目次
入社の決め手と業務内容
ーまずはじめに、2人がmalnaのインターンを選んだ理由を教えてください。
ーインターン生として、これまでどのような業務を担当してきましたか?
自身の成長について
ー1年半にわたり、幅広く業務に携わっている2人ですが、これまで働いてきて、ここが成長したなと実感したことはありますか?
malnaで働くうえで必要なこと
ーmalnaのインターンに求められるスキルを教えて下さい。
ータイピングスキル以外に求められるものや必要なものは何かありますか?
ーマインドが大事ということですが、malnaにはどんな人が合うと思いますか?
成功と失敗の経験
ーこれまでの業務で印象に残っているエピソードはありますか?
ー大きな成果を出している2人ですが、そんな中で失敗した経験があれば、そのエピソードと乗り越えた方法を教えてください。
さらなる成長を目指して
ーでは最後に、今後のキャリアについての考えを聞かせてください。
こんにちは。malnaの採用広報チームです。
今回は、malnaの学生インターンとして長期で働く田中さんと青砥さんの対談インタビューをお届けします。
今やmalnaを支える一員にまで成長した2人。そんな2人の視点から見たmalnaや学生インターンの魅力についてお話を聞きました。
プロフィール
青砥健司
― 早稲田大学商学部2年生。英語を使ってビジネスを学ぶ同学部の国際教育プログラムに所属。 2023年9月にmalnaへ入社。留学とmalnaを両立しながら、マーケティング業務に従事。
田中青空
― 慶應義塾大学法学部3年生。政治過程論を専攻し、統計分析を通じて政策効果を実証的に研究するゼミに所属。 2023年9月にmalnaに入社。戦略策定から施策運用まで一気通貫でマーケティングに従事。
入社の決め手と業務内容
ーまずはじめに、2人がmalnaのインターンを選んだ理由を教えてください。
(青砥)私がmalnaを選んだ理由は主に2つです。
1つ目は、大学生活において本気で打ち込めるような挑戦を求めていたからです。malnaでは、単なる「大学生インターン」としてではなく、「一人のマーケター」として実務に携わる機会が得られると聞き、その高い期待値に強く惹かれました。
2つ目は、少数精鋭の組織体制に大きな可能性を感じたからです。
マーケターとしての急速な成長を目指していたので、小規模組織ならではの裁量権の大きさが魅力に映りました。
青砥さん
(田中)私も青砥くんと同様に、大学生活の中で本気で打ち込めるものを見つけたいと考えたことが、インターンを始めるきっかけでした。
また、高校時代にビジネスコンテストに複数回参加し、マーケティングやビジネスの基礎に触れる機会があったことから、得た知識を実務の現場で活かし、より実践的なスキルを磨きたいと考えていました。
中でもmalnaを選んだ理由は、会社の雰囲気に強く惹かれたためです。
面接の際、インターン生であっても社員と同等の裁量を持ち、責任を伴う業務に取り組める環境があると知り、自らの成長を加速させるには最適な環境だと確信しましたね。
残りの大学生活の中でより実践的な経験を積み、ビジネスの現場で通用する力を養うために、malnaへの参画を決めました。
田中さん
ーインターン生として、これまでどのような業務を担当してきましたか?
(田中)私が担当してきた業務は大きくはフロントとバックオフィスに分けられます。
フロントでは、マーケティング全般に関する業務を行ってきて、その中でも裁量権を任せていただいている業務の1つが広告運用です。
インスタグラムの広告運用や、大手企業のクライアントのアプリ配信とLINE配信を、計画から運用まで一貫して携わっています。
バックオフィス業務では主に会社の仕組みづくりに携わってきました。
具体的には社内の利益率管理シートの作成・運用や、外部委託ワーカーと結ぶ秘密保持契約の漏れがないかをチェックする仕組みを構築しました。
入社してある程度経験を積んだからこそ感じる社内の課題を今の自分なら解決できると思って、バックオフィス業務にも関わるようになりましたね。
(青砥)私は1年以上にわたり、人材系会社のクライアントのSNSマーケティングを担当してきました。
具体的には、新卒学生とキャリアアドバイザーのマッチングを最大化するための戦略立案から実行までを幅広く担当しています。
運用だけでなく、その上流にある戦略設計の部分まで深く関わることができています。例えば、「なぜこの施策が必要なのか」「コンバージョン率を最大化できる最適な施策はこれではないか」といった本質的な部分から議論に参加しています。
自身の成長について
ー1年半にわたり、幅広く業務に携わっている2人ですが、これまで働いてきて、ここが成長したなと実感したことはありますか?
