株式会社LOGZの「魂」を盛り込んだ、ビジョンカードを作成しました | 株式会社LOGZ
株式会社LOGZは社員やお客様、協力会社様とのビジョンの共有を行うべく、「ビジョンカード」を作成しました。このカードは「常にビジョンを意識し、行動してほしい」という社長の想いから作成に至りました...
https://www.wantedly.com/companies/logz0616/post_articles/116538
小坂 勇貴:1990年11月生まれ。株式会社LOGZで就労移行支援事業所ルーツ横浜関内を設立から担当。ニート時代をすごすも、LOGZ社員である同級生杉山の声掛けで、LOGZにジョイン。ともに新事業所を盛り上げている。
尾辻 奈実:1990年12月生まれ。青山学院大学卒業後、大手生命保険会社に就職。その後フリーランスを経て、株式会社LOGZに創業時から取締役として携わっている。
尾辻:小坂とこうやって話すのは初めてかもしれない(笑)まずは簡単に自己紹介をお願いします!
小坂:1990年生まれで現在27歳です。LOGZに入るまでは、大学をサボりつつ鉄拳というゲームとギャンブル中心の生活を送っていました。でも当然そんな生活が続くわけもなく、バイトもやめてお金も尽きて、綴じは立派なニートって感じでした。そんな時に友人である杉山に「LOGZの面接受けてみないか」と誘われ、最初はそのままなんとなく面接を受けて入社しました。
尾辻:ニートから新店舗立ち上げはLOGZならでは。笑
私ゲームはあまり詳しくないんだど、鉄拳はどのぐらいやってたの??
小坂:鉄拳は大学の浪人時代に一番のめり込んでいて、ほぼ毎日朝から晩までゲームセンターにいて、延べ4年ぐらいやっていました。生活の一部でしたね。笑
尾辻:すご(笑)。何でもそうだけど、没頭できるっていうのはすごい能力だよね。そんな正真正銘立派なニートが、ゲーム中心の生活から、未知の世界に飛び込んでいくのはどんな気持ちだった?
小坂:未知の世界に飛び込むと言っても、正直失うものが何もなかったから、「なんでもこいよっ!」ていう気持ちでした。たとえそこで失敗したとしても、元の環境に戻るだけではなくて、「何かしら得る物があるはず」って思っていたので、特に違和感なく飛びこんでいけました。
「とりあえずやってみて考えればいいや」っていう感じでした。
尾辻:私も創業した時、何も失うようなもの持ってなかったのが良かったかも。笑
実際、飛び込んでみた結果どうだった??
小坂:飛び込んだ結果、「意外と働けるものだな」というのが第一印象でした。笑
だって週3ぐらいのアルバイトしか経験の無いニートがいきなり働くってなったら、絶対しんどいじゃないですか。でもいざ働くとその環境に適応できるっていうか、すぐ慣れてしまうんですよね。だから意外に飛び込んじゃえば、どんな環境でも適応できるんじゃないかと思ってます。
もちろんその慣れっていうのは楽(ラク)になるっていう意味じゃないです、今でもしんどいですし。笑
あとはやっぱり今まで経験したことないことだらけだったので、いい刺激になったと思ってます。仕事に対する考え方も変わりました。
尾辻:「失うものなんてない」ってところから始まった分、素直に働くこととか仕事の楽しさに触れられるところはあるのかもね。私にめっちゃ叱られてるし、楽ではないよね〜笑
小坂:笑えないぐらい怒られてますね(笑)。でもそれは成長して欲しいから怒っているのであって、できればなみさんも怒りたくないはずなんですよね。なので怒られないようなレベルまで成長するのが最近の目標の一つになっています!!
尾辻:どんな風に仕事に対する考え方が変わった?
小坂:仕事に対する考え方としては、それまでろくに働いたことなかったんで、イメージだったんですけど、、、サラリーマンって仕事の愚痴がすごい多いイメージがあって、「そんなに仕事ってつまんないんだ」って思ってましたし、「上から言われたことを淡々とやって、特にやりがいも見つけられず過ごしてんだろうなー」って、働いたこと無いのに思っていました。
でもいざLOGZで働いてみると、そもそも上から指示がほとんど無いんですよね。笑
「えーこんな重要なことも自分たちで決めるの!?」と思いましたもん。笑
でもやっぱりそれはLOGZが掲げている考え方の一つの"OWNERSHIP"(ビジョンカードリンク)が基準になっていて、自分たちで考えて決定するということに意味があるんだなと思っています。まだまだ甘いですが、このOWNERSHIPを意識するようになってから、責任感も出てきましたし、いろんなことについて自分で考える癖がつきました。
そして自分自身に、"今この仕事をやる意味"を見つけたので、より一層この仕事が身近に感じられ、やりがいを感じています。
尾辻:指示はあんまりないね〜考えないとやることがない環境。笑
「決断」することが一番成長に繋がってるんだって、私も事業を完全に任された時に気づいた。同年齢ながら、それわかってて鬼畜なぐらい意思決定を委ねる社長すげーなと思ったし、その勇気に私がビビる。笑
自己成長を望んでいるといい環境だけど、指示待ちになると結構辛いよね。笑
小坂:指示が本当に無いですね笑
多分がっつり他社で指示を受けて仕事していた人にとって、最初は相当キツイんだろうなって思います。笑
上の人間が決めた方が確実だろうし、スピードも早いので現状の会社のためにはそれをやった方がいいのは百も承知なんでしょうけど、あえて自分たちにやらせることで人材の育成、言うなれば会社の未来に投資しているのかな、と感じてます。
信頼して任せてくれていると思うんで、そこは裏切らずにやっていきます!
