こんにちは!株式会社リーディングマーク採用担当です。
本日は、サービス開発部のリーダー 堀さんにインタビューをしてまいりました。
- 転職時に重視していたこと
- リーディングマークを選んだ理由
- 開発チームや開発環境の魅力
についてお話しして参りますので、「裁量のある現場で力を発揮したい」方や「個人の価値観に影響を与えるプロダクトに携わりたい方」はぜひ最後までご覧ください。
開発チーム リーダー 堀さんプロフィール
愛知県出身。地元の工業高校を卒業後、自動車工場で勤務。エンジニアを目指して2020年に島根県へ移住。SES企業に入社し、開発のキャリアをスタート。その後、2023年に東京のSES企業へ転職。
2025年1月よりリーディングマークに入社し、ウェルビーイングサーベイやストレスチェック領域の開発を担当。現在はサービス開発部の定着チームでリーダーを務める。
個人では月内開発数ランキング1位を記録し、チーム全体の成果にもリーダーシップを持ち開発環境・チームづくりに積極的に取り組んだことから、入社2ヶ月で社内アワードを受賞。
選んだのは「意思決定できる環境」——転職軸と会社選び
―そもそも、堀さんがエンジニアに転身した理由はなんでしょうか?
きっかけは、工場勤務をしていた時に覚えた違和感でした。機械や設備が前提となる環境の中で、「自分自身に何が残るのだろう」と考えるようになり…。もっと主体的にスキルを身につけたいと転職を考えました。
当時、現場作業の合間にExcelを使った管理業務にも携わっていました。周囲にはパソコンに不慣れな人が多く、ちょっとしたことでも感謝されて。そのときに、「自分の知識や工夫で誰かの役に立てる」喜びを強く感じました。
その経験を通じて、システムやツールを通じて人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになりました。社内にとどまらず、他の会社やさまざまな現場にも貢献できる存在になりたい。その想いが、エンジニアという道を選んだ理由です。
ーエンジニアとしてSESを2社経験し、次はどういった軸で転職先を探しましたか?
自分たちで意思決定できる環境に身を置きたいというのが、一番の軸でした。2社目のSESではテスト業務が中心で、開発やその上流工程に関わる機会が少なく、もっと裁量を持ってプロダクトに関わりたいという気持ちが強くなっていたんです。
自社サービスを持つSaaS企業を中心に探していたのも、プロダクトの方針づくりやチーム運営に関わっていきたいと思っていたからです。
組織が大きすぎず、風通しのよい雰囲気も重視していました。エンジニアとしての成長はもちろん、まとめ役のポジションも担っていける環境を探していましたね。
ー開発環境面では、どういったことを重視して探しましたか?
意思決定に関われる柔軟なチームかどうかを重視していました。受託案件によくある、ウォーターフォール型で「決められたことをこなすだけ」の環境に物足りなさを感じていたんです。そうではなく、日々考えて動くアジャイルなチームで働きたいという思いがありました。
特にリーディングマークのように、チーム構成や役割も変化する中で、組織づくりやルール設計にも関われる環境に魅力を感じていました。カジュアル面談や面接でも、アジャイルの導入状況やチームの規模感、柔軟性があるかどうかは重点的に確認していましたね。
「ここまで向き合ってくれる会社はない」——リーディングマーク入社の決め手
ー明確な判断基準をお持ちだった堀さんですが、リーディングマークを選んだ理由はなんでしょうか?
きっかけはエージェントさんからの紹介でしたが、面談でお会いしたGMの大越さんの人柄に惹かれました。
特に印象的だったのが、オファー面談の時です。単に会社の説明をされるだけでなく、私自身に対して「いつまでにこういう役割を担ってほしい」といった具体的な期待や成長の道筋まで提示してくださったんです。
ここまで一人ひとりとしっかり向き合ってくれる会社はないと感じたことが、入社の決め手になりましたね。
ー入社してからの担当業務を教えてください。
入社後は、ウェルビーイングサーベイやストレスチェックの領域の開発メンバーとして、実装・テスト・詳細設計など幅広いタスクに携わってきました。
3月半ばからはチームのリーダーとして、ルールやオンボーディングの仕組みの見直しなど、チーム運営にも力を入れています。
ー開発チームはどのような雰囲気でしょうか?
今のチームは、すごくバランスの取れた構成になっていると感じています。エンジニアとして専門性を突き詰めたい人、マネージャーやPdMを目指している人など、将来のキャリアも考え方もさまざまですが、それぞれの視点がうまくかみ合って、チーム全体として良い相乗効果が生まれています。
意見を尊重し合える空気づくりは意識していて、思ったことをフラットに言い合える関係性があります。開発スキルの高いメンバーが多いので、手を動かす部分に不安はなく、その分、改善や工夫にエネルギーを注げているのもいいところですね。
私自身、突出したスキルがあるわけではないので、自然と「偉ぶる」こともなく(笑)、それがチームのフラットな雰囲気につながっているのかなと思います。
ー開発環境面で特徴的なことはありますか?
