2024年9月、青森県でりんご栽培を行うジャパンアップル様にご協力いただき、自動走行のMobile Moverによる除草剤散布の実証実験を行いました。
こちらでは、日本最大級、約55haの農地でりんごの高密植栽培が行われています。
普段は乗用機を使用した手散布で行っている作業に、Mobile Moverを導入すると・・・
導入効果ポイント①作業時間の短縮
自動走行のMobile Moverで作業スピードUP!
乗用機を使用した手散布に比べて、約半分の時間で作業を行うことができました。
◀乗用機での手散布 ▶自動走行のMobile Moverによる散布
1列あたりの作業時間を約5分短縮できるため、今回の実証圃場(20a、全7列)における除草剤散布をMobile Moverで行うことで、従来に比べて全体で35分の作業時間削減が期待できます。
導入効果ポイント②薬剤コストの削減
Mobile Moverの安定した走行と株元への散布により、除草剤の散布量が従来の約5分の1に!
散布後の圃場の様子を確認すると、株元から一定の幅で均一に散布できていることが分かります。除草剤の使用量を大幅に削減できただけでなく、画像解析による薬効評価でも効果は十分に確認できました。
今回の実証実験では、自動走行のMobile Moverによる省力化(労力削減・作業時間短縮)とコスト削減(農薬使用量抑制)につながる成果が得られました。