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しくじり先生!年間MVP受賞者に失敗への向き合い方や復活劇を聞いてみた。

こんにちは!マクロジの中島です☺

今回は新たに始まった「先輩社員の話を聞く会」に潜入してきました!

先輩社員の話を聞くことで、自分の仕事における目標設定やキャリア設計、失敗への向き合い方など参考になればと思っています。

第一回目は昨年の年間MVPを受賞したコンサルタントのKさんです✨

最後までぜひご覧ください^^

ー先輩を語る会とは?

以下の目的で不定期に行われています!
・後輩が先輩社員の話を聞くことで、自分の仕事における目標設定やキャリア設計の参考にする。
・先輩社員のしくじりエピソードとそこからの復活劇を聞くことで失敗への向き合い方や立て直し方を学べる&同じ失敗をしないように回避できる。
・自分たちではまだ見いだせていないかもしれない、新しい角度での仕事の楽しみ方を学べる。

今回のゲスト

名前:K・Kさん
出身:福岡県
前職:IT企画職
趣味・特技:ランニング・小説・映画・歴史

ーそれではインタビューの様子をご紹介!

佐藤:みなさん本日はよろしくお願いします。

入社されたばかりの方だと目標の立て方や今後のキャリアの考え方だったりが明確ではないので、
先輩社員からお話を聞くことで、少しでもヒントになればいいなという思いで始まりました!

また、マクロジでは中途で入社された方が多くいらっしゃるので、以前の職場との違いや今までの失敗からどのように立て直したかなどもお話いただく予定です。

今日は中途で入社されたKさんがゲストです。

最初は営業に配属されて、はじめてマクロジ内でコンサル+ディレクターをするという体制を小幡さんと作ってくれました!
今では難しい案件や大手企業はKさんにお願いしたいと指名されるようなトップコンサルに成長されたので、その経緯もお聞きしたいなと思っています。
みなさんもぜひ将来設計などに活かしてもらえたらと思います。

ますは自己紹介と経歴についてお願いします。

▼佐藤さんの記事はこちら

《Maclogic Interview #5》【順風満帆のキャリアを捨ててベンチャーへ】元楽天マネージャーが語る大手企業とベンチャーの違い | キャリア採用者の声
インタビュー企画第五弾!今回はEC事業部にてコンサルティング部マネージャーを勤めている佐藤にスポットライトを当てました。名前:佐藤芽衣子所属:コンサルティング部マネージャー前職:楽天株式会社出身...
https://www.wantedly.com/companies/maclogi/post_articles/320749
K:よろしくお願いします。

趣味はランニングと読書、映画鑑賞です。たくさん語れるので興味あれば聞いてください(笑)

まずは経歴からお話します。
マクロジは3社目で、新卒では教育・人材事業で全国展開している会社に入社しました。
今に繋がる業務内容としては、オフラインをメインに広報媒体の制作ディレクションや、新規顧客獲得のための企画立案・広報活動を行っていました。
分業をしない方針の企業で、マルチタスクが求められる環境かつ体育会系の雰囲気だったこともあり、当時学生上がりで要領の悪かった自分は、とにかく上司に叱られ続ける1年目だったなと思います。

ただ、2年目は上司にしごかれ続けた甲斐もあり、福岡地区の約100名の中で広報トップ成績を獲得し、かなり調子に乗りました。
上司に呼び出されてお灸を据えられたのはいい思い出です(笑)

広報成績に限らずほとんどの仕事で上手くいって、確実に成長できた実感があったので、次のステップに進みたいと思い転職を決意しました。

次に福岡にある大手IT企業のグループ会社に企画職として入社しました。
大学生インターンの採用、本社採用への誘導と本社で運用していた既存Webサービスのセカンダリ事業に従事しました。 

この経験は今の仕事に繋がることも多いと思っています。
例えばブラウザゲームの施策企画は、ユーザーの行動数値を分析して、売上を上げるための企画を生み出し実行する仕事なので、ECコンサルにも通じるものがあります。

また、エンジニアの方やデザイナーの方と連携して業務を進めていく必要があるので、オンラインでのディレクション業務の間隔もここで掴めました。

数字を分析して企画に落とし込み、実行して結果に出るというプロセスは楽しかったですし、自分に向いているなと思っていましたが、セカンダリ事業には追加の予算投資はなく、既存の顧客からいかに多い売上を生み出すか、という仕事で攻めの運用というより守りの運用という感覚でした。
また、大手グループの子会社ということもありやれることの制約が大きい中で、不自由さも感じることが多くなってきました。

