大竹一輝(おおたけかずき)23歳。現在大学4年生で、塾講師をしながら経済学を学んでいる。2020年6月、LOGZにインターン生として入社し、就労移行支援事業所ルーツやメディアPuenteにて働いている。
ただ目の前のことを楽しみたい。ボランティアは人と関われる自分の居場所。
ーまずは自己紹介をお願いします!
大竹一輝です。大学4年生で経済学を学んでいます。中学生からボランティアを10年程続けています!小中学校では、ソフトボールとバスケットボールもやっていました。ラップとか聞くことも好きですね!
ースポーツ少年だったんですね!
高校の初めのころまではスポーツをしていました!高校時代はスポーツをやめてアルバイトをしてました。実は遠距離恋愛をしていて、バイト代貯めて遊びに行っていました(笑)
ーめっちゃ青春!羨ましい(笑)ラップはどんなのが好きなんですか?
地元の方のラップをよく聞いているんですけど、言葉にメッセージ性があって共感できたり、心に刺さるので好きですし、何よりラッパーの方がカッコイイんです!
ーボランティアは中学生から10年もやってたんですね!どういうボランティアなんですか?
青少年育成と大学生からは、高校生への人生相談をしていました!キャンプなど自然と触れ合う遊びの中で、社会性やリーダーシップを学んでもらったり、高校に訪問して、生徒さんと進路の話や悩みの相談に乗っていました。
ーキャンプ楽しそう!ボランティア活動の中で大切にしていることはありますか?
自分の中だけだと価値観・視野が狭い中で、もがいている子に、誰かと話すことだけでも一歩進めると思うので、そんな子たちに、少しでもきっかけをあげられたらいいなと思っています。
ー少しのきっかけで前向きになれたりしますよね!素敵です!大竹君にとってボランティアをやる意義ってなんですか?
ボランティアとか社会貢献って意識していなくて、ただ目の前のこと楽しんだりとか、人と関わることに喜びややりがいを感じているので、それが意義かな!ボランティアは自分の居場所です!
ー居場所があるって幸せなことですよね!大学ではどんな勉強をしているんですか?
経済学を中心に学んでいて、特にリーダーシップやマネジメントが面白くて、実践的な内容で実践でどう活かすか意識して勉強しています。学んでからは自分の視座が高まりました。組織にはビジョンや戦略があって、組織全体がどこに向かっているかを理解することで仕事に対してモチベーションが高まる感覚が身に付いたので、LOGZでも意識して働いています!
ー働く上で組織の考え方や方向性を意識するって大事ですよね!塾講師のアルバイトの始めたきっかけは何だったんですか?
元々勉強が苦手だったんですけど、受験勉強をしていくうちに英語が得意になれた経験や、結果第一希望に落ちてしまったんですけど、そんな挫折の経験も伝えられるかなと思いました!
ー生徒さんと接する上で大切にしていることはありますか?
「できる」ところまで一緒に寄り添っていくことを大切にしています!というのも、できない自分をコンプレックスに思っているけど、できるようになりたいと思っている子が多いので!そういう時はその子のできるとこを探します!全部できないわけじゃないので希望が見えるんです!そこから丸つけまで一緒にやって、喜びを共有します。そうすると、「できた!」と実感するんです。自分もやればできるんだって思ってもらうことを一番こだわっています!
ボランティアや塾講師を経て、ルーツへ。一人一人の個性を活かして活躍できる社会を創りたい。
ールーツにインターンしたきっかけは何だったんですか?
障害者だからという固定観念に囚われたものではなく、一人ひとりに向き合っていると知って素敵だなと感じたからです!今まで経験したボランティアでも、一人一人の価値観などを引き出して、実現したいことを一緒に考えることにやりがいを感じてきたんですよね。その中で生まれた「一人一人が個性を活かして活躍できる社会を創りたい」自分の想いの重なりを感じて話を聞きに行きました!
ー実際に面談してみてどうでしたか?
社員の方の熱意をとても感じました!そして自分自身も面談を通じて、課題に向き合うことができたので成長したなと思いました。自分の将来、ビジョンの話を聞かれた時、僕は起業も考えているのですが、今後どうなりたいのかが曖昧だったんです。深堀してもらったことで、想いの割に、実際に行動していることや、考えの具体性がないってことが自分の課題だと認識することができたんですよね!
