いつもマツモトのWantedlyをご覧いただきありがとうございます。広報担当です!本日は、今年9月から社長付人材顧客戦略特任として、マツモトの新たな人事評価制度の構築に取り組む江上さんにインタビューします。大手外資系企業などで、営業のキャリアを積んできた江上さんが作ろうとしているのは「マツモト」らしい人事評価制度。その目線の先にある、未来のマツモトを一緒に覗いてみたいと思います。
若手がさらに働きやすい人事評価基準をつくりたい!大手外資系企業を経てマツモトへ
── 江上さんは、これまでどんなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?
ITベンチャーに入社後、電力会社のコールセンターの管理運営や業務改善を提案する会社で、経営層のビジョンを伺いながら、コストカットなどの業務効率化やスタッフ管理などの業務に従事しました。
その後、外資系企業のインサイドセールスに転職しました。製品購入歴のある法人リストがアサインされて、そこから売上を作るのですが、営業成績が上がると収入が増える評価制度はモチベーションアップに繋がっていました。
── 業務の効率化や、インセンティブ制度を活用した豊富なキャリアが現在の業務に活かされているんですね。
キャリアを通して、社員がモチベーションを上げることができるインセンティブのメリットと、そのハードさの両方を経験してきました。だからこそ、社員が働きやすい人事評価基準をつくることに強い関心を抱いています。
── 現在はどのような業務に取り組まれているのでしょうか?
今年の夏に入社して、9月から社長付人材顧客戦略特任として、マツモトの新たな人事評価制度の構築に携わっています。
マツモトは、創業93年の歴史ある会社として、これまで「人、物、金」の中で「もの作り」に特化し、その技術力や品質の高さで業界を牽引してきたリーディングカンパニーです。その一方で急速な成長により、人員配置や育成の不足、チームワークの向上や柔軟な体制の構築が不十分という、「人」に関わる組織形成が追いついていない課題が浮き彫りになってきました。このままでは事業の持続的成長に影響を及ぼしてしまうと、さらなる成長を実現するため、現在組織の変化を進めています。
これまでの強みを土台に、変化を共に推進できる人材にさらに報いたい。そんな社長の思いから、人事評価制度を作り、インセンティブで社員に報酬を与えることのできる給与体系を作ることにしました。これは、事業の次なるステージに向けた大きな一歩であり、組織力を強化することで競争力をさらに高めることを目指して、社長直下で日々奮闘しています。
提案すれば変革を担えるスピード感とダイナミックさ
── 入社して感じたマツモトの魅力を教えてください。
マツモトは社長との距離感が近く、本人が望めば社長と直接話をすることができるところは魅力ですね。業務を進める上で感じた問題点も、提案することで、その変革を自ら担うことができます。
私自身も、当初は卒業アルバムの営業担当として入社する予定でした。しかし、入社後に、CS(カスタマーサクセス)に取り組む部門を新設して、お客様満足度向上のため社内効率化の推進を構築しました。元々こちらの部署はなかったのですが、社長に提案したら「ぜひやろう!」と、新しい部署を作ってくれたんです。
これまで卒業アルバムを注文してくださった年間7000件以上の豊富な顧客情報は、マツモトの大きな強みだと思っています。しかし、過去お取り引きのあったお客さまから新しい売り上げへと繋げる仕組みがこれまで無かったので、インサイドセールスの経験を活かして、過去のお客様に電話をかけて営業を行ったり、新規の顧客リストを作って電話をかけてみたりと新しい取り組みにチャレンジしていました。
── CSの部署の新設や、社長直下で取り組む人事評価制度の構築など、変化するスピード感とダイナミックさがマツモトにはありますね。
私自身も経験があるのですが、一般的に一社員がルールの変更を提案して改善することはなかなかできません。しかし、マツモトは主体的に業務に取り組み、やりたいことを自ら見つけて、自分の力でやってみることが可能なフィールドや気風があります。
人事評価制度の構築は、マツモトの組織のあり方を考えること
── マツモトが解決していくべき課題はどんなところにあると考えていますか?
