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コロナ禍で異業種への転職を決意。飲食店で働いていたボクが、教育業界へのキャリアを決めた理由。



谷口仁志(たにぐち・ひとし)

日本大学法学部卒。2016年新卒でメディア業界に入社。CMやポスターの制作会社にて広告担当として従事。学生時代に飲食店でサービス提供していた背景があり、2018年 大手飲食チェーン店に転職。3年間勤務し店舗責任者を努めたのち、退職。2021年2月、LITALICOへジョイン。現在はLITALICOワンダー渋谷にて、教室運営・セールス・スタッフ育成に携わる。

LITALICOワンダー(https://wonder.litalico.jp/)は、子どもの創造力を解き放つ、IT×ものづくり教室です。プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといった、テクノロジーを活用したものづくりの機会を提供しています。

新しいアイデアや方法を自分で考え出し、形にするための試行錯誤を繰り返す。それらの経験が誰かに教えられるのではなく、自分で答えをつくり出す力となり、子どもたちの未来の可能性を拡げます。

現在は関東圏内に17店舗の教室を展開しており、世界中どこからでも参加できるオンラインサービスも開始しました。生徒数はのべ4,000人におよびます。

そんなLITALICOワンダーでは、ともに働く仲間を募集しています。

今回は、2021年2月に中途入社した谷口仁志(たにぐち・ひとし)のインタビューをお届けします!

きっかけは、COVID-19感染拡大。
いつ終息するか分からない状況のなかで、自身のサービススキルを成長させたかった

ー谷口さんは、LITALICOワンダーにジョインして約半年ですね。これまでは異業種で働かれていたとのことですが、どんな経緯で転職されたんですか?

はい。LITALICOに入社する前は、大手飲食チェーン店で店長をしていました。

当時働いていたお店では、お客様と密に接して、リピーターを獲得していくというサービスを提供していました。しかしCOVID-19の感染拡大により、そういったサービス提供をするのが難しくなってきて。より自分自身を成長させることのできる職場や、サービスを学べる環境にチャレンジしたくて、転職に踏み切りました。

LITALICOを知ったのは、転職エージェントからの紹介がきっかけです。

学生時代に教職の授業をとっていたり、NPO法人の海外派遣を活用してカンボジアで教育支援者として一年間滞在したりしていたことも。そんな背景もあって、いつか教育に携わってみたいという想いはありました。「福祉と教育、どちらにも取り組んでいる会社だよ」と勧められて、サービスを通じて誰かの役に立ちたいと思えたことから、面接を受けることを決めました。

プログラミング未経験だからこそ、見て学んだ。
マニュアルレスなサービス提供が求められる環境は、LITALICOワンダーならでは。

ーこれまで谷口さんはプログラミングの経験は無かったそうですが、キャッチアップ期間はどのように過ごされていたんですか?

PCの基本操作は問題なかったものの、プログラミングは未経験だったので、他のスタッフを見て学ぶことがとても多かったです。約1カ月間の東京本社での研修を実施していただきましたが、LITALICOワンダーのサービスはマニュアルレスなサービスを求められることが多いので。

LITALICOワンダーはひとつの店舗に社員が2~3名、他は大学生を中心とした非常勤のアルバイトスタッフが10~20名程度と、学生スタッフの割合が高いんですね。社員として入社した以上、学生スタッフが当たり前のようにやっている声かけやプログラミングの授業ができないと、周りを巻き込んでいくことはできないと思って、とにかくたくさん学びました。

お子さまへの声かけの仕方に戸惑うこともありましたが、拠点長(店舗責任者)に「今日はこうだったんだけど、どうしたらいいと思いますか?」と聞くと的確にフィードバックやアドバイスをくれる環境だったのは助かりました。また、どんな相談をしても「どうやったらそのお子さまのためになるか?」という観点でフィードバックをくれたので、ブレない軸があると感じましたね。

飲食店勤務時の顧客は、大人。
異業種からの転職だからこそ、その視点が強みになる。

ー今、お仕事をしていてやりがいに感じる点も教えてください。

現在はプログラミングやロボット制作制御といったIT×モノづくりの授業や、体験にお越しいただいたお子さま・保護者さまに入塾のご案内を差し上げる業務を行っています。

授業面でお子さまの成長を感じる時だけでなく体験授業に参加していただいたあとに入塾してくださった時にも、やりがいを感じます。

たとえば先日、小学校高学年ごろから学校に通うことが難しい中学生が体験授業に来てくださいました。

「ゲームなら興味を持てるかも」という理由で体験授業に来てくださったのですが、LITALICOワンダーでは、プログラミングスキルが上達するから通った方がいいですよとお薦めすることはありません。スキルをいかに身につけるかではなく、「そのひとりの居場所を、LITALICOワンダーでつくりたい」というお話しをさせていただきました。不登校のお子さまに対して、保護者さまはどうなっていってほしいと思っているのか。LITALICOワンダーがそのお子さまにとっての居場所になることで、こうなったらいいなという未来を保護者さまと一緒に話すようにしています。お子さまの希望や考えを第一にしつつ、保護者さまからも想いやお考えをヒアリングしながら、LITALICOワンダーに通うことで得られる可能性をお伝えしていくようにしています。

前職の飲食店ではいつも顧客が大人だったので、保護者さまに入塾の案内を差し上げる時は、親の立場になって考えられる、というのは強みかもしれません。

ー入社して約半年経ちますが、今後はどのようなキャリアを目指されているんですか?

取り繕わずにいうと、なるべく早く店舗責任者になりたいと思っています。
ゆくゆくはエリアマネージャーとして、複数の店舗を管轄できるようにもなりたいです。

今のLITALICOワンダーは、良い意味でも悪い意味でも、色んな部分が属人的だと思っています。誰かが別のキャリアに挑戦する時、それだけで店舗の体制が崩れてしまっては、お客さまや従業員、会社にとっても良くないですよね。なので、いち早く全社的な仕組みにアプローチできるようになりたいな、と考えています。

LITALICOでは、ともに働く仲間を募集しています。

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