしたものでした。もっともっと強く課題感を持ち、製品に落とし込めるようになりたいです。
medimoのチームについて
ーmedimoのチームと、その特徴について教えてください。
CSには、マネージャー1人と社員4人がいて、医療業界の経験がある人とない人が半々くらい。年齢も近いので、気軽に話しやすく、意見も言いやすい雰囲気です。
また、medimoの特徴は、開発チームとビジネスチームの距離がすごく近いこと。開発が独走することなく、CSが橋渡しをしつつ、みんなで同じ方向を向いて意見を出し合いながら、より良いものを作ろうとしています。
経営陣も「社会課題を解決したい」「医療現場を良くしたい」という思いが強く、どんな意見でも一度ちゃんと聞いてくれるので、「自分の考えも尊重されてるな」と感じます。さらに、深掘りして聞いてくれるおかげで、自分の考えも整理しやすくなるんですよね。
ー今後の方向性に期待していることは?
今の共同代表3人は現役の医学生で、学業と両立しながらここまで会社を成長させてきました。だからこそ、卒業して会社にフルコミットできるようになったら、事業のスピードが一気に加速していくんじゃないかと、すごく楽しみにしています。
一緒に働きたいのは、医療現場の課題に興味を持って取り組める人
ーmedimoでぜひ一緒にはたらきたいのはどんな人ですか?
今、medimoはまだまだ成長途中なので、課題もたくさんあるし、どんどん出てきます。でも、そうした課題に向き合いながら、仮説を立てて検証していくプロセスを楽しめる人と一緒に働きたいなと思っています。
また、やりたいことに挑戦できる環境が整っているので、カオスな状況を楽しみつつ、医療の課題に興味を持って解決に取り組める人には、すごくピッタリな場所です。
ー最後に一言。
これからさらに事業のスピードが上がっていくと思います。一番楽しい時期だと思うのでぜひ一緒に働きましょう!