リーディングカンパニーとして、マツモトはものづくりの高い技術力で、長い間卒業アルバムの業界を牽引してきました。これまで積み重ねてきた歴史や経験を活かして、新しい時代の変化を取り入れることで、より競争力を高めて、お客様に価値を提供できる会社になることができると確信しています。
例えば、卒業アルバムの編集作業は、データ入稿が増えてきてはいるものの、まだまだ紙を使った作業が多いのが現状です。データ化することで、送料などのコストカットや作業の効率化を図ることができます。営業も、全国の写真館のルート営業に回ることが多いのですが、交通費や宿泊費などかなりコストがかかるので、電話やWeb会議など、新しい営業の形を考えることもできるかもしれません。
── その課題を解決するために、どのような人事評価制度を構想しているのでしょうか?
まだ構想段階ですが、一番大切なことは、結果を出した社員が報われる人事評価制度にすることです。これまでのマツモトの給与体系と同じように、基本給、残業代、休日出勤手当はもちろん保証されて、その基本給に売り上げや新規営業の成果、コストカットへの貢献度に応じてインセンティブを上乗せする制度を考えています。
しかし、コスト削減を最優先にして、案件が激減しては意味がない。そのバランスは難しさでもありますが、営業のやりがいや腕の見せ所になると僕は思っています。
── 売り上げという「攻め」とコスト管理という「守り」の観点をいれた人事評価制度の構築は一筋縄ではいきませんね。
卒業アルバムは仕掛かり期間が、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間と、案件が生じてから成果が出るまでの期間がとても長いことも難しさに繋がっています。また、営業や原稿整理、編集や印刷、製本、梱包など、多様な職種があり、一律の評価基準を作ることは難しいです。
人事評価制度は「このことを大切にして欲しい」という会社の明確な基準を定めて、それに沿って成果を出した社員に報酬を与えるもの、つまり「社員にこんな方向で頑張ってもらいたい」という価値を決めることなんです。
会社の現状や課題をよく見極めて、マツモトが会社としてどんな方向に行きたいか、これからの組織のあり方を模索しているところです。
これからのマツモトをつくるのはあなた
── 人事評価制度の実現の先に、どんなインパクトがあると予想していますか?
93年以上にわたって全国7000校以上の卒業アルバム制作を軸に事業を展開し、"卒業アルバムと言えばマツモト”というブランドを作り上げてきたことは、私たちの強みです。
ものづくりの経験をさらに生かして、これからの時代に即したDX化などの効率化や、年功序列だけでなく、営業成績やコスト管理などの業績を上げた社員が公平に評価される仕組みを作ることで、お客様にはもっといい商品を提供し、マツモトの業績をさらに伸ばしていくことができると確信しています。
── 最後に、求職者に向けたメッセージをお願いします。
地域に愛されながら事業を営んできた写真館の方と協力しながら、長い時間をかけて人の思い出に残る卒業アルバムを作る仕事は、様々なコミュニケーション能力が鍛えられると同時に、とてもやりがいを感じることのできる稀有な仕事です。
また、現在組織改革を推進しているマツモトでは、営業という「攻め」とコスト管理という「守り」の意識を両方を持ちながら働くことのできる、これからの時代の営業職に必要な能力を身に着けられる環境だと思います。
今以上に人事評価制度を構築して、成果を出す社員が評価される働きやすい会社を作っていく予定です。営業職に関心がある方、ぜひ一緒に働きましょう!
安定と挑戦が魅力のマツモトで、あなたのキャリアを躍進させませんか?
いかがでしたか?人事評価制度の構築をはじめ、組織のあり方をどんどん変化させながら、様々な事業にも大胆に挑戦し続けています。2023年には高い技術を活かしてWEB3.0事業を立ち上げ、デジタルアートをブロックチェーンにて販売し、なんとグローバルマーケットにも進出しました。
安定した経営基盤で働きながら、大手企業では若手では経験することが難しい、やりがいのある仕事や挑戦に携わることができます。安定と挑戦が矛盾しないことが、私たちの大きな魅力です!
主体的に仕事に取り組み、自ら良い変化を作っていこうという挑戦マインドと気概とガッツを持ったそこのあなた!マツモトで一緒に働きませんか?気になった方は、ぜひお話ししましょう。