こんにちは!PR担当の冨田です。
ケップルは『Create New Industries 世界に新たな産業を』というミッションを掲げ、スタートアップエコシステムの発展に貢献するため、投資家・起業家を支援する多くのプロダクトやサービスを展開しています。そして、エコシステムにおけるさまざまな課題を解決すべく、ケップルの事業も多角化を続けています。
ケップルでは2025年から新卒採用をスタートしました。新卒採用開始の背景については下記インタビューで代表の神先(カンザキ)よりお伝えしていますので、ぜひご覧ください!
今回は、新卒一期生として2025年4月にケップルに入社した渡辺と川添に話を聞きました!ぜひご覧ください!
海外に目が向いていた学生時代、今しかできないことに挑戦 川添: 学生時代は、横浜国立大学経済学部で学び、体育会ヨット部に所属していました。部活では、当時コロナ禍で立ち消えていた「トレーニングリーダー」という役職に就き、組織的な筋トレ習慣を復活させるなど、自分なりに部を盛り上げようと努力していました。レース前に掛け声や部歌を歌ってチームを鼓舞する「エール担当」も買って出て、部活に情熱を注いでいました。
渡辺: 私は、東京外国語大学国際社会学部でアフリカ地域を専攻していました。私の学生生活は「アフリカとコーヒー」に集約されていると言っても過言ではありません。ルワンダコーヒーが美味しくて大好きで、オンラインでルワンダのコーヒー生産者組合の方とお話させていただく機会があり、さらに興味を持ちました。実際にルワンダで働いてみたいと思っていたところ、ルワンダの日本大使館スタッフの求人を見つけました。外交面でも日本とルワンダのつながりを支援する縁の下の力持ちになりたいと考え、2年休学してルワンダで働きました。
川添: 自分も大学では海外留学しようと決めていたので、3年の時に大学の交換留学制度を利用して、オーストラリアに1年留学しました。「開発経済学」を学んでいたのですが、その分野で有名だったのが、留学先のオーストラリアの大学でした。
スタートアップが起こす、社会へのインパクト創出に貢献したい 渡辺: ケップルとの出会いは、大学のOBOGである高さんと鈴木さんがゼミにお話に来てくださったことがきかっけでした。もともと「よりよい社会づくりに貢献したい」という想いを持っており、ケップルについて伺う中で掲げられているミッション「Create New Industries〜世界に新たな産業を〜」に強く共感しました。特に、高さんの「諦めるまでは失敗じゃない、過程なんだ」という言葉が、自分の価値観にも深く響きました。さらに、就職活動の軸として「下積み期間の密度が高く、若いうちから裁量を持って働ける環境」を希望していたこともあり、スタートアップ的な成長機会を得られるケップルを選ぶ決め手となりました。
川添: 私は大学時代、スタートアップ起業家や投資家の方々が毎回登壇される授業を受講し、スタートアップやベンチャーキャピタルに強い関心を持つようになりました。ベンチャーキャピタルのインターンなどを探していた時に、Wantedlyでケップルを見つけ、事業内容と自身の関心が合致していると感じていました。その後、ケップルの新卒採用募集がオープンしたのを見てすぐに応募しました。一方で当時、途上国支援にも興味があり、国連や政府の仕事にも目を向けていたのですが、途上国でインパクトのあるビジネスやソリューションを生み出せるのはスタートアップならではだと考え、ケップルを選びました。
渡辺: そこは、私たち2人に共通する想いかもしれません。スタートアップには社会インフラさえも生み出せるポテンシャルがあると感じています。新産業の創出により、雇用が生まれ、消費が進み、経済が循環していく。その流れを生み出していくことに携わりたいと考えています。
選考を通じて深まった、代表の想いや会社の姿勢についての理解 渡辺: ケップルの選考過程で一番心に残っているのは代表の神先さんとの最終面接です。満面の笑顔で迎えてくれ、他の会社の役員面接とは全く違う雰囲気でした。休日の過ごし方などざっくばらんに話したり、アフリカの投資先スタートアップの話なども、生き生きと話してくれました。
川添: 自分も強烈に覚えているのは神先さんとの面接でしたね。「これまでの人生でハードシングスがあったか」と聞かれたのですが、正直そこまでのエピソードはなく、上手く答えられませんでした。そして、「スタートアップは自分の努力次第。下手をしたら何も残らない業界だけど、その点は大丈夫?」と質問されました。いいところだけでなく、リアルを正直に伝えてもらって新卒採用に対する本気度を感じました。「頑張ります!」と答えたところで自分自身の覚悟が決まった気がしました。
