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新入社員向けにマインドフルネス研修を導入したわけ

全体の研修を終えて、6月1日より各部署に配属された2019年度の新卒社員。その研修の中で今年度より「マインドフルネス研修」を新たに取り入れて実施しました。

ここ数年で耳にすることが多くなった「マインドフルネス」というワードですが、研修として職場に取り入れることでどんな効果があるのか、新入社員がなぜ学ぶべきなのか……。今回の研修で講師を務めていただいたヤフーの中村悟さんに、導入を発案した人事部の高橋がお話をうかがいました。


本のジャケ買いがマインドフルネスとの出会い

高橋:よろしくお願いいたします。今回、2ヶ月間の新卒社員向けの研修の中で、マインドフルネス研修は毎週水曜日、全7回のプログラムとして実施していただきました。私は今年の1月に中村さんの研修に参加してことがきっかけでマインドフルネスを知ったんですが、中村さんはマインドフルネスにどのようにして出会ったんですか?

中村:実は、マインドフルネスとの出会いは偶然なんです。最初の起点は、2012年に人事への異動したことです。

それまで、ヤフーニュースやスポーツナビなど、看板サービスを企画プロデュースする立ち位置だったのですが、直属の上司が異動して人事のトップに就いたことをきっかけに、「一つのキャリアチェンジとして一緒に人事をやってみよう」と思い私も人事に異動しました。

グッドコンディション推進室/ヤフーアカデミア/マインドフルネスメッセンジャーズ 中村悟(なかむらさとる)さん。所属するヤフーでマインドフルネス研修講師を行いながら、個人としても各所でワークショップを実施している


中村:最初の配属は育成チームで、育成のノウハウをインプットしようと書店へ行って、人材育成の本のコーナーで「Googleの研修の最高版はこれだ!」などと書いてある帯が目に留まり、ジャケ買いしたんです。その本の内容がマインドフルネスでした。マインドフルネスの本を探していたわけではなかったのですが、Googleが言っているなら……、と思って読んでみました。

すぐに実践するに至らなかったのですが、2014年10月にGoogleのプログラムそのものが日本で初めてワークショップとして開催されるという機会があって、すぐに申し込みをして、体験しましたところ、「これは自分にとって必要なものだ!」と感じたのです。

高橋:初めてやったとき、どんなことを感じました?

中村:普段だと勝手に流れていく時間に対して、流れていること自体も受け止めるというか……、受け止めた中でも自分が立ち止まることができ、それを認識することができました。今までそういう時間をつくっていなかったこと、その時間が必要なんだなということに気付いたことは大きかったです。


新卒がマインドフルネスを学ぶことのメリットは?

高橋:その経験が社内にマインドフルネスを導入することにつながったんですね。

中村:自分自身の中で、自分が何を大切にしているかとか、どういうことをしたいか、ということを認知している状況をヤフーの中でいうとメタ認知という言い方をしていますが、メタ認知を鍛える中の一つのメソッドとしてマインドフルネスが活用できないか?ということを思いついて、当時携わっていたヤフーアカデミアという企業内大学で導入してみました。

限られたコミュニティーではありますが、ちょっとずつ改良して続ける中で、今ではかなりの人数が受けるようになったので、少しずつ手ごたえも感じています。

          中村さん(写真左)とmediba人事部の高橋(写真右)


高橋:現在はヤフー社内だけでなく、副業として個人でもマインドフルネス研修をなさっていますが、新卒向けというのは初めてだったと伺っています。新卒研修としての導入について、どう思われますか?

中村:新卒でやる一番のメリットは、これから業務が忙しくなったときでも、なぜ落ち込んでいるかなど自分自身のことに気付けるようになる、つまりメタ認知力を高められることです。これから社会人として生きる術を、体系的に学び身につける機会として、新卒のタイミングは抜群にいいと思っています。

やはり、社会人歴を重ねれば重ねるほど自分の型ができていき、メタ認知力を必要ないと思ってしまいがちです。でも、基本的には皆に必要なもので、皆がこのスキルを持っていると不必要ないざこざや苛立ちがなくなって、大きな成果に向かう原動力になると思うんです。

あとは、新卒同士で話をすると仲が深まるということも、新卒研修ならではのメリットだと思います。17人が配属前の2カ月間、関係性を築くきっかけになり、会社での居場所を形作っていけるようになります。

               マインドフルネス研修で対話する様子


無理にやる必要はない。大事なのはタイミング。

高橋:ありがとうございます。マインドフルネスを新卒研修に取り入れるというのは私にとってチャレンジでしたので、そう言ってもらえて安心しました。

ただ、どこまで腑に落ちたかは個人差があるかなとも感じています。今後も続けてやっていきたいという声もあれば、そうじゃないという声もある。それはそれでありなのでしょうか?

中村:私は、その人が必要なタイミングでやればいい、ということを大切にしています。必要ではないタイミングに押しつけがましく言うと苦しめてしまうので、必要なタイミングがいつなのかを自身で見定めていけばいいのだと思います。

見定めるひとつのポイントは、自分自身が今の生活に満足しているかどうか。あまりよくなさそうだなという危機感や課題感を持っているなら必要なタイミングなのではないでしょうか。

高橋:なるほど。

中村:今がすごく順調で、マインドフルネスやっていなくても別にいい状態であれば問題ありません。「このままでいいのかな」「自分がこの先どうするのかな」という気持ちを抱いているときは、そのまま動くより、少し落ち着いて自分と向き合う時間が必要で、そう感じている人が、特に現代は多いと感じます。

高橋:そうですよね、タイミングの見極めは大事ですね。社員の誰もが必要な時に時間をつくれる、そんな環境をこれからつくっていけるようにがんばります。本日はありがとうございました。

株式会社mediba's job postings
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