1
/
5

テレワークをスムーズに進めるためのコミュニケーションのコツ|広報地方創生

〈プロフィール〉
業務内容:広報、地方創生
大学卒業後に地方銀行入行、総合人材会社の新規事業立ち上げに参画、自身の会社を起業後、2015年にランサーズにジョイン。スキルシェアの仕組みを活用した地方創生事業を発足、千葉県南房総市を始め全国23自治体と連携し、子育て中の母親や移住者、転勤族、関係人口が活躍するリモートワークチームを構築。「ライフイベントを楽しみながら働き続けられる世界の実現」を目指し、夫の転勤を機に長野・群馬・東京の多拠点居住・パラレルワーク実践中。ママ支援団体NPO法人キッズバレイ理事、旅する育児プロジェクト主宰、1児の母。趣味は子連れワーケーション、地ビール。

すでに沢山のノウハウがオンライン上に集まっている中で今更感があるのですが、長野に拠点を置いてフルテレワークをはじめる際に苦労した経験が、今後テレワークをはじめる方の何かの役に立てばと思い今回記事にまとめました。

主人の転勤を機にテレワークを始めて8か月、いろんな人に話を聞きながら試行錯誤する中で、『個人個人で最適解が違うなぁ』と実感したのと、気にするポイントも人それぞれでした。なので今回は皆さんに使って頂けるコミュニケーションのコツについてまとめていければと思います。

急な転勤にふりまわされてテレワーク開始!

私は個人と企業の新しい関係性をつくる「ランサーズ」の社員として長野に住みながら、東京の仕事をフルテレワークをしています。フルテレワークを始めたのは、約1年前の夫の転勤内示がきっかけです。

当時の私は仕事が面白く、最初は夫に単身赴任をしてもらい、私は東京でワンオペで育児をすることを選びました。
しかし、2歳息子の送迎や家事育児すべてをやりながらフルタイムではたらく中で、家に帰っても気が休まらずに不眠になったり、出張や残業ができずに仕事をセーブしなければいけなくなり、会社と相談をして急遽ではありましたが長野に引っ越し、テレワークをはじめることになりました。 

当時社内には、育休明けや家族の関係でテレワークを選択する人が何名かいる状況で全く出社しない働き方「フルテレワーク」はあまり例がありませんでしたが、チームで一緒に制度を整えながら、新しい働き方にチャレンジさせてもらうことになりました。

野球をしていたはずが、急にサッカーに変わる?!

テレワークをはじめるときに、先輩実践者や経営陣にかけてもらった言葉の中で印象に残っているのが、二つの言葉ででした。

社内で働くのとテレワークは野球がサッカーになるくらい変わる」
「頑張りすぎてしまいがちだけど、頑張りが評価されづらくなる」

今の働き方の延長で働く場所が変わるだけ、という意識ではなく、もっと大きくやり方を変える必要があると考えるようになりました。

なぜその必要があるのか、(株)mog 稲田さんの記事がすごくわかりやすいので抜粋。

ちなみに「育児中の社員のみテレワーク可能」としている会社も多いのですが、それではテレワークのメリットは半減です。本来の目的である生産性向上のためには、日常的かつ社員全般に使われていることが前提だと思うからです。テレワークと業績向上を両立させるためには、個人の目標を明確にすることや、属人的な仕事の進め方を廃止してシステム化するなど、これまでの日本企業のやり方を根本的に見直す必要があります。それなのに福利厚生的なワーキングマザーの離職率防止、といった狭い目的で使おうとすると、テレワークを使うことで「仕事の成果がよく分からず評価ができない」「周りの社員に負担をかけている」などと言われ、ワーキングマザーが他社員からお荷物扱いされ、結局退職に至るという道をたどることになります。

「出社しなくていい会社」を作った女社長が伝える「テレワーク」のコツ【FRaU】より

テレワーク開始時に意識したこと3つ  

1.見える化の範囲は、いつもより細部まで

これまでは見えるところで仕事をしていたのに、急に姿が見えなくなると周りは不安だと思うので、働いている様子をなるべくイメージしやすいように情報共有をすることにしました。

・朝仕事を始めるときに一日のタスクを共有する
・タスクはおよそ30分程度で終わる業務粒度で記載
・1日で完了できずに、数日継続する業務は進捗・完成度(**%)を記載
・コミュニケーションへの返信は30分以内を目安に早い反応を心掛ける
・カレンダーを見たら何をしているかわかるように、ミーティングや訪問、作業する時間をすべて入れておく


2.気持ち良いオンラインミーティングの場づくり

苦労したのはミーティング運営。私がテレワークを始めたときは、チームの中にテレワークは一人だけ、ほかのメンバーは会議室に集まっている状態。

場に参加しているメンバーの反応が見えないため、話が冗長になったり、急に場の空気が読めくなり、意見を言いづらいと感じるようになりました。

いくつかの方法を試す中で、場を整える手順をつくると進めやすいと感じています。

●事前準備は
・誰のPCでオンタイムでつなげて、誰が資料投影するか事前確認しておく
・事前にアジェンダとゴールを共有しておく
・接続でもたつかないように、3分前には接続して時間通り始める

●ミーティングはじまったら
・音を拾いやすく場の雰囲気を捉えるために進行役のそばにパソコンを置く
・カメラの向きは参加者の顔がすべて見えるようなカメラ位置にする
・映像はオンにし、うなずいたり、なるべくたくさん反応する
・話さないときはミュートにする

これらをチーム参加者同志で協力することで、みんなで心地よく生産性高いミーティング運営ができるようになりました!

3.その場にはいないけれど、一緒にいる感じ、を作る

一人でテレワークをはじめた当初は、疎外感をよく感じていました。心理的距離を近く保つために、ちょこちょこライトな共有や雑談をはさむ運用にしていきました。

・チャットの会話の冒頭に最近の自分コメントを追加する
(ほんとちょこっと入れるだけで温度感変わる)

・思いついたことや、興味あるトピックスをちょっと頭出ししていく
(業務に必要かどうか関係なく頭出ししていく)
・ミーティングの冒頭にチェックインをする

▼続きはコチラ!

https://note.com/remortworker/n/n3c4c712dfbbb

Invitation from ランサーズ株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
ランサーズ株式会社's job postings
7 Likes
7 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 織田 翔子's Story
Let 織田 翔子's company know you're interested in their content