こんにちは。KEYCREWでオペレーションを担当している村田京介です。
2025年の春に入社して、Operationチームの一員として働いています。「物流の現場で働く」と聞くと、どんな一日を思い浮かべますか? 黙々と荷物を運ぶ姿を想像する方も多いかもしれません。でも、実際の仕事は、それだけではありません。現場を「回す」側にいる私が、どんな一日を過ごしているのか。「入社後のイメージを持ってほしい」という思いで、実際の一日をそのまま紹介します。
1.私がやっていること
私の仕事を一言で言うと、物流の“現場”と“仕組み”をつなぐこと。日々の入出荷オペレーションを回しながら、現場の進捗や人員配置を確認し、その中にあるズレや非効率を見つけて改善につなげています。
働いているのは、EC事業者向けの発送代行サービス「STOCKCREW」を運営するKEYCREWの物流拠点です。担当する仕事は幅広く、その日の物量や進捗を確認しながら人員配置や作業の進め方を調整したり、現場で見つけた課題を改善したり、翌日の作業計画を立てたりしています。一日の中で「見る」「決める」「直す」を行き来している感覚があります。
いま特に力を入れているのは、作業のやり方を標準化していくこと。誰が担当しても一定の品質で回る状態をつくるのが、今の私のテーマです。
2.ある一日の流れ
倉庫の出荷量は、毎日一定ではありません。セールや月末など、タイミングによって物量が変わるため、その日の状況を見ながら、人員配置や作業の進め方を調整しています。
08:30〜09:00 社員・リーダーで当日の状況を確認
一日は、社員と現場リーダーで、その日の物量や現場の状況を確認するところから始まります。前日の出荷実績や当日の出荷予定、誤出荷などのトラブルが発生していないかを確認し、同じ工程でミスが続いていないかなど、全体の傾向にも目を向けます。こうした情報をもとに、その日の人員配置や作業の進め方、注意すべきポイントを整理します。
09:00〜09:15 全体朝礼
9時からは、現場で働くメンバー全員で朝礼を行います。倉庫では、毎日約100名の従業員が働いています。今日の出荷予定数や人員配置、作業するうえで気をつけてほしいことなどを共有します。前日にミスが起きていれば、その内容や注意点も伝え、全員の認識をそろえてから一日の作業をスタートします。
09:15〜11:00 作業の確認と改善
全体朝礼が終わったら、実際の作業状況を見て回ります。出荷予定に対して進捗はどうか、特定の工程に作業が溜まっていないか、人員配置は適切か、メンバーが作業中に迷っている場面はないか。同じ作業でも、人によってやり方が違っていないかも確認します。
作業が滞っているところがあれば、単純に人を増やすのではなく、「なぜここで時間がかかっているのか」を考えます。人員配置や商品の置き場所、作業手順など、原因を見ながら対応を考えます。その場で変えられることはすぐに調整し、すぐには解決できないものは、手順やルールを見直す改善課題として持ち帰ります。
11:00〜12:00 倉庫全体を巡視
今度は、個々の工程だけではなく、倉庫全体を見て回ります。商品の配置や作業動線に無駄がないか、安全面で気になるところはないかなどを確認します。たとえば、よく出る商品の保管場所を変えることで、商品を取りに行く距離を短くできることもあります。ときには、保管エリアの大がかりな組み替えや、新しい取引先の立ち上げが同時に走ることもあります。臨時の対応が続くようであれば、一時的な作業として抱え続けるのではなく、正式な工程として計画に組み込むようにしています。
実際に現場を歩くことで、数字や報告だけでは分からない課題を見つけることも大切にしています。
12:00〜13:30 現場昼礼と休憩
午前中の進捗を共有してから、休憩に入ります。
13:30〜14:00 翌日の作業計画
翌日の入荷予定や出荷予定を確認しながら、必要な人員や配置、作業の進め方を考えます。どの工程に誰を配置するのか、どの作業を優先するのか、翌日に向けてどこまで準備しておくのか。翌日の物量に合わせて計画を組み立てます。