(青砥)そうですね、この1年半で成長を実感しているのは、分析的な思考が身についたことと、パソコンスキルが大幅に向上した点です。
分析力については、直感的な判断だけに頼らない、本質を捉える力が身に付いたと感じています。
例えば、戦略を立案する際には、「このコンテンツは面白そうだ」という直感的な判断だけではなく、Lステップというツールを活用したファネル分析を通じて、「どの段階で離脱が多いのか」「なぜこの施策が必要なのか」といった視点からも考えるようになりました。
この結果、面談予約のコンバージョン率を20%改善することができました。
また、パソコンスキルも入社当初と比べて大きく成長し、社員の方々と遜色のないレベルにまで上達することができました。
(田中)私は業務を通じて、仕事の根幹となるスキルを着実に習得できたと実感しています。パソコンスキルや「報連相の徹底」といった基本的なビジネスマナーはもちろん、物事を定量的に捉え、論理的に判断する意識が飛躍的に向上しました。
例えば、施策を提案する際、当初は「直感的に良さそうだから提案する」といった定性的なアプローチが中心でした。しかし、それでは本当に成果につながるのか根拠が不足し、クライアントに納得感を持ってもらえないというフィードバックを受けました。
今では、過去の施策実績や競合の取り組みをGA(Google Analytics)やAhrefsなどのツールを用いて分析し、「この施策は〇〇%の成果向上が見込めるため提案します」といった形で、定量的な根拠をもとに施策を組み立てるようになりました。
その結果、提案の説得力が増し、クライアントとの合意形成もスムーズに進むようになっています。
malnaで働くうえで必要なこと
ーmalnaのインターンに求められるスキルを教えて下さい。
(田中)まず具体的な指標で言うと、寿司打(※)の1万円コースでお釣りが出るレベルというのが、業務の最低水準として社内で決められていますね。
資料作成や入力作業など、パソコンがないとそもそも業務ができないので、どうしてもタイピングスキルが遅いと業務のスピードや効率も下がってしまいます。
そのため、インターンをやるうえで最低限必要なタイピングスキルは必須だと思います。
(※)寿司打:タイピング練習ゲーム
ータイピングスキル以外に求められるものや必要なものは何かありますか?
(青砥)最も重要なのはスキル以上にマインドセットだと思います。
特に、難易度の高い業務に直面した際、主体的に考え、積極的に挑戦する姿勢は不可欠だと思います。
例えば、新しい施策を任された時も、最初から細かな指示があるわけではないので、自分自身で過去の事例を調べたり、仮説を立てて検証したりする力が求められていると感じます。
(田中)私もマインドが一番大事だと思っています。特に、クライアントの課題を自分ごととして捉え、解決のためのアプローチを積極的に考える意識です。
業務をする上でクライアントへの貢献をするためには、ただ上長のインプットを受けアウトプットを作成する「作業者」になるのではなく、業務の本質を理解しクライアントの課題解決のためにどのような施策が一番有効であるか考えることが大切ですね。
そのため、先ほど青砥くんが言っていたような積極的なリサーチや仮説検証が必要だと思っています。
ーマインドが大事ということですが、malnaにはどんな人が合うと思いますか?
(田中)業務を通じて何かを身につけたい、という強い意欲がある人が一番向いているのかなと思います。
将来の目標から逆算した上で、自分でキャッチアップをしながらビジネススキルやマーケティングの経験を積みたいという強い意志がある人が一番やりがいを感じながら働けるんじゃないかなと思います。
すぐにスキルが身に付けられるわけではないので、逆にただ就活のためのガクチカ作りでインターンを探している人にとってはコスパが悪く、malnaには向かないのかなと思います。
(青砥)ほとんど同じですが、成長意欲のある人ですね。
インターン生の多くが、自己成長や新たな挑戦への強い意欲を持っていますし、社員の方々は、マーケティングの知識を業務時間外でも勉強して、会社全体にナレッジを共有しています。
この「成長意欲」が、今のmalnaで働くインターン生や社員に共通している部分だと思います。
成功と失敗の経験
ーこれまでの業務で印象に残っているエピソードはありますか?