尾辻:そうやって理解して頑張ってくれる社員がいてくれてこそ、任せられるよね。笑
期待してます!じゃあ次はさっき話していた、小坂の感じている、この仕事をやる意味や、やりがいはどんな部分か教えてもらえる?
小坂:実は、ちょうど私がこの仕事を始めた時期に、以前からの知り合いが、うつ病になってしまいました。それまでは"障がい"というものを身近に感じたことがなくて、いまいち親近感が湧かなかったんですけど、その方がうつ病になったことで接し方をすごく考えるようになりました。そして障がいを持っている方と接するこの仕事をやるようになって、障がいというものがすごく身近に感じられて、自然と受け入れることができたんですよね。
それと同時に、"人とちょっと違う"というだけで"障がい"と、"障がいを持っていない人"と区別されるのに違和感を感じて。なので実際に障がいを持っている方と接しながら、そこの区切りを取っ払っていきたいと思うようになりました。
尾辻:実際に接するとわかるけど、本当に得意と不得意の凸凹ってだけだと思うんだよね。誰でもそれぞれ長所や短所があるものだし、私の苦手なことや嫌いのことがすごく得意な利用者さんもたくさんいる。お互いに上手く補い合うことで、障がいの有無に関わらず活躍することができたら、もとずーっと面白い世界になると思うんだよね!
私だって、空気読めずに場を荒らしたりしてるけど、みんな笑ってくれるから普通に過ごせてる。そういう面白くない線引を超えていける会社でありたいね!
小坂:そうなんですよ!ちょっとだけ何かができなかったりとか、逆に他のことがものすごいできたりとか。単純にそれだけのことで、それってそれぞれの個性だと思うんですよね。誰かがこれは病気だって線引きしただけで。
その線引きによっては誰でも病気になり得ますし、その逆も然りで、病気の方が病気じゃないですよって判断される可能性もあるんですよね。その線引きを少しずつ無くしていけたらなと思っています。
尾辻:もともとニートだったことが活きてると感じる部分はある?
小坂:もともとニートだったので、今就労できていない人の気持ちが、少なからずわかるんじゃないかなと思ってます。病気や体調が悪かったわけじゃないんですけど、それでも自分だから気持ちがわかることはあるんじゃないかと。なので寄り添って答えを見つけることもできますし、実際にこうやって働いているので、自分の姿を見て少しでも勇気付けられる人がいたら嬉しいなと思います。
尾辻:ニートだったことで共感できることとか、体験から話せることとか伝えられることがあるよね。横浜の事業所を任せたメンバーは、「個性を大事にする」って気持ちをもってやってるからこそ、絶対良い事業所になると確信しているよ。
小坂:ありがとうございます!絶対にいい事業所にしていきます!
尾辻:色んな経験があって今の仕事への思いが繋がっていってると思うのだけど、小坂自身、人生でやっていきたいこと、夢はある?
小坂:人生でやっていきたいというか、やるべきだと思っているのは、先ほどお話した「線引きをなくす」ということだと思っています。そのためには、積極的に障がいを持っている方に活躍してもらいたいです。そうすれば障がいという括りもなくなっていくと思います。
まずは身近なところからということで、今いる利用者さんに社会に出てもらって活躍してほしいですね。
自分自身の夢だと、格闘ゲームが好きなので、eスポーツに関わっていきたいと思っています。eスポーツは簡単に説明すると、プロのゲーマーという職業が成り立っていてそれぞれスポンサーがついており、もちろん給料も発生し、いろんなサポートが受けられる環境になっています。その上で各国で開かれる大会に参加し、賞金なども得られる、まさにプロのスポーツ選手と同じなんですね。日本では海外に比べて盛り上がっていないので、もっともっと盛り上げていきたいですし、国内でプロゲーマーと言っても世間の反応はまだ冷たいものがあるのが現状です。そこの線引きも取っ払っていきたいです!
尾辻:良いね〜!!!まずは足元からだけど、ちゃんと一貫して、「線引をなくす」という思いが繋がってるね。プロゲーマーっていうのは全然私には馴染みがないんだけど、日本以外だとeスポーツが盛んな国とかはあるの?
