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〈Mobile Mover〉RTK-GNSS自動走行による除草剤散布 サービス化への道

自動走行「Mobile Mover」で除草剤散布 りんご高密植わい化栽培向けのサービスに

昨年から「Mobile Mover」の実証実験を行っている長野県安曇野市のりんご農園。

雪解け、そして春を迎え、「Mobile Mover」も始動です。

自動走行の「Mobile Mover」による除草剤散布を、りんごの高密植わい化栽培を行う農家さん向けのサービスとして利用してもらうことはできないか。この春から、更なる挑戦を始めています。

「Mobile Mover」除草剤散布仕様もバージョンアップ

◀自動走行する「Mobile Mover」除草剤散布仕様 ▶散布箇所の写真は走行ルートと連動しクラウドへ

昨年の実証実験を経て、「Mobile Mover」除草剤散布仕様の車体もバージョンアップ。

100Lのタンクを載せ、時速約3kmで自動走行しながら、株元に除草剤を散布することが可能に。また、車体の速度、位置情報などのデータ、走行ルートと連動した散布箇所の写真は、クラウドへアップロードできるようになりました。

散布ノズルは2頭口で、角度や開閉の調節が可能。散布の高さや幅の調整も可能で、ドリフト防止カバーも付けました。

そして、自動走行のルート設定と走行テストも実施。

散布開始位置
散布中の経路
散布終了位置。ここでMobile Moverを旋回させ、通路を往復。

車体を実際に動かして、地図上の位置を見ながらルート設定のポイントを配置。今後、様々な圃場でも対応できるようノウハウを蓄積しています。

除草剤の散布作業は、りんごの開花、受粉を待ち、5月半ばから本格的に始まります。

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