黒田 満宜子のプロフィール - Wantedly
learningBOX株式会社, 正社員/品質管理課 課長 金融機関での窓口業務、外回り業務にさよならした翌日から、社長とのつながりをきっかけにたつじょ(TJS)(現・learningBOX株式会社)へ入社しました。 最初はパート勤めでデータ入力の毎日でしたが、今は産休・育休を3回終え品質管理課で毎日和気あいあいと業務を行っています。
https://www.wantedly.com/id/mackey_tjs
learningBOX株式会社に入社し、2月で在籍12年目に突入しました、開発部品質管理課の黒田と申します。
その間、3度の産休・育休を取得しました。
簡単に誰もが経験できることではないので、直近の産休・育休中と、復帰後の様子について、3児ママスタッフが記事にしてみました。
たとえ一部分でも、読んでくださっている方のお役に立てたらよいなと思っています。
まず、産後の職場復帰について、社内ママスタッフへアンケートを取ってみました!
(なんと9名全員答えてくださいました!!!ありがとうございます!)
質問内容は以下となります。
■ 回答その➀:復帰されなかった方、または復帰したけどすぐ辞めてしまった方
想像以上に家事/育児と仕事の両立が厳しかった。
産前と同じ職場に戻れなかった。
お腹の子のことを考えて、通勤時や仕事の時に何かあったらいけないと思った。
勤務時間内に業務が終わらず帰りが夜遅くなったり、土曜/日曜出勤がある職場では、子どもとの時間確保が難しいと判断した。
休みがとりにくく、子どもの行事への参加が難しいと判断した。
リモートワークが許可されておらず、産前に出社での業務を行うとつい無理しがちになったり、周囲に気を遣わせてしまう/迷惑をかけてしまう 等の不安があり、お腹の子のことを考えて、妊娠中に退職した。
休んでいる間に世の中の技術や情報が進んでしまって追いつけず、同じ職種に復帰するのは難しいと判断し退職に至った。
■ 回答その②:復帰後に困った事とその内容について
ママスタッフ、広報担当の佐藤からこんな体験談をいただきました!
▼ 佐藤についてはこちらを
ほうほう、なるほど。
いろんな体験談を聞いてみて初めて、「産前と同じ職場に復帰できることのありがたさ」を感じました。
次項からは、直近の産休・育休中と、復帰後の様子について、私目線で感じたことになります。
■ 企業キャラクターが誕生していた
「はこうさ」だけではなく、仲間たち「たれみみ/ふわぴか」も誕生していました。これには長女/次女も食いつきバッチリ!今後、家の中は「はこうさグッズ」が増えていくでしょう。
▼ 企業キャラクター「はこうさ」
▼ はこうさ Official Shop もあります!
■ 和室、レンジ、VPNが進化していた
以前から利用されていなかった和室が、畳の新調により、MTGルームとして使えるようになっていました。社内ネットワークには、セキュリティ強化のために高速VPNが導入されていました。電子レンジはなぜ新しくなったかは不明ですが…社員の増加や、顧客とのMTGの増加など、会社が大きくなってきた証かなと感じています。
2Fの和室の畳を新調し、MTGルームになってました!昭和感がいい感じ! www
■ 開発課 新チームの発足や人事異動があった
同僚の昇進や新入社員の入社、新しく開発課に新しくチームができており、それに伴い席替えも発生していました。新しい空気感に慣れるまで、少し時間がかかりました。
退職者もいたようで、お別れを言えなかったのはとても残念でした…。
■ ルーティンワークが自動化/高速化されていた
私が毎朝行っていた定例の手作業が、休業していても自動で行われるように、社内DXされていました。
この業務に限らず、ほかにもこのようなDXができる業務は、今後もどんどん移行を進めよう!と思います。
■ 課長勉強会がスタートしていた
各課長の相互理解とスキルUPを目的とした勉強会がスタートしていました。過去回で取り上げた内容の振り返りから実施してくださり、参加しやすかったです。
■ learningBOXの新機能がたくさんリリースされていた
3か月に1度行われる、製品のメジャーアップデート。半年休んでいた私は、過去2回分の新機能(かなりの量!)について全く知識がない状態だったので、内容把握を行うとともに、リリースを完遂してくれた課内メンバーにとても感謝しています。品質管理課のみんな、本当にありがとう!
忙しい中、合間を縫って集まってくれた、自慢の品質管理課スタッフ達です!