小坂:そうですね!ありがとうございます!
eスポーツが盛んな国だと、アメリカ、中国、韓国とかですかね。それらの国ですとプロゲーマーという職業が日本に比べて、圧倒的に認められているイメージがあります。本当にすごいプロゲーマーですと、待遇もプロのスポーツ選手並で、大豪邸とかに住んでいる人もいます。金銭面だけではなく、徹底的な食事管理や、果てにはトレーナーがついて徹底的な筋トレまでしちゃいますからね。笑
日本の有名なプロゲーマーと天と地ほどの待遇の差はありますね。なのでスポンサーも海外のスポンサーの方がものすごくお金をかけているので、日本のスポンサーがついている選手はやはり総合的に見ていい結果を残せていないのが現状です。
尾辻:しょ、しょ、しょ、食事管理!!!
私は最初聞いた時は、eスポーツが、なんで"スポーツ"なのかあんまりしっくりきてなかったけど、実際スポーツなんだね、、笑
小坂:そうなんです!会場とかもスポーツ観戦している会場と同じ様なつくりなので、スポーツを観戦してるのをそのままゲーム観戦に変えただけなんです!
尾辻:面白そう。私みたいな人は見たこともないし、観客としての楽しみ方がまだまだわかっていないから、そういうのをしっかり伝えていけるようにすると、仕事としてすごく面白そうだね。YouTuberもそうだけど、本気ならそれが仕事にできる時代だからこそ、もっともっと線引を超えていきたいよね。
小坂はそのeスポーツが日本でも盛んになっていくにはどうしたりいと思う?
小坂:具体的な案が浮かんでいるわけではないんですけど、圧倒的に強くカリスマ性のあるプレイヤーが日本で生まれるか、メディアなどが盛んにピックアップして業界全体を盛り上げれば日本の有名な企業などもスポンサーとして名を上げるんじゃないかなと思ってます。具体的じゃないんですけど、、。
そのためにはゲーム自体の魅力も伝えていく必要がありますし、今の日本ではかなりハードルは高いと思いますが、まずは周りから魅力を伝えていきたいと思います!
尾辻:LOGZスポンサーになっちゃいます??笑
小坂:スポンサーになっちゃいましょう笑
LOGZの、線引きを無くしたいっていう考えにも一致しますし、ぴったりだと思います!そのためには今の目の前の仕事を頑張んなきゃですね!
尾辻:そういう目標もあって、今仕事を頑張っていると思うのだけど、一緒に働いている人たちはどんな人達?正直な意見を!笑
小坂:素直に尊敬できる人たちです。みんなそれぞれめちゃくちゃ仕事をしてると思うんですよ。しかもみんなそれぞれきちんとやりたいことや夢を持っていて、何かしらの形でLOGZに繋がっているって奇跡なんじゃないかなと思います。誰にでも自慢できる人たちですね!
尾辻:良いね〜すごい褒めてくれますな。笑
逆に、これからもっとこうしていったほうがいいとか、こうしていきたいってところはある?
小坂:自走できる人材を育てることはとてもいいことですし、絶対やるべきだとは思いますが、先ほども申し上げた、上の人間が決めた方が確実だろうし、スピードも早いので現状の会社のためにはそれをやった方がいいのは百も承知なんでしょうけど、あえて自分たちにやらせることで人材の育成、言うなれば会社の未来に投資しているってことをもっと社員である自分たちに伝えてほしいなと思います!
「こっちはリスクを背負った上でみんなの成長に投資をしてるんだぞ」ってことを理解してもらった上で、自分で納得して決断したり動くことによって成長スピードも上がるんではないかと。
それと自分たちは、今まで伝えられてきたものをなるべく濃度を薄めずに、これからはいる人たちに伝えていく役割があると思っているので、しっかり伝えていきたいです!
尾辻:こういう意見を聞ける機会は少ないからとても参考になるね。もっともっと伝える場を増やしていかないとだなと私も感じていたから頑張ります!
一緒に会社をより良くしてくれる人に出会えると最高だよね。
小坂はどういう人と働きたいっていうのはある?
小坂:変わった人と働きたいです!自分自身そんなに変わった人じゃないって思っているので、「なんだこいつ」って思えるような人と働いて、いい刺激が欲しいです!笑
なので自分と真逆の価値観を持ってたりとかすると最高ですね。あとは仕事に関してはこの環境でやっていけば必ず成長するはずなので、そこに関しては特に求めるものはないですね。何もない人の方がすんなり入っていけそうな気はします。
なんでも吸収していく人で、自分と価値観の違う変人ですかね!
尾辻:変わった人。笑
本気で頑張っている人の中にいると、色んな刺激を受けられるから良いよね。
最後に、今後についての意気込みをお願いします!
小坂:はい!
今後はまず自分が会社の求めているレベルまで成長して、何も言われないような、会社の助けになるような人材になっていきたいです!
そして世界的な企業にするためにみんなで一緒に進んでいきたいですね!
そのプロセスも楽しんでいけたらなと思います!
尾辻:期待してます!今日は有難うございました!