(青砥)最も印象的だったのは、私が作成したX(旧Twitter)での投稿が大きな成果を上げた時です。投稿のインプレッション数が30万を超え、エンゲージメント率も通常の3倍となる6%を記録しました。
私が普段使っているXのタイムライン上でもこの投稿が拡散されていく様子を目の当たりにしたときは何とも言いようのない気持ちになりましたね。
日頃から意識していたPDCAサイクルの効果を、インプレッション数やエンゲージメント率という具体的な数字で実感しました。
投稿を作成する際に、データ分析に基づいた戦略的なアプローチを徹底したことが、この結果を生み出せた要因だと考えています。
(田中)私が印象に残っているのは、自ら考案した施策がクライアントに評価され、実際に実行されるとなった瞬間ですね。
当時はまだ入社3ヶ月で、自分の業務がクライアントの成果にどのように貢献しているのか、数値的な実感を持てずにいました。
しかし、過去の施策データや競合の成功事例を分析し、効果が見込める施策を提案したところ、クライアントから「ぜひ実施したい」と承認を得ることができました。
その後の実行フェーズでもKPIを設定し、効果検証を行いながら施策をブラッシュアップしていくプロセスを経験したことで、自分の業務が具体的な成果につながることを強く実感しました。
この経験を通じて、感覚ではなくデータをもとに意思決定を行い、クライアントに対して納得感のある提案を行うことの重要性を改めて認識しました。
今後も、より精度の高い施策立案と実行を通じて、クライアントの成果を最大化させるために貢献していきたいと考えています。
ー大きな成果を出している2人ですが、そんな中で失敗した経験があれば、そのエピソードと乗り越えた方法を教えてください。
(田中)報連相を怠ったことで、業務の効率を大きく損なってしまった経験です。
新しい業務に取り組む際、上流過程から自分の判断で進める機会をもらったのですが、進行中に生まれた不明点を放置し、仮説ベースで進めてしまいました。
その結果がというと、方向性が大きくずれたアウトプットを提出することになり、上長から「もっとこまめにすり合わせをしてほしい」と指摘を受けました。
この経験を通じて、事前の認識合わせや適切なタイミングでの確認を怠ると、修正コストが増加し、結果的に非効率になることを痛感しました。
それ以降は、不明点があればもちろんすぐに、不明点がない場合でも少なくとも1時間に一回は壁打ちしながら業務を進めることで、スピード感を持って精度の高いアウトプットを作成できるようになりました。
振り返ると、この失敗こそが業務の進め方を改善する大きな転機となり、より生産性の高い働き方を身につけるきっかけとなりました。
(青砥)私が失敗して苦しかったのは入社してすぐの頃です。
上長の意図とは異なるアウトプットを作成してしまうことが続いてしまい、「最近ミスが続いている理由と、それに対しての改善策を考えてみて」と指示を受け、いくつかの改善法を考えました。
それらの改善策を翌週から愚直に全て実行するようにしたら、アウトプットがずれる機会がかなり減りました。
特に効果的だった策が、インプット時に私の理解した内容と上長の想定アウトプットを整理し、事前に上長と認識合わせを行うというプロセスです。
この仕組み化によりアウトプットの質が大きく向上しましたし、今でもこの習慣を継続しています。
さらなる成長を目指して
ーでは最後に、今後のキャリアについての考えを聞かせてください。
(青砥)そうですね、まず短期的なキャリアプランとしては、malnaでコンサルタントとしての実務経験を積み、ビジネススキルを更に磨いていきたいと考えています。
実際にmalnaでの経験を通じて、クライアントの課題に向き合い、その成長に直接貢献できるコンサルタントという職種に非常に魅力を感じています。
特に、データに基づいた戦略立案や、クライアントとの信頼関係構築など、ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルを習得できる点に大きな価値を感じています。
一方で、留学経験もふまえて、中長期的には視野を広げ、グローバルな業務にも携わってみたいと考えています。
コンサルティングファームのグローバル案件や、商社での海外ビジネスなど、国際的な経験を積める機会があれば積極的にチャレンジしていきたいです。
(田中)まず長期的なキャリアで言うと、コンサルタントとしてもっとクライアントの課題の本質に向き合った提案をしていきたいと思っています。
今はクライアントのオーダー通りの提案はできていると思いますが、「こういう施策ではなく、この施策の方が解決策としていいと思います」というような、さらに本質的にクライアントの課題に向き合っていきたいと考えています。
また、malnaではもっと業務を効率化できる部分があると思っているので、今後はそこを改善していきたいです。
経験の長いインターン生として、オーナーシップを持って他のインターン生の水準を上げていける施策を何か取り組んでいけたらいいなと思っています。
作成:malna株式会社 採用広報チーム