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HUNTER×HUNTERに学ぶ探究者精神

こんにちは。ココロミルの屋嘉比です。

私の大好きな漫画のHUNTER×HUNTERが少年ジャンプで約4年ぶりに連載再開され、それに伴い新刊が発売されました。私も電子版で単行本を早速購入し読みました。

~HUNTER×HUNTERあらすじ~主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長を描いた冒険物語。

最新刊を読んでいて一番驚いたのは小説なのではないかと見間違えるほどの文字の量と、新規の登場人物の多さでした。それだけストーリーを練りこんでいるのだろうなと二回、三回と読み込みやっと理解できました。一冊読むのに一苦労、裏を返せば読者を飽きさせない漫画であると改めて感じました。

私が小学生の頃から読んでいるHUNTER×HUNTERですが、新刊を読み、すごいなと思う部分が二つありました。本当はもっとたくさんありますが、主な二つを語らせていただきます。

一つ目は、何かを継続することの大切さです。HUNTER×HUNTERは休載の多い漫画としても有名です。同時期に連載開始したワンピースはすでに104巻(2022年11月5日現在)、それに対してHUNTER×HUNTERは37巻(2022年11月5日現在)と、同時期の人気漫画に対して連載数という面ではかなりの遅れをとっています。ですがそれでもやめることなく連載を続けているというのは事実でもあります。作者の体調の悪さが休載の理由だと聞いたことがありますが、作者の冨樫先生ほどになればお金の心配も恐らくないでしょうし、打ち切りという形で終わらせることはできるはずです。それでも継続しているのは読者への責任感なのか本当のところの理由は私にはわかりません。しかし他の何かに脇目を振らず、漫画という一つの分野の、HUNTER×HUNTERという一つの漫画を書き続けていることへの凄みを感じます。私にとっては教育業ということになりますが、何か一つのことに熱中し、コミットすることによってしか生まれない凄さというのはやはりあるのではないかと思わされました。

二つ目は、探究者精神です。直近で友人に会うと性別年齢問わず数人がやはりHUNTER×HUNTERの連載再開の話を口にしておりました。度重なる休載はあれど、新旧問わず多くのファンを獲得していると感じます。それはなぜなのかと私なりに考えてみると、魅力的なキャラクターの登場、ストーリーの斬新さ、常に作風の変化があるところ、など挙げればたくさんありますが、一番は良い漫画を書こうとする貪欲さ、探求者としての姿勢を作者の冨樫さんが持ち続けているところにあるのではないかという考えに至りました。これは私を含めて仕事人みなが見習う姿勢なのだと思っております。自分自身の目の前にある仕事をよりよく改善していくために横断的に学ぶ努力や姿勢をHUNTER×HUNTERからは感じます。作者の冨樫さんは漫画家として元よりあった高い才能に寄りかかるのではなく、その能力を高めるための努力を続けている結果が多くのファンを引き寄せる作品を生み出していると言えるのではないでしょうか。

私はココロミルで働き8年になります。指導することを含めた仕事にある程度慣れ、後輩もでき、安定感が出てきた反面、仕事としてただこなしてしまっている部分はないかと反省することも多くなりました。HUNTER×HUNTERの冨樫先生は漫画家デビューしたのが1986年とのことなので、私が生まれてからよりも長い36年間漫画を書き続けており、今もなお作風に常に変化を起こし、成長をつづけております。漫画とはジャンルは違えど、子供達に対して勉強を指導する点にも通ずるところはあると感じています。慣れきったパターンで教えるのではなく、新鮮さを出していくための新しい試みや、一人の子供に対して最適な指導の探求。これこそが私には必要なのだと久しぶりにHUNTER×HUNTERを読むことで感じたことでした。

ココロミルはスタッフみながより良い指導をしようと探求を続けている会社です。ぜひ一度お話を聞きにきてみてください。

ココロミル 屋嘉比

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