みなさん、こんにちは!リデルの採用担当です🌻
有給休暇、ちゃんと取れていますか。
カレンダーを眺めていて、ここで一日休めば連休になるな、と気づく。でも申請の手前で指が止まる。あの人もまだ動いているし、あの案件も気になるし、、、結局そっとカレンダーを閉じる。そんな経験、ありませんか?
先日、リデルの社内にこんなお知らせが流れました。
■ 8月10日と12日を、全社の有給休暇取得推奨日にします
今年は8月11日が山の日、13日と14日が夏季休暇です。ここに10日(月)と12日(水)の有給を足すと、8月8日(土)から16日(日)まで、9日間がつながります。
せっかくのお盆期間なので、できるだけまとまった休みを取ってゆっくり過ごしてほしい。旅行に出かけるのも、実家に帰って家族と過ごすのも、友人と遊ぶのも、何もせずのんびりするのも、全部あり。お知らせにはそう書かれていました。
投稿には、ヤシの木のスタンプが並びました。まだ8月にもなっていないのに、頭のなかはもう海です。
■ 「休めない」の理由は、たいてい本人の中にない
ここで会社が選んだのは、「みなさん休みましょう」と呼びかけることではありませんでした。先に日付を決めて、全社の旗を立てる。
理由はシンプルです。休みにくさの正体は、個人のやる気ではなく、周囲の状況だからです。
「周りが働いているから休みにくい」。この一文が、有給の取得率をいちばん下げているのだと思います。制度としての有給は、全員がすでに持っている。それでも使われないのは、本人の気配りが足りないからでも、優しすぎるからでもありません。気配りをしなくて済む設計になっていないだけです。
だったら、気配りの出番をなくせばいい。全員の予定表に同じ旗が立っていれば、遠慮する相手がいなくなります。
新しい制度を作ったわけではありません。就業規則を変えたわけでもありません。やったことは、カレンダーに二つの日付を書き込んだことだけです。それでも、休みにくさはずいぶん軽くなります。こういう「お金のかからない一手」が残っている場所は、まだ社内にいくつもある気がしています。
お盆の時期は、クライアント各社もお休みになるケースが多く、社内の稼働も少なくなる見込みです。もともと「休みやすい日」ではある。それを実際に「休む日」に変えるには、あと一押しがいる。その一押しを、個人ではなく会社が引き受ける、ということです。
■ 一律の号令には、しない
とはいえ、クライアント対応やイベントの都合で、どうしてもこの日に動く必要がある人もいます。
その場合はチーム内で調整して、別の日にしっかり休む。推奨日は「全員この日に休め」という号令ではありません。休みにくさを取り除くための、起点です。
ここを取り違えると、休ませるための制度が、また別の窮屈さを生んでしまいます。制度は、置き方そのものより、置いたあとの角度のほうが大事だと思っています。
■ 制度は、置いた瞬間がゴールではない
同じ週に、こんなこともありました。
美容医療を受けられる福利厚生について、「施術に少し不安があって、使うのを控えていた」という声が拾われたのです。すると、技術面でも対応面でも安心して任せられる看護師の方に対応してもらえるよう、すぐに調整が入りました。
使われていない制度には、必ず理由があります。制度の数を増やすより、使われない理由をひとつずつ潰していくほうが、たぶん効きます。有給休暇取得推奨日も、まったく同じ発想の延長線上にあります。
■ 消耗した頭から、人の心は動かせない
なぜこの話を、採用の場でわざわざするのか。
私たちの仕事は、SNSを通じて人の「共感」を扱うことです。誰かの心を動かす言葉も、思わず保存したくなるコンテンツも、消耗しきった頭からは出てきません。休むことは、優しさでも福利厚生の飾りでもなく、この仕事の前提条件です。
旅先で見た景色や、久しぶりに会った家族との会話が、そのまま次の企画の材料になることもあります。インプットが痩せている人に、豊かなアウトプットは出せない。私たちはそう思っています。
リデルのミッションは「個人の影響力を、人々の未来のために。」。個人の影響力を扱う会社が、その個人をすり減らしていたら、言っていることとやっていることが合わなくなってしまいます。
だから、休みの旗は会社が立てる。それだけの話です。
■ こんな人と一緒に働きたい
・仕組みで解けることを、根性で解こうとしない人
・「なんとなくやりにくい」を放置せず、言葉にしてくれる人
・しっかり休んで、しっかり面白がれる人
9連休の使い道は、まだ決めていません。リデルの空気が少しでも気になったら、まずはカジュアルにお話ししませんか。夏休みの過ごし方の話からでも大歓迎です🌴