そんな時に、グループ全体で集まる年1回の総会に参加し、同年代の人たちがMVPとして登壇している姿を見て、このまま現状維持をしていても追いつけないなと感じたのが2度目の転職を意識したきっかけです。

東京と福岡で転職活動をして、3社ほど内定をいただきましたが、以下の条件が必須だと思い最終的にはマクロジにジョインすることを決めました。

①成長市場に所属していること(数字が伸びやすいし、実績もつきやすい)
②裁量権の大きいベンチャー企業で、子会社でないこと(本社の縛りがなく自由に働ける)
佐藤:ありがとうございます!
転職活動中にマクロジを見ていて、ここよかったなというところはありましたか?
K:自分がまず目を引かれたのは、年間の目標を達成し続けていて、すごく伸びてるというところでした。

あと最終面接のときに初めて会社で面接を受けたんですけど、賑やかだったので初めは「ラジオでも流してるのかな」と思いました。
それを社長に質問すると、「社員の声ですよ」と返ってきて(笑)明るくて楽しそうだなという印象は残っています。
佐藤:なるほど(笑)
ここまではマクロジに入るまでのことをお話いただいたんですけど、マクロジに入社してからの経緯と、その中で大変だったことや失敗したことがあれば教えてください。
K:最初の半年間は架電営業をしていました。
そのときは、営業の部署を立ち上げてまだ3ヶ月目でメンバーも少なかったです。

大変なこともありましたが、店舗の方がどういう状況で、どういう理由で依頼をしてきているのかを知ってからコンサルができたので、いい経験になったなと感じています。

その後に小幡さんとコンサルとディレクターが分かれていたところを一緒にするというディレコンの運用試験を実施しました。
2ヶ月目でディレコン+3店舗、5ヶ月目でディレコン+2店舗、半年間でコンサル1店舗・ディレコン5店舗の状態になりました。

ここまでの店舗は楽天がメインだったんですけど、新たに違うモールを利用している店舗の担当になり、知見を深めるために自分で調べたり本を読んだり外部コンサルに聞いたりしていました。
今もそれは継続していて、気になることがあれば情報収集をするようにしています。

未経験の業界や商材などマクロジの中でもそこまで詳しくない分野があると思うんですけど、社内に知見がなかったら自分が第一人者になればいいと考えています。
そしたら、頼られるし必要不可欠な人材にもなれるし、昇給にも繋がっていくんじゃないかと思います。
みんなもそんな風に発想を転換しながら前向きに頑張っていって欲しいなと思います。

今までで一番の失敗は、詳細は控えますが、確認不足が原因で大きな損失に発展しかねないミスをしてしまったことです。

ベルファストという超いい映画があと30分で終わるというタイミングで社内のリーダーから電話があり、違う意味で涙が出そうになりました、、、

会社にとって損失を出すようなことだったし、それは真剣に受け取って、誰よりも確認を徹底するようにしています。
※現在は自動でバックアップがとれるシステムを運用しており、チェック体制も強化しています。

失敗して原因を分析して次に繋げることをしなかったら失敗は失敗でしかないけど、失敗したことによって得られるものを正しく認識して、確実にアクションに繋げていけばそれは意味のあるものになります。

最初の職場でも1年目はたくさん失敗して、たくさん怒られて、迷惑もかけたけど、2年目はその経験があったからこそ盛り返せました。

今のクライアントに関しても解約になったときはいただいた言葉を真剣に受け止めて、最大限やれたかどうか考えるようにしています。
失敗には必ず吸収できるものがついてきます。
失敗を失敗で終わらせず、自信の成長に上手く繋げていって欲しいなと思います。
佐藤:ありがとうございます!
その当時は人も足りていなくて、店舗も多く大変だったと思うんですけど、半年で一人前になれた理由はなんだと思いますか?
K:そうですね、、、
失敗を恐れずにまずはやってみるという精神が大事かなと思います。

この施策はうまくいくかとかこの施策で合っていますかとか聞かれることがあるんですけど、店舗それぞれ特徴も商品も目的も違うので、正解は実施しないとわからないんですよね。

