経営幹部候補生の1期生にインタビュー!3年目の業務について聞いてみました。~廣松編~ | 経営幹部候補採用(Next Leader Program)
今回の記事は「経営幹部候補生の1期生にインタビュー!3年目の業務について聞いてみました。~廣松編~」です!メディクルードの新卒は経営幹部候補生として、社会課題解決のために「未来の会社経営を担う幹...
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今回の記事は、「経営幹部候補生の1期生にインタビュー!5年目の業務について聞いてみました~廣松編~」です!
メディクルードの新卒は経営幹部候補生として、社会課題解決のために「未来の会社経営を担う幹部候補」としての役割が期待されています。そのための助走期間として、入社後は『Next Leader Program』(以下、NLP)と呼ばれる2年間の育成プログラムが設けられており、経営人材になるにあたって必要なマインドやスキルを学ぶプログラムが組まれています。
そして、3年目で経営基礎力の発揮として、「既存事業のプロジェクト責任者」「新規事業のプロジェクト責任者」「経営幹部・リーダーとしての事業責任者」につきます。各自の希望と適性に合わせてキャリアを歩んでいくので、3年目以降の業務は一人ひとり全く違います。メディクルードのキャリアの面白いところですね。
この記事では、最近クリニックへの外出が増えてきてレアキャラとなりつつある廣松さんにインタビューします!
【プロフィール】
就活中は医療業界を中心に、より課題感の大きなところに切り込めるような会社を探していた。その中でも最も価値観が合うと感じたメディクルードに入社を決意。3年目以降の進路については、フォレストデンタルクリニックが現在拡大期にあり、様々なことを経験しながら成長できる場だと思い選択した。
入社3年目の10月頃にインタビューした記事はこちら☟
~もくじ~
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・5年目の業務内容について
・これまでのキャリアを振り返った感想
・今後の展望について
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野口)それでは、よろしくお願いします!廣松さんは、3年目以降フォレストデンタルクリニックにどっぷり浸かっていて、新卒1期生の中でも一番現場に近い仕事をしていると思います。5年目を迎えたところで、現在の業務について教えてください。
廣松)Genki Groupの歯科領域であるフォレストデンタルクリニックの事務長代理を務めていて、統括院長の叶えたいことを実現していくサポートをしています。一般的に歯科の事務長職は採用が困難だと言われています。その理由の一つとして挙げられるのが、診療以外のオールマイティなスキルが要件として求められることです。私自身3年目になったときに、事務長代理の役職を拝命しましたが、その時にも「何かの職務に絞るのではなく必要なことは全部やってください」と言われました。
☝カンボジアのアンコール共生病院でフォレストデンタルクリニックのロゴと共に記念撮影をしました♪
野口)「必要なことは全部やる」を心がけているのですね。実際に事務長代理として、どんなことをされているのでしょうか。
廣松)事務長代理として行なっていることを分類すると、①組織を強くする系の仕事、②全院を横断する系の仕事、③新しい取り組みとして発生する系の仕事、④その他各院での困りごと解決や総務・秘書系の仕事あたりに分けられるかなと思います。
☝プライベートも全力投球な廣松さん♪
野口)「①組織を強くする系の仕事」とは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
廣松)大きく組織化と採用の2つがあるかなと思います。フォレストデンタルクリニックは、ちょうど私が参画した頃から、院の数とスタッフ数が増え、今後は更に拡大していく段階にありました。人が増えると、それだけ方向性にずれが生じてきます。クリニック全体として同じ方向を向くために、きちんと組織化していくことが求められたんです。人事評価制度を策定したり、週報・1on1の仕組みを導入したり、理念浸透を行なったりなどが具体例にあたりますかね。
また、中途採用の戦略からオペレーションまで一通り行ないました。今は採用担当の仲間が増えたので、基本的には戦略のみを担っています。組織が成長していくために新しい取り組みを一緒にやりたくても、そもそも現場は人手が足りなくて逼迫していることも多いので、採用業務はとても重要ですね。
☝現フォレスト採用担当者との会議の様子(実は2023年冬に、廣松さんが採用しました♪)
野口)採用で人を集めてくるところから、組織化によってスタッフの皆さんにどう上手く力を発揮してもらうかというところまで、多岐にわたって関わっているのですね。それでは「②全院を横断する系の仕事」とは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
廣松)院ごとではなく、職種ごとに進めたいプロジェクトや各院からメンバーを選抜して行なうようなプロジェクトの取りまとめをしています。現場叩き上げのスタッフで構成された統括院長室という部署があるので、そこにいる皆さまと一緒に業務を行なっています。
例えば訪問診療において、全院を横断した訪問ルートの調整を行いました。訪問診療には「クリニックの所在地から16km圏内の介護施設・居宅にしか診療に行けない」というルールがあります。新しくクリニックができた際に、既存のクリニックも踏まえて効率的な訪問ルートをどう作れるかを調整したりするわけです。その他、年に4回ほど開催している全職員が集まっての会議・研修の運営もしています。院ごとではなく職種ごとに効果的な研修を考える必要があり、毎回統括院長室の皆さまと試行錯誤しながら進めています。他にもコロナなどで現場で欠員が出たときのシフト調整を行なうなど業務は幅広いですね。
野口)全院を横断するお仕事の多くは、統括院長室の方と進めているのですね。現場の方と共に推進しているものもあるのでしょうか。