課題を基に、具体的に将来設計を数字に起こしてみたり、起業についてどうしていくべきか本を読んで活かせることをまとめました。やってみて、理想を叶えるにはお金がかかること、自分が今知っている世界だけでなく、今まで知らなかったことにも興味を持つべきだなと気づいたんです!本は藤田晋さんの「渋谷ではたらく社長の告白」を読んだのですが、「チームで結果を出す、そのための行動をすること」が今までの自分の経験から足りないことだと、気づくことができました!
実際に、LOGZで働く中で周りと連携とる量を増やすようには意識してます!アイデアやわからないこと理解出来るまで聞くようにしたり、自分だけで抱えないようにしていて、協力をお願いするようにしています!
ー頼るってことも大切なことですよね!改めてLOGZや働く社員をどう思いましたか?
圧倒的な視座の高さを感じましたね!!「この組織すげ~!」って。課題と向き合うのは大変だったけど、面談で確実に自分の力になっていると実感していて「LOGZの人と一緒に働きたい!」と思いました。そして、何よりも真剣に僕に向き合ってくれたことが嬉しかったです!
ー今は実際にどんな仕事をしているんですか?
ルーツでは、支援員として利用者さんの体調や学習などのヒアリング、講座などを担当しています。プエンテでは、メディアのライターとして今は就労移行系のコラムを書いています!
※プエンテ:LOGZが運営するメディア。「障害があるのは当事者ではなく、社会の側なのではないか」という問題意識のもと、当事者1人1人にスポットライトを当て、彼らのストーリーや思いを発信している。そうした発信を通して、障害者の方に対する理解・認知の促進や差別の是正等に貢献する。
ー実際に働いてみて感じたことはありますか?
何もわかからない状態から徐々に色んな事ができるようになって、自分なりに工夫できるようになったので働くのが楽しいです!インターンの経験で、自分で何をどうやってすればいいのか考える力が付いたなと思います。ルーツの仕事は全てにマニュアルが決まっていないんですよね!だから自分自身がなんのために、誰のためにそれをしているのか考え、やるべきことを自分で探し出す力が必要なんです。実際にブログの記事を任された時、自分が何を伝えたいかばかり考えて書いていたのですが、先輩から、これを読むのはどんな人で、何を伝えたいの?とフィードバックをもらったんです!
そこから自分が読む側ならどうするか、どんなタイトルなら惹かれるのかなど相手の立場になって考えるようになりました!自分の狭い世界の中で考えていたために、気づけなかったことにフィードバックをもらうことでことに気づけたんですよね!その後も視野を広げて考えて行動するようにしています。
ーたしかに!正解がないからこそ自分で考える楽しさもありますよね。ユーザーさんと接する上では、どんなことを意識していますか?
話をしっかりと聞くことは意識しています。だた相槌を打つだけではなく、気持ちに寄り添うことを大切にしています。その上で視野を広げてあげることも意識していて自分が客観的にみて、本人がもやもやしていることを言語化することを大事にしています。
視野を広げるというのは、自分にないものを取り入れること、それが成長だと思っていま す。自分の1番大切にしている部分です!他にも一人一人、性格や考え方がある中で、まずどうしたら自分と利用者さんが信頼関係を築け るのかが難しいと感じるけど、できるだけ一人一人の利用者さんとコミュニケーションをとるよ うに心がけています!趣味やニュースなどの日常会話だけでなく、学習や就職のこともこまめに 話したいです。
優しいだけじゃなく芯のある強い男になりたい。
ー大竹くんの将来の夢教えてください!
精神的にも肉体的にも、芯を持った人に強い男になりたいと思っています!今自分に弱い部分があるからこそ、これから強くなれると思っていて。
ー強い男というと?
僕は「強い人=覚悟を持てる人」だと思っています。覚悟を持つことって、たとえ相手に嫌われようが、本当に相手のためになる事ならば、助言したり行動ができることだと思うんです。僕、人に合わせて軋轢を避けてしまうタイプなんですよね。でも、仕事ってそこだけじゃ成り立たないと思うし、ただ優しい人じゃなくて覚悟を持てる人になりたいです!
肉体的っていうのは、体って鍛えるとホルモンが出て自信が出てきたりするらしくて!これから鍛えていきたいと思っています(笑)
ー強い男になる大竹君、楽しみにしています!最後にLOGZを受ける人へのメッセージをお願いします!
とにかく成長したい、環境を変えたい思っている人には向いている場だと思っています。逆にそういう気持ちがないとやりがいを感じられない場でもあると思っています。ただ仕事をこなすだけでなく、自分の成長を仕事を通じて得ようという人。そんな方に来ていただきたいです!お待ちしております!
ーありがとうございました!いつも優しく一人一人に向き合ってくれる大竹君。
これからの活躍に期待です!