行動して、もし失敗したのであれば徹底的に原因を深掘りして、次の提案につなげていけばいい。そうすることで成功の確率はどんどん上がっていくと思います。
それに、失敗した結果は自分にとってもクライアントにとっても資産として貯めていくことができます。
そういう意識が大事なんじゃないと考えています。
佐藤:なるほど、行動数が多かったんですね。
店舗の数字を見れば何が課題でどういうことを提案すれば売上があがるのかがわかると思うんですけど、そういうスキルはどのように身につけましたか?
K:最初はスプレッドシートに店舗の数字をまとめて、毎日自分なりに見解を書き出すなど模擬的な分析をしていました。
みんな自分の担当店舗があって、施策を考えたり提案するのにすごく時間がかかっていると思うんですよね。
でもそれは今までインプットしてきた量や思考した時間で決まってくるので、時間はかかるけど毎朝店舗の管理画面のデータを見て、なんでその数字になったのかを自分なりにテキストでインプットすることを習慣化させると、いざ提案を考える際の時短に繋がっていくはずです。

あとこれはしてなかったけど、先輩に自分の考えた分析内容を送ってレビューをしてもらうと良かったかなと思います。
毎日繰り返したら1週間で最低5件は知見が溜まっていくと思います。


佐藤:すごいですね!今も常に新しい知識インプットしていってるよね。

新卒メンバーも日報で小さくてもいいから成功事例を書いてみるといいかなと思います!
例えば回遊を設置したらこれだけ数字が上がりましたとか、小さなことでも毎日積み重ねていくことが大事だなと感じました。

今までの会社と比較して、マクロジの良さや改善した方がいいと思うことがあれば教えてください!
K:新卒で入社した会社は従業員数も多かったので、自分がしていることがグループ全体にとってどういう意味があるのかがあまり感じられなかったんですよね。

前職でも数値目標が高いわけではなくて簡単に超えれるくらいの目標値でした。

でもマクロジでは上場を目指していることもあって比較的高く目標を設定するし、結果が求められるけど、それに追いつこうと努力したら絶対成長できるなと思っています。
自分の実力が100%だとしたら目標は120%~150%くらいを提示された方が人は早く成長できるので、それはプラスに捉えてほしいですね。

あとは成長産業なのでいい数字を出しやすいしチャレンジできる環境があるので、どんどん挑戦できます。

例えば先輩の店舗を担当したいとかどんどん言っていいと思うんですよね。
まだ担当できる能力がないって判断されるんだとしたら、足りていないところを聞いてその差分を埋めたら引き継ぎたいという話もできるので、自分からどんどん仕事をとっていけるといいですね!

前の職場だと自分と同じ仕事をしてる人が周りに少なくてわからないことは調べるしかなかったんですけど、マクロジは聞ける人がたくさんいるので、どんどん質問していった方がいいかなと思います。
佐藤:成長産業であるのは大事ですよね。
マクロジの担当させていただいているクライアントでは売上を倍にできた事例もたくさんありますが、EC業界という成長産業だからできることなので、そういった環境でキャリアを積むのは重要かなと思います。

活気のある職場で質問もしやすいのでそこも活用してほしいですね!

マクロジでの仕事の楽しみ方やモチベーションをどうやってコントロールしてるのか教えてもらえますか?
K:自分は元々大学でも心理学を専攻していたり、人の行動心理について考えることが好きなんですよね。

ECサイトにおける数字も人の心理が密接に絡んでいるなと思っていて、これをしたらお客様はこう動くだろうという想定をして、実際にそれが数字に出てくると面白いなと感じます。
この商品はどういった人が買うのかとか、どういう要素で購入に繋がるのかを考えるのが一番楽しいですね。

モチベーションのコントロールは、定期的に自分で考える時間を作るようにしています。
なりたい社会人像とか理想的な暮らしってみんなざっくりとあると思うんですよね。

理想の状態になるために業務内容が合っているかやちゃんと前に進んでいるかだったり、目標の設計をしてそれが進んでいるかどうか見直す時間を作っています。
自分の目標に近づいてるなとかこれできるようになったなとか自分自身で振り返る時間を作ると心にも余裕ができるし、時間がないときこそ立ち止まって考える習慣をつけるといいと思います。

自分で人生をコントロールする感覚が一番モチベーションを上げるためには大事だと感じています。


佐藤:ありがとうございます!
自分が企画した商品が世の中に出ていくという経験もコンサルとしてはあるのでそこも面白いポイントかなと思います。
今後のキャリアはどのように考えていますか?
K:社内の目標としては、商品提案をして開発のところから関わってマーケティングもしながら、EC発ヒット商品を作りたいなと思っています。
モールだけでなくD2Cでの成功実績もどんどん増やしていきたいです!

