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「世の中を変えるプロダクトを作りたい」 Magic Moment だから人生を賭ける気になった理由

開発責任者の清家良太。ビービットで開発と営業・CRMを経験、起業後失敗。その後クリエイターズマッチで開発責任者とカスタマーサクセスチームの立ち上げ、さらにビットキーで再度開発者として打ち込んでいた彼が、なぜ今、Magic Momentなのか。自らのキャリアとビジョンについて語ります。
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Magic Momentは、自らが経験してきた課題を解決し、価値実感ができる場所と思えた

社会人になって以降、ソフトウエア開発・組織開発を経験していく中で、お客さんのサービス利用状況や解約理由ががわからず、対策を打つことができないジレンマを抱えていました。
特に、プロダクト開発と同時にカスタマーサクセスチームに関わっていた頃、急にお客さんに解約されてしまい、解約理由がわからないことがありました。そもそもどういう課題を感じ、なぜ成約してくださったのか、お客さんの利用状況もわからず、解約原因が突き止めらない状況でした。対策として、顧客管理ツールを導入したりもしたのですが、部署ごとの顧客情報連携にオペレーションコストが増えただけで、顧客エンゲージメントができる状態ではありませんでした。

そのような状態だったので、解約理由をヒアリングしても、「使いこなせなかった」「浸透できなかった」という結果しか確認できず、なぜそうなったのか、改善すべきはプロダクトなのか、オペレーションなのか、組織なのか、糸口が見いだせず悩む日々でした。

プロダクトは、”お客さんに使ってもらい、価値を感じてもらえるものであってほしい” という想いから、その価値を実感するためにエンジニアから離れて営業チーム、CRMチームと渡り歩き、お客さんと直接話す仕事を2年ほど経験したりもしました。ただ、それらの経験を経た上でも、契約やヒアリングなど断片的な事実だけでは、お客さんが価値を感じているかどうかにはたどり着けない、ということも痛感していました。

そんな時、中高大学生の同級生で、Magic Momentに創業時からジョインしていた、佐藤の紹介で村尾に会いました。
Magic Momentのプロダクトの話を聞いた時、その思想が、私が今まで経験してきた中で感じていた課題感を解決し得る、自ら価値を実感できるものになるのではないかと感じました。その頃、転職する意思はなかったのですが、何度も、間をあけ、形を変えて声をかけてくれ、村尾と色んな話をしていくうちに村尾という人に惹かれ、彼から信頼と期待を感じ、それに応えたいと思うようになりました。エンジニアと営業マンは、考え方も、軸の置き方も、価値観も全然違うので、最終的にはその人が信頼できるかどうか、というところが成り立たないと仕事ができないと考えています。信頼が成り立たないと、売上が上がっているのか、プロダクトがスケジュール通りに動いているかアウトプットベースの判断しかできなくなるので、そういった仕事の仕方は面白くないと思い、全力で頑張れる環境で信頼関係を築けると思えたことが入社の決め手となっています。

真剣に日本のビジネスを変えたいと信じる仲間たち

入社してからは、社員10名規模で「文化」に対する意識の強さが意外でした。
ビジョン・カルチャー・評価制度が言語化されていて、このフェーズの会社なら他にやることが沢山あるはずなのに、文化づくりをとても重要視している。加えて、文化を浸透する仕組みがあることにも驚きました。普通なら、この規模は顔見て言えばいい、と捉えがちですが、最初が肝心なので、この規模から定着するするよう仕組みにし、行動できていることがすごいと思いました。あと、ドキュメント化も徹底していますね。言葉に残していくことは大事だと思っていても、中々できないので実践しているところも素敵だと思っています。

働いている社員は、”真剣に日本のビジネスを変えたいと思っているシニアと、純粋にそれを信じるジュニア”の集まりです。シニアばかりだと頭でっかちになることもあるので、純粋に信じてレジリエンスをもち行動できる若手とバランスがとれていると思います。
みんな、”好きを仕事にしていて、楽しく”業務しています。
エンジニアでいうと開発が楽しいと思っていたり、ビジネス側だと営業でお客さんと話しているのが楽しいと心から思っている。ビジネスライク感がない人たちです。

