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〈Mobile Mover〉RTK-GNSS自動走行による除草剤散布の実証実験 青森編
2024年9月、青森県でりんご栽培を行うジャパンアップル様にご協力いただき、自動走行のMobile Moverによる除草剤散布の実証実験を行いました。こちらでは、日本最大級、約55haの農地でりんごの高密植栽培が行われています。普段は乗用機を使用した手散布で行っている作業に、Mobile Moverを導入すると・・・導入効果ポイント①作業時間の短縮自動走行のMobile Moverで作業スピードUP!乗用機を使用した手散布に比べて、約半分の時間で作業を行うことができました。◀乗用機での手散布 ▶自動走行のMobile Moverによる散布1列あたりの作業時間を約...
〈Mobile Mover〉施設栽培での防除・草刈りの実証実験
Mobile Moverをハウス栽培でも活用へ2024年6月から7月にかけて、茨城県内でトマトやキュウリの施設栽培を行う試験農場にご協力いただき、Mobile Moverの実証実験を行いました。①ハウス内での防除作業 ②ハウス周りの草刈り施設栽培の生産者にとって大変な作業(特に夏場!)でもあるこの2つの作業を、同じ車体のMobile Moverで。どちらもリモコンで操作を行っています。防除仕様:カートジェッターのノズルを使用し、電動弁のオン・オフをリモコンで操作可能。両側散布と片側散布が選べます。今回の防除実証実験では、感水紙を使用した試験の結果、Mobile Moverによる散布は葉の...
〈Mobile Mover〉RTK-GNSS自動走行による除草剤散布 サービス化への道
Mobile Moverが自動走行で除草剤散布 りんご高密植わい化栽培向けのサービスに2023年からMobile Moverの実証実験を行っている長野県安曇野市のりんご農園。雪解け、そして春を迎え、Mobile Moverも始動です。自動走行のMobile Moverによる除草剤散布を、りんごの高密植わい化栽培を行う農家さん向けのサービスとして利用してもらうことはできないか。この春から、さらなる挑戦を始めています。除草剤散布仕様もバージョンアップ◀自動走行する「Mobile Mover」除草剤散布仕様 ▶散布箇所の写真は走行ルートと連動しクラウドへ昨年の実証実験を経て、除草剤散布仕様の車...
〈Mobile Mover〉のはじまり 「マルチワーク可能なロボット台車」誕生へ
「Mobile Mover」のはじまりは "雑草を踏むのにモビリティを使う" という斬新な発想農家さんの "2大つらい作業" といわれる、雑草対策と防除作業(農薬散布)。作業が少しでも楽になる、そんな農業ロボットをつくりたい。しかも、農業現場で使ってもらうために低コストで実現したい。でも、自分たちで車体をゼロからつくっていたら、とてつもない金額がかかってしまう。私たちのような小さな会社には、当然そんなお金も技術もありませんでした。そこで目をつけたのが、地域の農業の課題解決に向けて一緒に取り組みを始めていたスズキのモビリティ。電動車いすの車体でした。スズキの高度な走行技術による安定した足回...
〈Mobile Mover〉用途開発 草刈り仕様編
お茶刈り機メーカーとのコラボで実現台車の上に様々なワーク(作業機)を付け替えることが可能な「Mobile Mover」。用途開発では、専門メーカーとの連携も。前方に草刈り刃のワークを取り付けた「Mobile Mover」草刈り仕様草刈り仕様は、某お茶刈り機メーカーさんとのコラボで生まれました。草刈り刃の位置(高さ)などの調整は現場でもできるよう設計しています。この日は、自社農場での草刈り作業に出動要請。試作テストを兼ねて、いざ出陣。Mobile Mover走行後。写真では少し分かりにくいですが、実際はしっかり刈れています。◀before ▶after...
〈Mobile Mover〉RTK-GNSS自動走行による除草剤散布の実証実験
実証フィールドは高密植わい化栽培のりんご農園除草剤の散布作業と収穫期の運搬作業。Mobile Moverを導入することで、農作業の負担を軽減することはできないか。長野県安曇野市でりんごの高密植わい化栽培を行う農家さんにご協力いただき、Mobile Moverの実証実験を行っています。RTK-GNSS自動走行による除草剤散布◀農家さんは約15ℓの噴霧器を背負い、手散布で広い圃場を歩き回る。一定のスピードで、的確な場所に、適量をまく、その手際の良さには脱帽。 ▶Mobile Moverが自動走行で除草剤散布。除草剤散布の目的は、ネズミにりんごの根をかじられてしまう被害を防ぐため。そこで、Mo...