PdMからある程度仕様が固まった状態で開発内容が共有されますが、エンジニアから質問や提案ができる場がしっかり設けられていて、意見がきちんと反映される環境になっています。
単に「言われたことをこなす」のではなく、自分の考えが通る実感があるのは、とてもやりがいが大きいですね。
また、プロダクトに関わる文言についても、専門性の高い部分——たとえばサーベイの質問や、それに対するアドバイスなどは、研究チームがしっかり監修しています。言葉一つひとつに意味があり、慎重に選ばれているのを感じられるのも、この会社ならではのおもしろさです。
自分たちの手で、チームも開発環境もつくっていけるおもしろさ
ー入社2ヶ月で社内アワードを受賞した堀さん。意識したポイントはありますか?
正直、特別なことを意識していたわけではありません。ただ、「自分だったらこうするかな」という視点は常に持っていました。これまでいくつかのチームやフェーズを経験してきた中で得た知見を、今のチームにどう活かすかを考えながら動いていたんです。
ちょうどサービスをスケールさせていくタイミングで、運用ルールや開発プロセスなど、まだ整いきっていない部分が多くありました。たとえば、金曜の夕方以降にシステム更新を行っていたため、土日にイレギュラー対応が発生して疲弊してしまったり。
そうしたリスクをチームで共有して仕組みを見直したり、テスト設計の書き方やフォーマットを改善したりと、自分にできることは積極的に伝えてきたつもりです。
こうした意見をしっかり受け止めてもらえる雰囲気があったからこそ、動きやすかったと感じています。
ー現在の仕事におけるやりがいやおもしろさは、どんなところにありますか?
開発そのものも好きですが、それ以上に、マネジメントにも本格的に関われている実感があり、とても楽しいです。リーダーとしての裁量も大きく、提案が反映される場面が多いのもやりがいにつながっています。
たとえば、レビューにAIツールを導入したほうがいいのでは?という提案を、私からGMに挙げたことがありました。そこから実際に導入まで進めることができたのも、現場の声がきちんと届く風通しの良さがあったからだと思います。
また、チームルールなどの運営面もリーダー主導で見直していけるので、自分たちでチームをつくっていける感覚があります。自分の手で良くしていきたい人にとっては、とてもやりがいのある環境だと思いますね。
ー一方で、大変だったことはなんでしょうか?
一番大変だったのは、3月半ばにリーダーを任されたタイミングですね。4月から新しいチームが立ち上がったのですが、チームのメンバーは3月・4月に入社したばかりの方や、別チームから異動してきたばかりの方。ほぼサービス知識のない状態からのスタートだったので、オンボーディングも含めて整えることがたくさんありました。今思えば、なかなか大変でしたね(笑)。
ただ、開発スキルの高いメンバーがそろっていたことは本当に助かりました。私が主にサポートしたのは、会社やチームのルール、サービスの背景知識といった部分だけで、実装自体はそれぞれがしっかり対応してくれたのが心強かったです。
人生を動かすプロダクトを、信頼できる仲間とともに
ー開発チームの今後の目標を教えてください。
まずは短期的な目標として、チーム全体で安定したパフォーマンスを出せる開発体制を築くこと。ドメイン知識のキャッチアップも含めて、誰か一人に業務が偏らず、チーム全体で対応できる状態にしていきたいと思っています。
中長期的には、チームのメンバー構成が大きく変わったこともあり、それぞれが持つ背景や志向を理解したうえで、「その人にとってやりやすい環境とは何か」を改めて考えながら、今のチームに合った形に落とし込んでいきたいですね。
ー堀さん個人の目標はいかがでしょうか?
先日、帰省した際にふと本棚を見たら、20歳の頃に工場でリーダーをしていたときに買ったマネジメントの本が目に入ったんです。それが、ちょうど今の自分が読みたいと思っていた内容と全く同じで(笑)。改めて、自分の原点を見た気がしました。
ここ数年は開発スキルのキャッチアップに集中していた分、マネジメント面での学びや視点が少し抜け落ちていたかもしれません。だからこそ、もう一度マネジメントの知識やスキルをしっかり身につけて、チーム全体をよりよく導いていける存在になりたいですね。
ー改めて、リーディングマークで働く魅力を教えてください!
リーディングマークが提供しているのは、企業向けのサービスではありますが、その影響はチームや業務効率にとどまらず、一人ひとりの価値観や日々の生活にまで踏み込む力があると感じています。
個々人の「働く」に深く関われるサービスを開発できることは、エンジニアとして非常にやりがいのある環境です。
また、開発だけでなく、他部署も含めて「一緒に進めている」という感覚が強いのも、この会社の大きな魅力。役割や立場を越えて、一つのチームとして前に進んでいける。その一体感は、働くうえでの安心感にもつながっています。
ただの開発ではなく、人の人生に向き合うサービスを、信頼できる仲間たちと一緒につくっていける。それが、リーディングマークで働く一番の魅力だと、私は思います。
ー堀さんが「一緒に仕事したい!」と思う方は、どんな方でしょうか?
お客様のことを第一に考えられる人と一緒に仕事をしたいです!
お客様あってのサービスだと思うので、まずそこを考えて、どうあるべきかを逆算して仕事ができればと思います!