■ 開発環境や社内向けツール、業務内容の変更や移譲があった
OSやツールが変更になっていたことで、ブックマークしていたURLがことごとく利用できないものになっていました。使い方や新フロー等について、1から覚えなおしで大変でしたが、課内メンバーに手取り足取り教えていただき、助けていただきました。
■ Chromeリモートデスクトップの接続不備、大量の未読メールの対応が大変だった
息子たちを保育園に預けられず、リモートワークとなった矢先、本社PCと自宅PCをうまく繋ぐことができず、思わぬ所で業務に支障が出ました。できる仕事はないかと、メールの受信トレイを確認すると、そこには大量の未読メールが…。業務の合間を縫って、消去したり仕分けしたりしました。前もって気づいていれば、Eメールの利用休止もできていたはずで、余分な業務は発生せずに済んだのかもしれません。
■ こまめな休憩をとるようになった
休職中の半年間で体力は落ち、復職しても3時間ごとの夜間授乳はまだ現在も続いています。自分が思っている以上にダメージを受けないように、管理部が導入してくださったカフェインレスコーヒーを片手に適度に休憩をとり、オーバーワークとならないよう心がけています。
もう1つ理由があります。私自身、復職しても断乳したくなかったので、管理部との合意のもとで休憩時間に搾乳を行うことにより、断乳せずに母乳育児を継続できています。
■ 実務から離れ、課長業務の比率が上がった
実は、育休を取ると確定したときから、係長や代替メンバーに自分の業務を引き継いでいました。課長でなくても出来る業務については、復帰後も私に戻さず各人が遂行することで、課長業務に多くの時間を割けるようになりました。属人化していた部分も標準化でき、とても良かったなと感じました。
■ 休暇が取りやすい
私が入社した当時から、育児/子育て中でなくとも、弊社は休む際に上長や他のスタッフが拒否したり、意見したりするようなことはなく、とても休みやすい環境だと感じます。長年崩れず守られてきた社風にはとても安心感があり助かっています。
■ リモートワーク可
弊社では、適切な理由があれば、ワークフローを利用して上長に申請を出し、承認されればリモートワークが可能です。私は、産前には臨月での自動車運転を控えたかった時と、産後には慣らし保育中のイレギュラーな時間でのお迎えに対応する時にはリモートワークをさせていただき、大変助かりました。今でも、急な発熱等で保育園に預けられない時などに利用しています。
■ スタッフ同士がフレンドリー
私自身の性格もそうですが、課内はもちろん、課や役職を超えての「休憩時間の雑談」ができる、フラットな社風の弊社。ニュースやグルメなどの雑談はもちろん、育児に困ったり、子育ての話題があったら、すかさずパパ/ママ社員に声をかけて雑談を楽しんでいます。今回とったアンケートも、みなさん快く引き受けてくださって、居心地の良いあったかい会社だなぁとつくづく感じました。
■ 管理部との連絡が気軽に取れた
社内コミュニケーションツール「Slack」のDM機能を利用して、オープンな場では話しにくいようなものや、センシティブな内容が伴う連絡や質問が発生した時、労務関連担当の方と直接連絡が取れたのが本当に助かりました。
■ 出産手当金、育児休業給付金が遅滞なく入金された
★ 出産手当金:2023年7月11日~9月4日の支給分→9/22
★ 育児休業給付金:2023年9月5日~11月4日の支給分→11/15
:2023年11月5日~2024年1月3日の支給分→1/15
に着金していました。会社によっては、なかなか支払いが行われず、赤ちゃん用品を含めた日々の消耗品を買うのにも、休業中に突然発生する住民税支払にも困ったという事例もあるようで、この点についても本当に助かりました。
■ 保育園からの「お迎えコール」のタイミングが悪い
ある日の終業20分前に、発熱で保育園から迎えの電話が入りました。
でもここで帰ったら、早退分は控除されてしまう かつ すぐに切り上げられない業務だったために、定時まで仕事を行い、急いで迎えに行ったときは本当に心苦しくつらかったです。
■ 慣らし保育期間中、リモートワークしながらの育児が大変
慣らし保育は、最初は2時間から、そのあとだんだん少しずつ預けられる時間が長くなり、お昼まで、15時まで、その後やっと本来預けたい時間まで預けることができるようになります。
私の赤ちゃんの場合は哺乳瓶拒否だったこともあり、哺乳瓶からミルクが飲めないと、最初の2時間から進むことができずに、預けられない時間は自宅で赤ちゃんの相手をしながらリモートワークをしていました。
面と向かって相手してくれない母に、赤ちゃんはさぞかし寂しさを感じていただろう…と思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
■ 「育児目的休暇制度」がある
復帰後は「育児目的休暇制度」を利用し、次女と長男の体調不良による休暇を1月だけで2日消化しました。年次有給休暇が減らないので、とても助かっています。
■ 復帰前と同じ環境で働くことができている
復職前には人事部との労務面談が丁寧に行われたので、自分と会社との認識が合致した状態で、かつ自分の居場所がしっかり確保された状態で復帰できました。復帰後にも同じく労務面談は実施され、認識のずれや想定していなかった問題点などがないか、親身になって聞き取りを行ってくださいました。この結果、浦島太郎状態になることを回避でき、時間をかけてキャッチアップを行うことから業務復帰をスタートさせました。
■ 家事/育児と仕事の両立ができている
こちらは家族の協力ももちろんありますが、弊社は土日や祝日の勤務はほぼ発生しない他、私個人に対しては、保育園のお迎え時間に間に合うよう終業時間を別途設定いただいているため、「家事/育児」と「仕事」のバランスが取れた生活を送ることができています。18時のお迎え時間リミットに絶対間に合うように、8時40分~17時40分で勤務し、退勤準備の後、17時41分には車の運転席に座っています!
育児/子育てを終えた先輩ママ・パパや、まさに今育児/子育て奮闘中のママ・パパが多く働かれている事もあり、産休・育休についての理解がある会社・社風・スタッフであると強く感じます。
■ 急な休暇や早退などでも休みやすい
■ 柔軟な働き方を許容していただける
■ ブランクがあっても、受け入れていただける
だからこそ、learningBOXでの休職・復職が3回とも叶ったと思います。
年齢やライフステージに関わらず、心の奥底に強いパッションさえ持っていただけたら、十二分に活躍できるlearningBOX株式会社。魅力ある弊社で、一緒に働きませんか?
今回の出産後に作り直した名刺と、長女(9)作のアクアビーズ「はこうさ」