廣松)歯科衛生士さんと一緒に進めているプロジェクトがあります。「衛生士活躍モデル推進プロジェクト」と僕が個人的に名付けているプロジェクトです(笑)。ものすごくざっくりと説明すると、とあるクリニックでは歯科医師の方だけでなく歯科衛生士の方も主力となって院の売上を立てているモデルを作り上げています。そこのクリニックの衛生士さんと一緒に、別のクリニックでも同じモデルを広めるというプロジェクトです。
☝テキパキと仕事を進める廣松さん♪
野口)「③新しい取り組みとして発生する系の仕事」とは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
廣松)新しい取り組みとして発生するような仕事って、フォレストクリニック全体での取り組みとして浸透させる前に、まずは私や統括院長室だけの小規模で試して効果を検証し、そこから仕組みを整えてからクリニック全体を巻き込んでいく、というプロセスを経ることが多いんですね。例えば、新卒育成カリキュラムを作って伴走する、新規開院のプロジェクトを進めるといったお仕事ですね。ほかにも、Genki Groupの他領域とやり取りをする仕事も行っています。例えば、こうのす共生病院と医科歯科連携を進める、浦学野球部へマウスガード提供するなどのお仕事がこちらに当たるかなと思います。
☝歯科健診の助手として活躍する廣松さん♪
野口)こうのす共生病院や浦和学院など、グループ内での連携にも力を入れているのですね。最後に、「④その他各院での困りごと解決や総務・秘書系の仕事」とは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
廣松)各院の院長先生・スタッフの皆さまが、「対面でないと言えないこと」の解決ですかね。「困ったことがあればなんでも相談してくださいね!」とフォレストの皆様に言っていることもあって①~③に当てはまらないような大小様々な困りごとが日々寄せられてきます。まだまだ不十分な面もありますが、特に各院の院長先生・スタッフの皆さまが、「対面でないと言えないこと」を拾いたいなと思っています。「わざわざチャットで聞くことでもない」と、聞くのを諦めてしまうようなことが、実は現場が業務を進めるにあたって重要なことでもあるので、定期的に対面で困りごとを聞くようにしています。
☝現場のスタッフさんだけでなく、社長室メンバーとも仲良しです♪
野口)現場に行き、直接悩みを回収することも大切にしていらっしゃるのですね。幅広く、責任の重い業務を担っていると思いますが、毎日頑張れる秘訣は何でしょうか。
廣松)自分の仕事すべてが、現場の方の充実感や幸せに繋がることですかね。私のやりがい、楽しさは「現場の方と楽しくお話しすること」なので、自分がしっかり仕事をしていることで、現場に行ったときに現場の方が笑顔で出迎えてくれると思っています。
現場の方が幸せに働けて、私が現場に行ったときに笑顔でお話しができるよう、日々現場の方の顔を思い浮かべながら業務を行なっています。
野口)フォレストデンタルクリニックの方への愛情がとても素敵ですね。
☝新卒社員にクリニックを案内する廣松さん♪
野口)3年目以降、徐々に業務の幅もどんどん広がっていると思いますが、入社からの4年半を振り返ってみてどうですか?
廣松)ゼネラリストとして様々なプロジェクトに関わっていますが、入社2年間に学んだことは確実に活きていると思います。新しい仕組みをどのように導入していくのかだったり、現場の人と協働しながらより良い方向を目指していくにはどうするべきかだったりをNLPで学べたことで、現在の信頼される人間関係構築と本部と現場の両輪を機能させる仕事の進め方に活きています。
☝経営幹部候補育成プログラムについて新卒1期生が語り合っている記事です♪
野口)あと、海外出張も多かったですよね!カンボジア、台湾、上海の3ヶ国ですかね?
廣松)入社4年目の6月にカンボジア、10月に台湾、3月に上海、また5年目の6月に再度カンボジアに行きました。特にカンボジアでは、初めての業務として、航空券の手配や現地の方との調整、他法人から参加する方との連絡・調整などを担いました。スケジュール調整などは特に大変でしたが、終わってみると、スタッフさんたちがすごく感動しているのをみて、やってよかったなと心から思いました。カンボジアに参加したスタッフさんは、「人生で一番すごい経験だった」「来年度も行きたい」と言ってくださいました。このエピソードだけでなく、スタッフさんたちとの関わりで嬉しい出来事がいっぱいありました。こんな皆さまと一緒だからこそ出せるフォレストにしかない魅力ってすごくあると思いますし、ここのスタッフさんたちをずっと大切にしていきたいと思いますね。
☝2024年にカンボジアに行ったときの写真です。中央左に立っているのは、フォレストデンタルクリニックあやせ院の院長である齋藤先生です♪
☝一緒にカンボジアに行ったスタッフさんとの集合写真です♪
野口)それでは最後に、今後の展望について教えてください!
廣松)事務長代理の仕事って本当に幅広くて、業界的に見た事務長の役割も歯科クリニックによってバラバラなんですよね。何でもできる事務長代理だからこそ、私は守りから攻めに転換して、攻めの経営をどんどん遂行していきたいです。
野口)攻めの経営、いいですね!今は守りの経営をされているのですか?
廣松)事務方の仕事としてはクリニックが存続していくために必要不可欠な人事労務や財務、総務といった守りの部分と、売り上げ向上を目指す攻めの部分があると思っています。現状まだまだ守りにいるなと思っているので、どんどん攻めの部分を担いたいですし、きっと面白いだろうなと思います。また、フォレストの人がすごく好きだし、その人たちが生き生きと充実感をもって働くことに注力したいとも思います。歯科の事務方で一丸となってみんなで次のステージに進めるよう、伴走したいですね。現状維持でなく、売り上げを上げるなどプラスのことをしたいと思ってくれている人と、一緒に知恵を出し合って取り組んでいこうと思います。
野口)今後フォレストデンタルクリニックが攻めの経営をすることで、より働く方が生き生きと働けるようになりそうですね!
以上、廣松さんへのインタビューでした!次回もお楽しみに✨
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