今回の記事は「『患者さまにとって最適な治療を目指して』聖心美容クリニックで開催されるクリエイションラボとは?」です。
メディクルードが属するGenki Groupの中には医療・介護福祉・教育と様々な領域の法人があり、全部で30を超える法人と数百の施設があります。今回はGenki Group医療領域の一つである「聖心美容クリニック」に焦点を当てました。
聖心美容クリニックは国内10院・海外1院を展開しており、「とことん真面目に、美容医療。」というスローガンのもと、患者さま一人ひとりの人生に寄り添うことを目指している総合美容クリニックです。
メディクルードはもともと聖心の運営支援会社という位置づけから始まっており、グループ法人の中でも深い関係を築いています。
👆聖心美容クリニックについて詳しく知りたい方はこちら!
本記事は、今年から聖心美容クリニックを会場に開催されている勉強会「クリエイションラボ」についてまとめました。今月で第4回目となるこの勉強会ですが、毎回オンライン・オフライン問わず多くのドクターが集まり熱い議論を繰り広げています。
今回、主催者の一人である聖心美容クリニック東京院副院長 牧野陽二郎先生にインタビューを行い、クリエイションラボへの想いについて語っていただきました。
従来であれば、知識・技術の共有は各クリニックの内部で留めておくものでした。そんな中で、他院とのドクターも交えて議論を行なっているのがクリエイションラボの大きな特長です。ではなぜ、垣根を超えて他院のドクターとの勉強会を始めたのか?この取り組みの先に、どんな美容医療の未来を描いているのか?ぜひご覧ください!
👆聖心美容クリニック東京院副院長 牧野陽二郎先生(以下、敬称略)
~もくじ~
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●クリニックの垣根を超える―「クリエイションラボ」に懸ける想い
●全員がより高みを目指して―開催して感じた熱量
●患者さまに最適な医療を―思い描く美容医療の未来
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クリニックの垣根を越える―「クリエイションラボ」に懸ける想い
角中)牧野副院長、よろしくお願いいたします!まず始めにクリエイションラボがどういうものかについてお聞かせください。
牧野)クリエイションラボは、BIANCA CLINICの 堀田和亮理事長と加藤クリニック麻布/東京警察病院の播摩光宣医師と私の3人が主催している次世代の外部合同勉強会です。本当に患者さまにとって最適な知識・技術を身に着けるために、クリニック・役職・年齢といった垣根を越えてディスカッションする場を作りたいという想いから立ち上げました。
👆左から牧野陽二郎副院長、堀田和亮理事長、播摩光宣医師です。
角中)聖心美容クリニック内ではドクター同士の情報交換、施術知識や技術力の向上を目的とした完全内部の勉強会「聖心美容塾」が既にありますが、クリニックの垣根を越えて学ぶことの意義はどんなところにあるでしょうか?
牧野)自分たちが持っているノウハウをぶつけ合うことで、より高みへと進化できるところですね。
もちろん、個人で勉強すること、クリニック内でディスカッションすることも大切です。ただ、内部のみならず外部の知識・技術をお互いに共有していくことが、真に患者さまのためになると確信しています。自分たちの中だけで知識・技術を隠すだけではこれ以上のブラッシュアップは望めないと思いますから。クリエイションラボに参加されている全員がそういった想いを持っているので、とても有意義な場になっていると感じます。
角中)外部からも様々なことを取り入れ、より理想の美容医療へと近づけようとしているんですね!そんな勉強会を通して、どんなことを得てほしいと考えていますか?
牧野)最終的に、ディスカッションを通して各々にとっての”最適”を導き出してほしいです。ドクターによって「この手技が得意」というのは全然違います。このクリエイションラボを通して、それぞれの強みに合った患者さまに一番ベストだと思う方法・答えを見つけてもらえればと思います。
全員がより高みを目指して―開催して感じた熱量
角中)クリエイションラボの概要やそこに懸ける想いについてお話していただきましたが、実際に開催して感じたことがあればお聞きしたいです。
牧野)想像していた以上にディスカッションが活発だったことが一番印象的ですね。学びに対する強烈なエネルギーというか、本当に高みを目指したいと思っている人が集まっているんだと思います。診療時間後の開催にも関わらず毎回2時間以上ノンストップで議論が繰り広げられていますし、ノーフードノンアルコールも徹底していてお互い常に真剣な状態で美容医療に向き合うことができています。遠方からオンラインで参加される方も積極的に議論に参加されていますし、誰一人として受け身な人がいません。わざわざこの場に参加してくれて、自分の知識を惜しみなく出し、周りからどんどん吸収してくれる皆さんが本当に素敵だと感じますね。
👆クリエイションラボ当日の様子です。ホワイトボードも使い白熱した議論を交わしています🔥
角中)全員が同じ志を持っているからこそ生まれる熱量の高さは、僕が実際に見学させていただいた時も非常に強く感じました!止まることなく議論ができるのも、学びたい・成長したいという意欲が高いからこそなんですね。
牧野)自分自身参加していて、自分の中の考えが確信に変わったこともありましたし、患者さまに対する新たな気づきも得られました。回を重ねるごとに自分がどんどんブラッシュアップされている感覚がありますね。
角中)牧野副院長自身がそう感じられているのであれば、参加されているドクターの皆様も同じように感じられているのではないかと思います・・・!
患者さまに最適な医療を―思い描く美容医療の未来
角中)それでは最後に、クリエイションラボの取り組みの先にどんな美容医療の未来を描いていますか?
牧野)正しい医療・まじめな医療を患者さまに提供しているクリニックを明確にしたいと考えています。患者さまが美容クリニックを選ぶ際、どうしても知名度が高いクリニックに惹かれがちだと思います。ただ、知名度が高いことと本当に患者さまにとって最適な医療を提供していることが必ずしもイコールではないのが現状です。このクリエイションラボの活動を継続・拡大していくことで「患者さまのことを本当に想い議論しているドクター」の存在を知ってもらうことが大切だと考えています。私たち自身が患者さまにとって最適な知識・技術を磨く場にするのと同時に、患者さまがクリニックを選ぶ際の視点を変えるきっかけになる活動にしていきたいです。
角中)「クリエイションラボに参加している」ということを1つの水準・ブランドにすることで、患者さまにとっても一つの判断指標にしてもらうということですね。
牧野)「患者さまに最も良い医療を提供すること」が自分の中で最優先事項なので、そのためにできることはクリエイションラボに限らず具体化していきたいですね。自分自身の進歩だけでは決してたどり着けないので、美容医療全体で進歩していけるよう周りを巻き込み活動していこうと思います。
以上、クリエイションラボについてのインタビューでした!
ご協力いただいた牧野副院長、ありがとうございました!
次回の記事もお楽しみに!
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