畑 未久(はた みく)
27歳。高校卒業後、子供服の販売員をやった後、介護職を経験。その後、雑貨屋やサーフ系のアパレルの販売員を経て、2020年5月、株式会社LOGZGROUPに入社し、就労移行支援事業所ルーツで支援員として働く。現在、一児の母。
横浜関内のムードメーカー、ヒーローのような存在になりたい。
ーまずは自己紹介をお願いします。
畑未久です。27歳で一児の母です。
体を動かすのが好きで、バスケを1~2年前までやっていました。最近はコロナの影響で行けていませんが、週に1度キックボクシングにも行っています!
ーキックボクシング!かっこいいですね!
始めたきっかけってなんだったんですか?
ずっとジムに通ってみたかったんです。前の職場でたまたまプロボクサーと一緒にミット打ちをしていたという人と知り合って、その流れでキックボクシングの会に入ったのがきっかけです。
他にも、最近はダンスの動画をみながら、踊ったりもしていますね。ダンスは高校の時から始めました。
ー高校生の頃から人前に出たりすることは得意だったのですか?
いや、高校生の頃は逆に人前にはあまり立ちなくないタイプでした。ダンスの合間のMCとかもガチガチに緊張していましたね。
今も講座前とかは「大丈夫かなぁ」「どう進めていこう」と考えて、ちょっと緊張することがあります。でも今は、アパレルを経験したことにより、昔よりかは話せるようになりました。考え過ぎずに、ぽんぽん言葉が出てくるようになったというか!
ー前職での経験がルーツに活きていますね!
前職はアパレルということでしたが、実際にアパレルで働いてみてどうでしたか?
めちゃめちゃ楽しかったです!特にサーフ系のお店では、お客さんきっかけで由比ヶ浜に飲み友達ができてよかったです。「飲みにいこうよ!」「サーフィンしよう!」と声をかけて頂くことが増えて、そこで友達、というか先輩が増えました。みんなおじさんですけど笑
ーそうなのですね!ですが、アパレルをやった後に、介護職もやられていますよね?
そうですね。介護をやったきっかけは、仕事を変えようかなと考えていた時に、知り合いから「介護の仕事があるんだけどやってみない?」と聞かれたことでした。当時は介護職をやるなんて全然思ってなくて。人の命を預かる仕事を、中途半端な気持ちでやって良いものか..と考えていました。ですが、声をかけてもらったし、せっかくだからと思い、就職しました。
実際にやってみると介護もめちゃめちゃ楽しかったです!職場の人からも「天職なんじゃない?」とか言われていましたね。やっぱり、ひとりで黙々と働くよりも、人と関わりながらする仕事の方が好きだなぁと感じました。
アパレル・介護を経てルーツへ。未経験の業界に飛び込んで、見えたもの
ー転職したきっかけと、現在の業務について教えてください。
ずっとアルバイトでアパレルの仕事をしていたので、正社員で就職しようと思ってwantedlyを見ていました。最初は営業をやろうと思っていたんです。
というのも、雑貨屋さんで働いていた時の自分の売り上げがめちゃめちゃ良くて。会社の全体でトップ3に入っていました。それで営業で探していたのですが、特に営業したいものが見つからなかったんです。商品の良さが分かってないと、営業しても商品は売れないだろうし。
色々探しているうちにLOGZを見つけました。そこでミッションである「障害という線引きをなくす」というのがすごく魅力的に見えて。
というのも、実は甥っ子が目が見えないのですが、目が見えない分めちゃめちゃ耳が良いんです。電車を音で聞き分けられるくらい。大袈裟かもしれないけれど、「これは神から与えられた個性だ」という風に感じました。その時に障害という言葉に違和感を覚えました。
障害って何か壁を乗り越えたり、問題に打ちあたるといった印象を受けるかもしれませんが、私は、その人の個性だと思っています。それで、その個性や特性を直したい、なんとかしたいという思いがある方が病院に行って、病気や障害という名前がついただけ。「障害だからできない」ではなく、その人にあったことをすれば良いと思います。そういう考えがあったから、ルーツの「障害という線引きをなくす」というところに惹かれて、応募をし、転職しました。
今やっている仕事としては、講座や、ユーザーさんとの面談などをしています。他にもブログ作成や、ユーザーさんの病気について調べて、資料としてまとめる仕事もしていますね。
ーそうだったのですね!実際に働いてみてから感じたことなどありますか?
