2019年3月からLegal Forceにジョインした吹野加奈と申します。
この記事では私の経歴とあわせてLegalForceにジョインするに至った経緯をお伝えします。
司法試験合格後、リクルートのインハウスへ
私は昔から好奇心が旺盛で様々なことに興味関心をもって挑戦することが大好きでした。
中高時代は創作ダンス部に所属し、総勢約100名の部員と汗と涙を流して毎日練習に打ち込みました。大学時代は早稲田大学法学部に進学し、国際的な法律サークルで役員を務めて、海外の学生とイベントの企画や運営に打ち込みました。
これらの経験は、いずれも一人ではできず、他人と個性や強みを活かしあいながら何かを創りあげるといった点が共通しており、こんな働き方をしたいと思った原点となりました。
他方で、これまで打ち込んだことに一貫性がなく明確な専門性がない事にコンプレックスを感じ、何か強みとなるような専門性を身につけたいと思いました。そこで、大胆にもとりあえず目標を高く掲げて最難関である司法試験を目指そうと決め、大学4年の夏から勉強をはじめロースクールに進学しました。その結果、先生方や友人の助けを借りながら、なんとか一度目の受験で司法試験に合格することができました。
お恥ずかしいことに、特に弁護士を目指していたわけではなく「とりあえず目標は高く…!」といった志向だったので、合格後に進路を考えました。私がこれまでに夢中で打ち込んだ経験を振り返ると、他人と個性や強みを活かしあいながら何かを創りあげることだったので、多様な人材のいる企業でインハウスとして働きたいと思うに至りました。そんな中で、他領域にわたって斬新なサービスを手掛け、様々な人材を世に輩出している点で大変面白く、魅力的に感じたことから、リクルートのインハウスの道に進むこととなりました。
法務の抱える課題を実感する中で出会った、LegalForceというソリューション
リクルートでは約3年間法務部に所属し、大半じゃらんという旅行領域を、残り数カ月SUUMOという住まい領域を任せていただきました。
担当領域の事業フロアに駐在したり、サービスの初期検討のフェーズから参加したりと事業にどっぷりと浸かりながらサービスを間近でサポートできたのは大変楽しい経験でした。
他方で、事業側からはスピードを、経営側からは効率化を求められながらも、事業の存続にかかわる致命的なミスは許されない厳しい側面もありました。また、そんな厳しい状況にも関わらず、まだまだアナログで非効率的な点が多いのが現状でした。夜遅くまで相談案件のリサーチや契約書のレビュー業務を行うといった日々が続きました。
そんな折、大学時代からの友人の川戸がLegalForceにジョインし、法務業務を効率化する面白そうなビジネスを始めた、という話を耳にしました。当時、業務の効率化を上司から指示されていて悩んでいたこともあり、早速川戸から話を聞くことにしました。
そのことがきっかけで、非効率的である法務業務を変えて、日本の法務のインフラとなるようなサービスを創りたいというLegalForceの熱い思いにふれ共感するようになりました。
リクルートのインハウスからLegalForceへ
そんな私の様子をみて、代表の角田と川戸から、LegalForceの商品・サービスをゼロから一緒につくらないかとお誘いいただきました。今までの経験をLegalForce、ひいては日本の法務業務のために活かせるというお話は大変嬉しいものでした。
また、LegalForceにいる優秀なメンバーと一緒にお仕事することは、他人と個性や強みを活かしあいながら何かを創りあげるという私自身が望んでいる働き方である点も魅力的でした。
少数精鋭の組織できちんと自分が貢献できるのか悩む部分もありましたが、今のアナログな法務業務のまま目をつぶって働き続けるのではきっと後悔する、それよりも業界を変える一助になるべく挑戦してみたい、という素直な気持ちが勝り、LegalForceへのジョインを決めました。
不満=課題感。法務の世界に不満のある方、ぜひジョインしてください!
前職のリクルートの上司は、不平不満が好物で不平不満を聞くと嬉しくて仕方がないとよく言っておりました。変なことを言うなと思いましたが、世の中に新しい価値を生み出すのは、なんでも不平不満が出発点だということでした。たしかに、LegalForceにジョインした今、法務業務に対する不平不満はとっても大事な武器になるのだと思います。そんな不平不満は、LegalForceにとって大きな宝物です。そんな宝物をお持ちの方は、ぜひ、LegalForceの扉をたたいてみてください。