こんにちは、リーシング・マネジメント・コンサルティングの経理を担当している吉田です。

今回は、約2年前のコロナ禍になってから、働き方がどのように変化したかなど、働くことに対する価値観や意識の変化について述べて参りたいと思います。

私の自己紹介などは下記よりご覧ください。

コロナ禍前と後

先ずもって、仕事を取り巻く環境自体が大きく変わったことが挙げられます。

コロナ禍以前は週5日、電車とバスを利用してオフィスへ出社することが日常のルーティンでしたが、そこに在宅勤務が加わったことで、仕事の環境というものが大きく変貌を遂げたことは私自身の社会人生活における大きな出来事でありました。

コロナ禍になって約2年が経過しましたが、今現在もオフィスへの出社と在宅勤務を併用しながら経理の業務を担当しております。

コロナ禍のなかで

在宅勤務での業務が可能になったことを通じて、はたと気付かされたことは、目的に応じて働く場所を固定することが必ずしも必要ではなくなったことです。

戦後日本の経済成長に寄与したと言われる終身雇用がまさに崩壊して、個人個人の能力をもとにした成果・実績をベースに評価がなされる環境へのシフトが益々加速されることを改めて身をもって感じさせられた次第です。

また、ワークライフバランスを含めた在宅勤務の環境については、普段の生活環境と業務を遂行する環境とが同一の環境になるわけですが、往復の通勤時間が削減されることをはじめ、時間の使い方を中心としたタイムマネジメントの能力が一層問われていることを感じております。テレワークが増えたことで、目の前の仕事に集中できる時間が増えたと感じられる一方で、日によっては時間を上手に使いこなせていないと反省させられる日もあったりいたしますが、業務の進捗によってオフィスへの出社と、在宅勤務とを併用しながら、より良きパフォーマンスを発揮できるように努めて参りたいと考えております。

当社では、web会議に際してはZoomを活用し、社内のやり取りの際にはコミュニケーションツールのSlackを活用しております。オンライン会議用のアプリなどテレワークのツールは以前から存在していて、コロナ禍によるテレワークの実施をきっかけに多くの企業で「導入してみようか」という流れになったようですが、文章によるコミュニケーションを図る機会は以前より増えたように実感しております。

私自身、SNSをはじめ、このようなオンラインのコミュニケーションツールを使いこなすことに対して苦手意識がありますが、とにかく時代の新しい潮流に関心をもって慣れていくことが肝要ではないかと日々感じております。

これからの時代、先述の終身雇用に象徴されるような”安心や保証”ではなく、企業でともに一つのことを成し遂げようという”共鳴、共感”の意識がよりクローズアップされるように思います。企業の経営理念に共感する人たちが、プロジェクトの目的意識を共有しながらともに成し遂げたいという強いモチベーションを維持することが重要であることを感じます。社内での自分の価値が問われることに柔軟に対応し、自分の価値を高める為に学び続けていきたいと考えております。