14:00〜15:00 現場確認
もう一度現場を回り、午後の進捗を確認します。残り時間で予定している出荷を終えられそうか、特定の工程に遅れが出ていないかなどを見ながら、必要に応じて人員配置や作業の優先順位を調整します。
15:00〜15:15 午後の進捗確認
お昼の集まりとは別に、午後にもう一度メンバーで集まり、残っている作業と進捗を共有します。その日の予定に対してどこまで進んでいるのかを確認し、必要があれば残りの時間の進め方を調整します。
15:15〜17:00 改善
ここからは、その日の現場で見つけた課題を改善していく時間です。作業のやり方が人によって違っていたり、特定のメンバーの経験や判断に頼っていたりするものがあれば、手順を整理して、誰が担当しても同じように進められる状態をつくっていきます。改善するときに意識しているのは、その場の対応だけで終わらせないことです。なぜ問題が起きたのかを確認し、作業の流れや手順そのものを変えられないかを考えます。
こうした改善を積み重ねながら、「経験がある人だからできる仕事」を「誰が担当しても同じ品質でできる仕事」に変えていきます。
17:00〜17:30 振り返りと終業
一日の終わりには、その日に起きたことへの対応やメンバーからの相談、翌日に向けた確認を行います。最後に、その日の出荷実績や翌日に持ち越すことがないかを確認して終業です。
現場を見る時間、判断する時間、仕組みを改善する時間。いくつもの役割を行き来するのが、この仕事の一日のリズムだと感じています。
3.最近の新しい取り組み・変わったこと
最近でいちばん大きい変化は、AIの活用です。
以前は、一部のメンバーが試験的に使っている程度でした。それが今は、各部署が自分たちの業務の中からAIに任せられる部分を切り出して、社内の共通ツールとして活用するようになっています。
私の仕事も変わりました。以前は半日かけていた週次の集計と資料づくりが、今ではほぼ自動でできるようになったんです。空いた時間は、その数字をどう読むか、次に何をするかを考えることに回せています。作業が減ったというより、考える時間が増えた、という感覚に近いです。
4.この仕事の面白さを感じた瞬間
いちばん覚えているのは、初めてセンターに入ったときのことです。
折りたたみコンテナがずらりと並ぶ光景に、まず圧倒されました。100台規模の自動搬送ロボットが動いていて、「倉庫」という言葉から想像していたものとは、まるで違う。
ただ、しばらく見ていて気づいたことがあります。それだけのロボットが動く倉庫でも、現場をどう動かすかを決めているのは人なんだ、と。そこが、この仕事のいちばん面白いところだと思っています。
最近は、自分が考えた改善が実際の現場に取り入れられ、作業の流れが変わっていくことにも、この仕事の面白さを感じています。
5.いま向き合っている課題
正直に書くと、仕組みの整備が現場のスピードに追いついていません。
現場には、まだ特定のメンバーの経験や判断に頼っている作業が残っています。いまは、そうした属人化を減らすために、標準化とマニュアル化を進めているところですが、まだ道半ばです。
ただ、裏を返せば「まだ決まっていないことを、自分たちで決めにいける」フェーズだということでもあります。
6.こんな人と働きたい
この仕事に、特別な物流の知識が最初から必要なわけではありません。大事なのは、現場を見て「もっとこうしたら良くなるかも」と気づけること。そして、その気づきを提案し、実際の改善につなげようと思えることです。
決まっていないことを決めにいくのは、簡単ではありません。それでも、そのぶん自分の考えがそのまま仕組みになっていく。私はそこに面白さを感じています。少しでも気になった方は、ぜひ一度話を聞きに来てください。
私がKEYCREWを選んだ理由や、入社前後のリアルはこちらの記事にも書いています。よければあわせてご覧ください。