技術で世界を変えたい。 顧客と会社の関係性をデジタル世界でつくる

現在は開発責任者として、主にサーバーサイドの設計・実装からシステムの構築・運用、プロダクトマネジメント、チームマネジメントと幅広く関わっています。開発プロダクトは、”Insight Board”と今年本格的に開発を開始した”Magic Moment Playbook”。
エンジニアとして、”適切な技術を用いて、形のないもの(アイデア)を形にすることで、世の中の課題を解決する仕事”だと思っています。自分が作り上げたものが動くというシンプルな喜びと、今無いものを生み出すという夢があるのでMagic Momentで実現していきたいです。

10年以上も前の話になりますが、エンジニアになりたての頃、新幹線ってすごいと思ったことがありました。というのも、その頃自転車旅行にハマっていて、東京から大阪まで7日かけて走ってみたことがあるんです。帰りは新幹線で2時間ちょっとで東京まで戻って東京まで戻って来ました。7日かけて行って、2時間ちょっとで戻ってくるというのも乙なものだな、と思うとともに、新幹線というテクノロジーの塊がもたらしたものってすごいな、と。世の中を変えるってこういうことだ、と思いました。"技術があることで、人に時間ができる。そして、人に時間ができることで時間の使い方も変わり、見える世界が変わる" と。Facebook(ソーシャルネットワーク)もできたことにより、会えない人に会えるようになりました。
Magic Momentでいうと、顧客エンゲージメントの概念が生まれることにより、テクノロジ―の使われ方が全然違う形になっていき、営業するということの意味も変わるといいと願っています。営業は、”モノを売って会社の売上を上げる”のではなく、”関係性ができた結果、会社の売上になる”という循環ができると、プロダクトの改善や進化の仕方も違うと思うし、会社のマーケティングの在り方も変わってくると思います。

”Magic Momentのプロダクト”が存在することで、顧客と会社の関係性をデジタル世界でつくりあげれるようにしていきたい。そして、そういう世界に変わるきっかけが「Magic Momentだった」と言われるようになるのがわたしの夢です。

チームで余白をつくる。それこそが良いプロダクト、チームであるメソッド

Technologiesチームで大事にしていることは、”楽しむこと・閉じないこと” です。
遊び心が持てるチームづくりをしていきたいと思っています。新しいことに目を向ける余裕がないと解決できることも解決できないので、”課題に目を向ける余白、武器を得るための余白”をつくりたいです。今日明日のタスクで頭がいっぱいだと何も生まれない。エンジニアとしてもプロダクトとしても行き詰まってしまい、次の開発アイディアの議論になっても、お客さんに言われていることだけをしらみつぶしにつぶしていくだけになってしまう。それはプロダクト・チームの成長にはならないですし、仕事も楽しくない。

最近は、余白がないことが課題だと感じ、ペアタスクを導入しはじめました。チームの生産性を上げ、余白を生むことが狙いです。最初は実力差がでてしまったり、開発スピードが落ちる可能性もありますが、シングルタスクは、個々のスピードでしか成長はできないですし、お互いの役割範囲内の話しかしなくなってしまうデメリットがあります。ペアタスクは、技術の伝達やプロダクト理解の深化、細かいところだと効率を上げるツールの使い方の共有など、様々なメリットがあります。長期的に、チームの底力を上げる意味だといい取り組みだと思っています。体外的なスケジュールが緩和されている時期は、余白に埋め込んでチームの文化にしていきたいと考えています。

Technologiesチームのメンバーは、みんな開発という仕事が好きです。素直で明るく前向きなメンバーで、ときに意地っ張りなところもありますが、チームで意見や相談は積極的に行っています。そんな環境ということもあり、技術にもプロダクトにも会社にも世の中にも真剣に向き合って、楽しめる方と一緒に働きたいです。
まだ見ぬ仲間もふくめ、みんなで、"顧客エンゲージメント"という考え方を世の中に届けていきたいですね。

熱く語ってくれた、清家の一番楽しいひとときは、”仕事で山を超えたとき”。
超えているときは辛いですが、振り返って酒の肴になるので、総じて好きらしいです(笑)
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