株式会社コンタクト 採用担当の末永です。私は現在、採用・教育・人事・エンジニアサポート を担当しています。
みなさんは「業務推進部」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
直接コードを書いたり、お客様と打ち合わせをしたりするわけではありません。
ですが、エンジニアが安心して働くために“裏方的存在”として、日々みんなを支えている部署があります。
それが、私の所属する「業務推進部」です。
今回は、私の所属する「業務推進部」についてお話ししたいと思います。
【1】調整役としての仕事
〜“滞りなく”を支える、縁の下のチカラ持ち〜
業務推進部の大切な役割のひとつが「調整」です。
ここでいう調整とは、“ただスケジュールを組む”だけではありません。
エンジニアの業務が滞らず、正しく評価され、正しく処遇されるための仕組みづくりそのものです。
たとえば、週次で行うエンジニアの勤怠・経費の回収。
この作業一つをとっても、内容の確認、不備の修正依頼、集計、そして総務への連携という一連のプロセスがあります。
一人のミスが他の工程や給与処理に影響するため、正確さとスピードが求められます。
“全員に期日どおりに正確な給与を支払う”という当たり前のことを支えるために、実は多くの気配りと地道なやり取りが必要なのです。
また、全エンジニアに向けた月例の帰社ミーティングの案内や調整、
急な会議やトラブル対応時のスケジュール調整など、
部署・職種・立場を超えた多方面との連携が必要となります。
こうした「見えにくいけれど、なくては困る」調整業務を、いかに円滑に、気持ちよく行うか。
その積み重ねが、会社全体の安定運営とエンジニアの安心につながっていると感じています。
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【2】“維持”する仕事
〜コスト部門として、会社の屋台骨を守る〜
業務推進部は、売上や利益を直接生み出す部署ではありません。
いわゆる「コスト部門」として、会社を支える立場にあります。
このポジションだからこそ、限られたリソースで最大限の効果を発揮し、組織の健全性を維持することが重要になります。
中でも特に重視しているのが、稼働と勤怠の維持管理です。
週次で提出される勤怠を一人ひとり確認し、
控除や不整合が出そうな場合には、事前にヒアリングと調整を行います。
「知らないうちに給与から控除されていた」「有給残が足りなかった」など、
現場で働く人にとって不安や不満につながりやすい問題を未然に防ぐことが、私たちの大事な仕事です。
また、現場では業務負荷、人間関係、環境面など、目に見えにくい課題が起こることもあります。
そうした問題にいち早く気づき、リーダーや営業、本人と連携して改善の糸口を探す。
「誰かが困っていないか」に常にアンテナを張る姿勢が、維持の要となります。
これらの仕事は、成果として数字に現れることは少ないかもしれません。
でも、「何も問題が起きていない状態を守り続ける」ことができて初めて、会社全体の運営がスムーズに進むのです。
目立たないけれど確実に必要とされる存在。
コスト部門だからこそ求められる責任感とプロ意識をもって、会社の屋台骨を支える“守りのプロ”として日々奮闘しています。
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【3】未来への“投資”としての仕事
〜実は、採用と育成に一番力を入れています〜
業務推進部と聞くと、社内の皆さんから「勤怠や経費の管理をしている人」という印象を持たれている方が多いかもしれません。
実際、エンジニアの皆さんとも勤怠提出や社内連絡を通じて日常的に接点があるため、そう見られがちです。
しかし、実は業務の中で最もウェイトが高いのが「採用」と「育成」です。
むしろ、ここがなければ会社は大きくなりません。
採用が年々難しくなる中で、どんな人材を迎えるか、どう見せるかを日々考え、
求人戦略を企画し、求職者との面談日程調整、面談、内定後のフォローアップまで一貫して取り組んでいます。
そして、入社後の新人研修も重要なミッション。
3か月間の研修と2か月のOJTを経て、6か月目から“プロのエンジニア”としてデビューできるよう、
メンタル面のフォローや定期的なヒアリングも含めて、成長を後押ししています。
さらに、配属後も1年半にわたりフォローアップ研修を実施。
「一人前になるまで、会社が責任を持って育てる」仕組みをつくることが、私たちの大きな役割です。
技術だけでなく、責任感や伝え方、チームとの関係性といった“人としての成長”にも向き合う研修を通して、次の世代のエンジニアを支えることこそ、業務推進部にとっての未来への投資なのです。
【最後に】“裏方”こそ、未来を動かす力になる
私の仕事は、表舞台には立ちません。
でもそのぶん、現場で働く人たちの声が一番届く場所にいます。
誰かが安心して、前向きに仕事に取り組めるように。
誰かの努力が、きちんと報われるように。
そんな環境を支えることが、業務推進部の役割です。
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これまで私は、現場が円滑に回るようサポート業務全般に関わりながら、
エンジニアの皆さんが安心して働けるよう環境作りをしてきました。
同時に、会社の未来を見据えた採用・育成にも携わっており、
求人の設計から面談対応、入社後の教育・フォローまで、一人ひとりの成長に寄り添い続けています。
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そして今、組織がさらに大きくなる局面を迎え、
これから新たに加わるエンジニアの仲間を迎え入れ、育てていく取り組みに、これまで以上に向き合っていく必要があります。
だからこそ、組織の“日々の安定”を支え、気持ちよく働ける環境を整える役割を担ってくださる、新しい仲間を求めています。
日々の運営がスムーズに流れるように、
社内の皆との信頼関係を築きながら、土台を支え、ときに先回りして気づくようなサポートができる方と一緒に働きたいと思っています。
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そして、みんなの頑張りから生まれた原資を、未来への投資として活かす。
私は、そんな想いで一つひとつの業務に取り組んでいます。
「誰かの力になれる仕事がしたい」
「裏側からチームを動かす力になりたい」
「人に深く関わる仕事に興味がある」
そう思ってくださる方がいれば、ぜひ一度お話ししましょう。
業務推進部という“静かだけど熱い場所”で、あなたの力をお待ちしています。