優秀な人は自分ができるのは当たり前で、できたものを再現性を持って伝えられると思っています。
なので、自分がしたことをどうしたらスムーズに他の人もできるかということは考えていきたいです。

社外での目標としては、自分自身のキャリアについて主導権を持てる状態にしていきたいと考えています。
例えば、金銭的な余裕や社会的に求められるスキルがない場合、これは達成できない目標になります。
そこで、自分自身を会社だと仮定すると、あくまでもマクロジは自分の中の収益源の一つでしかありません。メインの収益源というイメージです。

自分の場合は、そこに別軸であと2つやりたいことがあります。
その2つの目標を達成するためには時間が必要なので、メインの収益源で十分に稼げるような知識と実績が必要です。
知識はすぐに手に入りますが、実績は時間が必要なので、今はその実績を作る時期。
会社は「知識を身につけるところ」ではなくて「知識を元に実績をつくるところ」だと考えています。

社外での目標2つについては、今は時間がないので早起きしたり、休日に時間を作ったりして徐々に進めています。
内容はもう少し仲良くなったら教えます(笑)
佐藤:みなさん飲みに誘ってみてください(笑)

今ディレクターとコンサルどちらもしている人が多いと思いますが、この業界はそういう人材が足りていない状態なので、フルスペックのEC人材になれたら色々なところから求められる人になれるんじゃないかと思います!

最後になるんですけど、新卒メインで参加してもらっているので、メンバーに向けてのコメントやアドバイスがあればお願いします。
K:はい!実は一人ひとり考えてきました(笑)

A・Hさんはポジティブですごく質問力があるので、その調子で先輩から知識をどんどん吸収して、自分のものにしていってほしいなと思います。
あと気持ちで新卒を引っ張っていって欲しい。
自分でモチベーションを上げれるタイプだと思っているので、それを他の人も引っ張ってもらえたらと思います!

Y・Sくんは理解力が早いし、主体性も知識量もあるなと感じています。あとは話していて自主的に勉強してるのがすごい伝わってきます。
新卒メンバーは佐藤くんも参考に見てほしいかな。どうやってるとか色々聞いてみてほしいです!

K・Mさんはこれも個人的な感触だけどコミュニケーション能力高いし、愛嬌もあるので、もっと色んな人に質問したらいいんじゃないかなと思います!
みんな絶対答えてくれると思うし、先輩から吸収していけるともっともっと伸びると思います◎

N・Gくんはそんなに関りがまだない(笑)けど、ガッツがありそうだなと。
自分にもどんどん質問してもらえたらなと思います!次の機会があればそのときにほめます(笑)

全体へのアドバイスとしてはそんなに大それたことは言えないけど、自分自身が大切にしていることを3つお伝えします。

1つ目は、「社内・社外」「現実・非現実」は問わず、自分のベンチマークを見つけて判断の道標にして欲しいということです。

自分もこの話は研修でファシリテーターの方から聞いたことがあって、その人はスラムダンクのキャラクターをベンチマークにして、この状況だったらその人はどう判断するかを考えて判断軸の参考にしていたそうです。
基本的に人の意志は弱いものだと思うので、自分以外の理想像を持ってその人ならどうする?で考えられる軸を持つようにすると意志を強く持ちやすくなるのかなと思います。

2つ目は全部自分次第ということを自覚することです。

愚痴だけの飲み会とか苦手で、生産性もないし何も生まれないと思っていて、、、
よく言われるけど環境も他人も変えられない、変えられるのは自分のことだけで、自分以外への愚痴を言っているときは自分から逃げてる時だなと思うようにしています。

自分に向き合うのは傷つくし大変だけど、向き合って初めて成長ができると思っています。

3つ目はいい意味で先輩なんて大したことない、すぐに追い越せる、という気持ちでいて欲しいということです。

初めは莫大な知識量の差で何を言ってるかわからないこともあると思うけど、意外と大したことないし知らないことはたくさんあります。
情報なんてそこら中に転がってるし、インプットする時間を作ろうと思えば絶対に作れるはずなので、目標を設定してアクションプランを立てて、意味のある時間を過ごして欲しいです。

ただ、アクションプランを立てた後に一人で実行できる人が少ないと思っているので、一つコツを伝授します。
それは「誰かに目標を宣言して監視してもらうこと」です。
誰かに見てもらうことで強制力を発動できるし、継続しやすくなるはずです。
ぜひ活用して、昨日より今日、1ヶ月前より1ヶ月後と、確実に成長できるような仕組みを自分で作り出すようにしていってください。


ーお忙しい中ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。

今回はコンサルタントのKさんにこれまでの経歴や今後の目標などをお話いただきました。
みなさんも自分の仕事における目標設定やキャリア設計、失敗への向き合い方など参考にしていただければと思います^^

次回もお楽しみに!

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