まだまだ自分も経験不足なところも多いし、もっとユーザーさんに寄り添っていければなと思っています。どこまで寄り添うのが良いのか、そこの境目が分かっていない分、大変だなと感じます。
それと、タスク管理の難しさを実感していますね。どういう風にしたら効率がよくなるか、時間内に終わらせられるか..などを考えるのが大変で。ユーザーさんと関わるとき、ちゃんと話を聞いてあげたいなと思うので結構長くなってしまうことがあります。そうすると自分のスケジュールが狂ってきたりして、難しいですね。
働いていく上では、ユーザーさんと関わる時に誰に対しても、一人の人として、接していくことを大切にしています。関わる中で「この人、病気だ」とか、「この人障害だ」とかは思っていません。「この人は、こうだからこう!」と決めつけずに、みんな一人の人として、平等に関わるようにしていますね。
関内のムードメーカーのこれからとは?
ーここからは、これからのことについて聞いていきたいと思います。今後やりたいことや挑戦したいことはありますか?
心理カウンセラーの資格を取りたいと思っています。それがあることによって、声かけや面談の時に異変に気づいてあげられたり、不安に思っていることに対してうまく応えていけるようになると思うので。
うつとか、そういった病気の人に対して、「がんばれ!」と言い続けても、「頑張ってもがんばれないんだよ..」と思われてしまっておしまいだと思います。だから、そこをどうやって伝えて行ったらいいんだろうと考えた時に、心理カウンセラーの資格を取れば、そういう人たちの気持ちがわかってあげられるのかな?と思っています。
ー心理カウンセラー!確かに、ユーザーさんと関わっていく上で、役に立つかもしれませんね。
それでは、畑さんの将来の夢を聞かせてください。
オールマイトになることです!!オールマイトとはですね、漫画「僕のヒーローアカデミア」のなかで先生の役として出てくるキャラクターです。端的に言うと絶対的なヒーローなんです。もうオールマイトがいれば安心だと世の中の人がみんな思っているんですね。オールマイトは、どんなにひどい災害でも、どんなに強い敵がいても、すごい笑顔で「私がきた!!」と言って助けに来てくれます。みんな、そのオールマイトの背中を見て、すごい安心するんです。
この話はすごいみんなに馬鹿にされるんですけど笑
私は、本気でオールマイトのような笑って人を助けてあげられる、自分がいることでみんなが安心してくれる頼れる人。そんなヒーローになりたいです。
ーヒーロー!畑さんらしい夢ですね!
いつも笑顔な畑さんにユーザー、クルーも含め、いつも助けられています。では、最後にLOGZGOURPを受ける人へのメッセージをお願いします。
LOGZGROUPはできないことに注目するのではなく、できることに注目してくれる会社だなと思います。
自分はパソコンの作業が元々苦手で、今までの仕事でも全然使ってこなかったんです。だから、ユーザーさんにパソコンの技術を教えてあげたりもできないし…「同期はちゃんとできているのに」と感じることもあります。ですが、元気があることには自信があって、そこを活かせるように毎日の朝礼や夕礼を任せてもらえたりしています。また、風通しの良さもLOGZGROUPの魅力です。仕事をしていくなかで上司になかなか言いづらいことってありますよね。結構考えてから質問するとか..。ですが、ルーツに関しては自由に意見を発信しても聞いてくれます。
福祉やITに関わったことがなかったり、「自分はどうかな、やったことないな」と思っている人でも、その人の良さを見つけて、そこを尊重してくれます。自分を活かせる、意見の言いやすい風通しの良い会社。そんな会社で働きたいなと考えているにおすすめの会社です!ご興味のある方、ぜひお話だけでも聞きにきてください!
ー長い時間ありがとうございました!
いつも笑顔でルーツ横浜関内にて、太陽のような存在の畑さん。これからの活躍に期待です!