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仕事は無限にあった方が楽しい!初期SREが語る、LegalOnの『変わらない』魅力と『今だから』経験できること

LegalOn Technologiesの開発組織では、2023年1月にSRE&プラットフォームチームが立ち上がりました!今回は同チームでSREとして活躍する、エンジニアの和田にインタビュー!
現在と比較して開発組織がまだまだ小さかった頃から、SREとして当社のプロダクトを支えてきた和田のこれまでのキャリアや今後の展望、LegalOnのSREとして感じているやりがいについて語ってもらいました。

和田 明久(わだ・あきひさ) SRE
大学卒業後、新卒でゲーム会社に入社。フロントエンドエンジニアとしてキャリアをスタートし、後にバックエンド、インフラも担当。プロダクト開発、インフラ整備などエンジニアとして幅広い業務を経験したのち、現CTOからの紹介で2021年3月にLegalOnに入社。現在はSREとして活躍中。前職では、「Amazon Game Developers Day 2018」「AWS Dev Day Tokyo 2019」「Chaos Conf 2019 recap勉強会」などで障害試験実績を発表。

目次

  1. フルスタックSWE、インフラエンジニアを経てLegalOnへ。守備範囲の広さから得られた経験とは?
  2. 目まぐるしい変化と継続的な改善こそやりがい 目指す理想はSREがいなくても回る組織
  3. 組織づくりや開発フェーズから携われる、刺激ある環境が魅力!

フルスタックSWE、インフラエンジニアを経てLegalOnへ。守備範囲の広さから得られた経験とは?


ー まずは和田さんのこれまでのキャリアを教えてください。

新卒でゲーム会社に8年ほど勤務していました。
最初の4年間は、フロントエンドエンジニアとしてブラウザゲームの開発を行い、最終的にはサーバーサイドも担当していました。
その後、インフラ領域も担当してみたいと思い、後半4年間はインフラチームで社内向けのツールを開発したり、運用チームのサポートとして負荷試験や障害試験をしたりしていました。

ー エンジニアとして幅広いポジションをご経験されたんですね。ご自身の意志でしょうか?

はい。フロントエンドを担当していた時、バックエンドのAPIを叩いてデータをフロントのビューに渡すようなプログラムを書いたりするのですが、バックエンドがどう動いているのか、全体をもっと理解したいという思いがあり、サーバーサイドも担当するようになりました。
最終的にインフラチームに所属するようになったのも、この思いが関係しています。

ー そこからどんなきっかけでLegalOnに興味を持ったのですか?

きっかけは、現CTOの深川さんから声をかけてもらったことでした。
深川さんとは前職の同僚で、スマホ向けネイティブゲームの開発期にインフラ構築と障害試験を一緒に手がけていました。

ー リファラルで入社されたのですね。

はい。前職に8年ほど勤務して、プロダクト開発からインフラ整備までを経験したので、これまでの経験から得たエンジニアとしてのスキルを全く別の業界で通用するか一度試してみたい、と思っていたんです。
別の業界に飛び込むのであれば、革新的なサービス、キラーコンテンツになり得るものを作っている会社が良いなと考えていたのと、前職が割と大きな会社だったのもあり、もう少し小規模のベンチャーで働いてみたいという思いがありました。

当時LegalOnでは、「LegalForce(AI契約審査プラットフォーム)」が提供されていて、こんな可能性を秘めたプロダクトを持っている企業で働いてみたいと思いました。
また、LegalOnではGCPを使ってプロダクト開発しているという話を聞いて、AWS以外のクラウドを触ってみたいと考えていた自分にとって、この先のキャリアに繋がりそうだと思い入社を決めました。

ー 入社されてから、特に大変だったことはありましたか?

守備範囲が広く、業務量が多かったことですかね。
前職は社員数が数千人と規模が多かったので、ある程度役割が細分化されていて、それぞれの専門や得意分野で力を発揮するというスタイルで働いていました。
自分は第2の製品「LegalForceキャビネ(AI契約管理システム)」をリリース直後のフェーズから担当していたのですが、SREは当時業務委託の方との2名体制で、インフラの構築やセキュリティ施策、ISMSの審査対応やデータ分析チームとの連携など、開発以外の部分はだいたい全部やるという状態でした。
カバー範囲が広いことで大変な部分もありましたが、だからこそ得られたものも多く、今思えばとてもプラスな経験ができたと感じています。

ー 特に、どんなことがプラスになりましたか?

『LegalForceキャビネ』の大掛かりなデータベース移行があり、そこでプロジェクト管理を経験できたことですね。
これまで携わってきた中で一番時間や人員を割いたプロジェクトでもあったので、とても印象に残っています。当時PM(プロジェクトマネージャー)がいなかったので、自分がSREとしてインフラ部分のサポートをしつつ、プロジェクト全体の管理もしていました。
PMに関しては、自身の得意領域ではないかもしれないと感じていましたが、安全にデータベース移行を進めるために何をすべきか、全体の進捗を見ながら進めるのは良い経験となりました。
何より無事にやり遂げられたのは開発メンバーがいてくれたおかげです。

ー ポジション業務のみならず、本当に幅広くご経験されたのですね。SREとしての話もぜひ聞かせてください。

目まぐるしい変化と継続的な改善こそやりがい 目指す理想はSREがいなくても回る組織

ー LegalOnでのSREとして感じられているやりがいはありますか?

