こんにちは。メドコムnote編集部です。
社員紹介リレーの第15弾は、プロダクト開発部にてエンジニアとしてご活躍
されている文相又さんです!
──早速ですが、まずはメドコムに参画される前のご経験について教えてください
私は大学にて医療機器関連を専攻し学んでいました。卒業後は、将来の夢に繋がる分野であったため、大規模病院の医療機器管理者として勤務していました。経験を積む中で、現実的な問題や自身が本当にやりたいことはなんだったのかを考え、まずは独学にてITエンジニアの道へ進路変更することにしました。
──文さんの「本当にやりたいこと」はなんだったのでしょうか?
それは、自分の能力を使って誰かの役に立つことがしたい、というものでした。医療という分野に限らずともそれは達成できると思いましたし、特にIT技術を使いこなすことで、自身が想像しているようなものは実現していけるのでは、と思いました。
──独学中はどのようなことを学び、その後のキャリアはどのように歩まれましたか?
独学は、約1年ほど実施しました。まずは、Webサイトを作ることから勉強を始め、個人情報を入力してアカウントIDを取得できるような機能や、自身が投稿した内容を他の人も見れるようなサイトの作成を独力で出来るようになりました。その後、当時暮らしていた韓国のIT会社へ入社しました。日本でいうとSESのような会社です。そこでは、独学だけでは得られなかった実務環境での経験、複雑な機能実装をやり遂げることの達成感、同僚との一体感など、多くの学びを得ました。
──入社された会社では、どのようなお仕事をされていたのですか?
お客様からのご要望を元に、機能を作ることがメインの仕事でした。その中でも自身の今のキャリアに繋がっているのは、モバイルアプリの制作に関する案件でした。当時、会社の中でモバイルアプリの制作経験のある人がいない状況でしたが、なんとかしなければということで自ら手をあげ取り組むことにしました。これで失敗したらどうなってしまうのか、という不安やプレッシャーもありましたが、これまでに自身が学んできたWebサイトを作る技術を応用させながら、AndroidとiOSのアプリを作り切りました。
──そのプレッシャー、結構大きかったのではないでしょうか?
そうですね。大きかったです。ですが、そのプレッシャーが良い原動力になっていました。この困難を克服したら・乗り越えたら、もっと難しいものを作れるようになるだろうし、その過程に自信をもらえると思えました。実際にやり切ったときの達成感は大きかったですし、その後自身がiOSエンジニアとして本格的に活動していくことへ繋がりました。
──そういった経験を積まれた中、メドコムへ入社した経緯を教えてください
韓国で生活をしていましたが、妻と一緒に日本で暮らすことを決め、日本での就職を希望し転職活動を進めていました。その中で、メドコムからスカウトをもらいお話しを聞く機会をもらいました。私自身、特に医療領域に強い関心があったこと、そして多くの経験と学びが得られると判断したことが入社を決めた大きな理由です。過去に医療機器管理者として働いていたのも医療分野に対する夢があったからで、その当時の経験も会社の力になり得ると考えました。加えて、新規プロジェクトへの参加を通じて開発の全工程を経験できるということに期待感を持ちました。
──入社してみていかがでしたでしょうか?
日本で正社員としてオフィスで勤務するのは、メドコムが初めての会社でした。私の中での日本のオフィスのイメージは漫画やアニメから得た印象が強く、オフィスでたばこを吸っている、というようなイメージも持っていました(笑)。日本語もまだまだでしたし、不安もありましたね。ですが、色々な方とランチをする中でコミュニケーションが取れ、私からの質問に対しても本当にみなさん丁寧に優しく対応してくれる方が多く、嬉しく思いました。また、飲み会の機会がある時にも終始楽しく過ごせたことは印象深く残っています。
仕事の面では、現在はメドコムの iOS アプリケーションに必要な機能開発および不具合修正を担当しています。これまでの開発スタイルとは異なる点も多く、日々楽しさを感じています。iOS 関連技術に加えて他分野の技術も学び、より広い範囲を一気通貫で担える実装力を身につけたいと考えています。
──遣り甲斐はどのようなところに感じていますか?
開発の過程でうまくいかず苦労することがあっても、最終的に狙いどおりのものを完成できた瞬間に強い遣り甲斐を感じます。IT エンジニアとして働き始めてから、最初から順調に進んだ案件はほとんどありませんでした。経験年数の短さもありますが、未経験の領域に挑戦し続けてきたからです。大変な局面でも「必ずできる」という姿勢で粘り強く取り組み、最後までやり切って望む結果を確認できたときの達成感こそ、私にとっての最大の遣り甲斐です。
──今後、どのようなエンジニアになりたい、などありますか?
現時点では iOS を中心に携わっていますが、将来的には iOS に限らずAndroid・サーバー・AI まで扱えるエンジニアを目指しています。また、ゆくゆくはデザインについても学びを深めて自身でできるようになれたらとも思っています。今は、YouTubeなどで情報公開されているものや、公式文書などをみて手を動かしながら勉強していますが、今後はそれに加え、WWDCなどの大きなイベントに行っての学習もしてみたいなと思っています。
まだ経験年数は長くないため、業務の中で非効率な進め方をしてしまう場面もあるかもしれません。そうしたプロセスも継続的に見直し、より生産的で再現性のある進め方に改善していきたいと考えています。
──どのような方に仲間になってもらえたら嬉しいですか?
自身の専門分野があるのであれば、それを積極的に仕事に生かせる人がいいなと思います。また、自分が知らないことがあっても一人で悩まずに、周囲へ質問し前に進めていくような積極性の高い人が来てくれるといいなと思います。やはり自分から発信しないと自分の事は相手に伝わらないし、特に困っていることの解決には繋がらないと思います。一人で悩んでいても解決できないことも多いですよね。
──休日はどのように過ごしていますか?
朝起きてすぐに一人でジムに行きトレーニングをします。その後は妻と自宅周辺を散歩したり、必要な買い物に出かけたりして過ごします。そして、関心のある分野の資料を読んだり動画を視聴したりして、学習の時間も確保しています。技術系のこと以外では、日本の映画や音楽アニメも好きです。最近では、鬼滅の刃を観に行きました。こちらについては、漫画・アニメ・劇場版全て見ています!アーティストだとYOASOBIやFictionjuctionが好きですね。ドラマだと孤独のグルメが好きです。私はこのドラマを見ながら日本語を勉強しました。昨年12月に日本語能力検定を受けて、今年1月にN1を取得しました!
以上、文さんへのインタビューでした!
文さんのお話を受け、とても前向きで自らの未来を信じて力強く自身のキャリアを向き合う様子を感じることができました。12月にあるオフサイトミーティングで文さんと会えることがとても楽しみです!
それでは、また。
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