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【インタビュー2022】中村 果生莉/メンタルトレーナー

Makipとの取り組みを教えてください

Makipさんとのお付き合いは今年で3年目になりますが、最初は社員の方のモチベーションアップやパフォーマンスアップを目的とした取り組みをしていました。1年目を超えたあたりからストレスケアや思考整理に方向が変わっていきました。
今は社員の方の現状把握をメインに、ストレスケアも少しやっています。具体的には、面談をして話すことで社員の皆さんに思考の整理をしてもらっています。

取り組みのきっかけはなんだったんでしょう?

代表の柄本さんから私が所属している株式会社リコレクトにご連絡いただきました。リコレクトは当時アスリートの方をメインにサポートしていたり、自分含めスポーツ経験者のトレーナーが多く所属していたので、元々スポーツをされていた柄本さんのアンテナに引っかかってくれたのかなと思います。

中村先生がメンタルトレーナーになった経緯を教えてください

新体操選手現役時代は「メンタルは重要だ」と感じていたもののトレーナーを付けるほどの重要性にまだ気づいていませんでしたが、現役引退後タレントに転身し、スポーツ関連のMCやリポーターの仕事を多くいただくようになり、様々な競技のプロスポーツ選手と関わるうちに「なぜ練習ではできるのに試合になるとパフォーマンスが落ちるんだろう」と考えるようになりました。そこで「それって技術というよりはメンタルだな」とメンタルの重要性を改めて強く認識したんです。
当時は子ども関連の仕事に興味があって、これからスポーツを頑張っていく子どもたちがこの問題にぶつかる前にもし先手を打てたらプロになってからも強いんじゃないか、と思ったのがプロのメンタルトレーナーを目指したきっかけです。
タレントの道ももちろん本気でやっていましたが、自分は表に出る方ではなく裏方の方が好きだということに気づきました。

Makipに対しての印象を教えてください

常に新しいことに目を向けている会社という印象が強いです。斬新で型にはまらないところがあるので、最初の1年目は特に、何が正解なんだろう、と模索しながら取り組んでいました。今まで誰もやったことがないことを取り入れていく、そんな社風も面白いなと思っています。1対1で面談する形の取り組みが3年続いているのは、実はMakipさんだけです。

Makipの気に入っている部分を教えてください

事業内容というよりメンタル的なところで、社員の方の人柄ですね。面談でも皆さん表面的ではなく、本音で向き合って心のうちを曝け出してくださっていてすごく素直です。取り組み当初などは(この人誰??)という感じだったと思いますが、だからといって上から目線ということもなく非常にフラットに向き合ってくださって、そのおかげで信頼関係も早めに構築できたなという印象があります。信頼関係がうまく構築できると「前回よりちょっと気持ちが落ちているかな」といったアラートにもこちらが気づきやすくなるのでありがたいです。
Makipの皆さんは中立的な立場としての私を上手に使ってくださっているなと感じます。「マネジメントをしない大人の組織」という社風のおかげか、良くも悪くも自分で行動してなんとかしていかないと、という無意識の危機感があるのかもしれないですね。そこは他の会社と圧倒的に違うところです。

Makipの改善したい部分を教えてください

Makipの皆さんには良いところが本当にたくさんあるのに、自身で気づきづらくなっている部分が少しあるかなと感じます。メンタルトレーニングでは自己分析によって自分の良いところ悪いところを客観的に見た上で自分の思考・行動をどう変えていくか、ということに結びつけていきますが、Makipの皆さんの自己分析では自分の悪いところや改善点が多めに出てくる傾向があります。良いところについては気づいていないのか押し込めているのか、自分の中で割合として小さくなっていて、悪い方にばかり意識が向いてしまいがちです。もっと自分の良いところにも積極的に意識を向けてもらいたいです!

Makipをメンタルトレーナーとしてどんな会社にしたいと思ってますか?

大きな質問ですね(笑)メンタルトレーナーは、答えを提示するのではなくきっかけづくりの存在としてありたいと思っています。なので私との面談は、自己分析や思考整理を含め、自分が自律自走していくためのきっかけづくりの場として活用いただけたら、会社の目指すところに繋がってくると思います。そしてゆくゆくはメンタルトレーナー(=私)の存在もいらないよ、となるところがゴールだと思っています。最終的には自分で考えて自分で行動して、それが会社のためになるというのが会社としてのゴールだと思うので、そのために私をうまく活用してくれたら嬉しいです。
どんどん人数が増えて、今までMakipさんにはいなかったタイプの方も入ってきていますし、会社も変わっていくのかもしれません。今後も関わっていく以上、皆さんのちょっとしたアラートを見逃さずにご一緒できたらと思っています。

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