良い意味で未整備な部分が多く残っているので、入社してから2年間、ずっと同じ仕事をやっているという期間があまりなかったなと。
最近では、組織体制のアップデートなどもあったことで、様々な経験ができています。

ー 具体的には、どのようなアップデートがあったのですか?

今年の1月から、SRE&プラットフォームという横断的な組織が発足したことですね。
それまでは、各プロダクトに入り込む形でSREが配属されプロダクトの改善に取り組むEmbeddedな動きをしていましたが、現在はSREプラクティスの普及促進等を行うDedicatedな動きも推進しています。

それによってこれまで属人化していた領域に関して担当を割り振って課題解決に向けて取り組んだり、インフラやCI/CD、セキュリティ施策など、これまで着手しきれていなかった部分にも片っ端から手を付ける事ができる状態になりました。多方面で改善に向けた動きが取りやすくなり、少しずつ前に進められていることにはやりがいを感じます。

ー 常に前進しているような感覚、でしょうか。

LegalOnは速いスピードで変化し、高い目標を掲げ成長している会社なので、常に新しいシステムに対応できるよう刷新したり、開発環境の基盤を構築したり、やることが山積みで終わりがないなと。
この感覚は入社当時から変わってないですし、この先も変わらないと思いますね。
終わりがないと言うと、ネガティブな意味合いに捉えられるかもしれませんが、優先度をつけながら改善できるポイントに着手していくことは個人的には楽しいですし、やりがいを感じますね。
仕事は無限にあった方が楽しいと思っています!

ー 今後、和田さんが挑戦していきたいことは何でしょうか。

引き続きSREをやっていきたいですね。
SRE&プラットフォームが組織としてできたばかりなので、組織として動けるようなドキュメントやクラウドインフラの権限整備を進めていきたいです。
また、手作業で対応している部分もまだまだあるため、自動化も少しずつ進めていきたいですね。最終的にはSREがいなくても安定してシステムが動いている状態までなれば理想かなと思っています。

ー SREがいない組織ですか。

はい。SREでありながらこう言うのはあれなんですが、SREがいなくても回る組織ができれば理想形かなと思っています。最近入社した中には開発ができるメンバーも多いので、SREでも開発に取り組める時間ができたりとか、自動化では補えないような、より高度な部分に頭を使う時間ができたりするかもしれません。

ー なるほど。理想形になったとしたら、和田さんも開発をしたいですか?

そうですね・・久しぶりに(笑)
ただ、自動化は永遠の課題であり実現することはそう簡単ではないと考えています。
しかし、その理想を目指して取り組んで行くということは重要だと考えています。
例えば、障害が起きた際に自動復旧する仕組みを整えておいたり、障害調査時に開発メンバーだけで完結できるようにメトリクスを整備したり。今すべきことは何かを考えて、今後より運用しやすい状態にする取り組みは継続していきたいです。

組織づくりや開発フェーズから携われる、刺激ある環境が魅力!

ー SRE&プラットフォームチームについても教えてください。

SRE&プラットフォームはここ一年ほどで徐々に人数も増えてきており、配信メディアサービス企業出身や、比較サイトを手掛けるSaaS企業出身など、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが所属しています。
さまざまな知識・経験を持ったメンバーがいることは刺激にもなりますし、社内で相談できるメンバーが豊富にいるのは良い環境だなと感じます。

ー 刺激がある環境、良いですね。チーム内で何か取り組んでいることなどはあるのでしょうか?

同じSREのメンバー達で集まって、ナレッジをシェアする会などを開催していました。
SRE&プラットフォームができるまでは、各プロダクトに入り込む形でSREが配属されていたので、それぞれアサインされた先でどんなことをやっていたか共有し合ったり。
中でも面白かったのは、メンバーの失敗談ですね。インフラ系のバックグラウンドを持っているメンバーが多いので、開発環境を誤って丸ごと消してしまった話など、面白いネタもいろいろ聞けました(笑)
最近は開催できていないのですが、人数が増えた今、改めてやってみても面白いかもしれないですね。

他にも、今後機会があればワークショップなど実施してみるのも良さそうですね!例えば、GCPやAWSで稼働させているシステムの一部に擬似的な障害を発生させて、調査・原因究明を行ってシステムの改善ポイントを議論してみたり。システム全体の理解促進と改善が同時に行えるので一石二鳥だと思います。

ー 確かに、面白そうですね!
ー 今のSRE&プラットフォームだからこそ、経験できる事などはありますか?

先ほども触れましたが、今年できたばかりの組織なので、組織づくりにも関わっていきたい方にとっては、やりがいを感じられる部分が多くあるのではないかなと思います。
また直近では新しい開発プロジェクトがまさに動き出しているので、この先半年〜1年のタイミングで入社されると、おそらく一番面白い部分を経験できるんじゃないかな、と思いますね。

SREと聞くと運用フェーズに入った後の保守などをイメージする方が多いと思いますが、LegalOnでは運用以前の開発フェーズから携われる可能性もあります。システム設計などにも興味があり関わりたいという方は、自分の手でプロダクトを創る楽しさを味わえるのではないかなと思っています。

ー 今このタイミングだからこそ、味わえる面白さがありそうですね!最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

SRE&プラットフォームは、まだまだ整備されていない部分も多くありますが、それは同時に、これまで皆さんが得た経験や知識を使って解決できる部分が多くあるということでもあります。
ご経験を活かせる領域が各所に散らばっていますので、ひとつひとつ着実にこなしつつ、変化を楽しめる方はぜひ入社いただきたいと思っています!

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