▲入社式での代表 神先との3ショット
渡辺: 二番目に印象的だったのは、一次面接で、幼少期からこれまでの人生について聞かれたことです。就活では、どうしても建前を語る場面が多くなりがちですが、自分のありのままを素直に話すことができました。このときに、ケップルは表面的な経歴だけでなく内面までしっかり見てくれる会社であり、社員を大切にする文化を持っているのだと強く感じました。
手厚い新卒研修を通して感じたこと 川添: 入社して最初の一ヵ月は新卒研修があり、ビジネスマナーの習得やケップルの事業理解を深めました。研修では課題も与えられ、二人で協力しながら期日までに発表資料を作り上げました。
渡辺: 研修の最終日には課題発表の機会があり、神先さんやCOOの江口さん、さらに配属部署のマネージャーに向けてプレゼンを行いました。発表内容に対しては厳しいフィードバックもいただき、正直悔しさもありましたが、その分本気で向き合ってもらえていると感じ、とてもありがたい経験でした。
川添: 課題発表を含め、全体を通して非常に手厚い研修だったと思います。外部講師によるビジネスマナー研修や、各事業部の責任者による丁寧な事業説明などを通じて、しっかりと基礎知識を身につけることができました。そのおかげでスムーズに配属先の業務に入ることができ、ここまで充実した研修を用意いただけたことに驚きました。
多角的な事業展開の中でそれぞれが取り組む支援 川添: 研修後に配属されたのは、カスタマーサクセスチームです。スタートアップ投資や新規事業開発に取り組む事業会社をお客様として、オープンイノベーションを支援する幅広いサービスを提供しています。具体的には、お客様の関心分野に応じたスタートアップ調査レポートの作成、スタートアップのご紹介、ネットワーキングイベントの企画・運営など、多角的なサポートを行っています。
渡辺: 私は日本の事業会社と海外VCをつなぐ新規事業開発などに取り組む部署に配属されました。特に、脱炭素領域のスタートアップ情報を調査・分析し、レポートやセミナーを通じてお客様に提供する「クライメートテック・コンソーシアム」を運営しており、私はその中でレポート作成などの業務を担当しています。
和やかな雰囲気とスタートアップならではのスピード感の共存 川添: 実際の業務はどれも初めてのことばかりですが、入社前に抱いていたイメージとのギャップはなかったですね。私はインターンとして入社まで半年間働かせてもらったこともあり、社員のみなさんとコミュニケーションをとる機会も多く、自然となじむことができました。
渡辺: 私も同じく、大きなギャップはありませんでした。選考の段階から、面談に加えて懇親会や社内イベントに参加させてもらう機会があり、事前に社内の雰囲気を感じ取ることができたからです。入社後も交流の機会が多く用意されており、スムーズに環境に溶け込むことができました。
川添: 良い意味でのギャップといえば、それぞれ忙しくしていても、サポートしあったりお互いを賞賛しあう文化が根付いていたことです。無理難題を押し付けられることもなく、新卒向けの研修もきちんと用意されていながら、スタートアップならではの意思決定のスピード感も併せ持っている。そうした点で、非常にバランスの取れた会社だと感じています。
渡辺: 今後の新卒の方へのアドバイスとしては、ケップルは雰囲気がとても和やかで人間関係の心配は不要ですが、その一方で仕事に対しては高い水準が求められます。だからこそ、甘えずに常にオーナーシップを持って臨むことが大切だと、自分自身にも言い聞かせています。
川添: 加えて、スタートアップが好きで「不完全さも楽しめる」心構えがあると良いと思います。会社としてはグローバルな金融プラットフォームを目指しているので、可能であれば簿記など金融の基礎知識を身につけておくと役立ちますし、世の中のさまざまな動きに対して常にアンテナを高く張る姿勢も重要だと感じています。
社会人としての成長、その先に目指すもの 渡辺: ちょっと先輩風を吹かせましたが(笑)、私も社会人としてまだまだこれからです。まずは目の前の仕事で周りの期待以上のパフォーマンスを出すことを目指しています。そして、何ごとにも動じず、フラットで、相手に気を遣わせない、そんなビジネスパーソンになっていきたいです。そして、将来的にはアフリカ関連の仕事に携われたら嬉しいです。アフリカはこれからますます面白くなっていくと思います。そこにビジネスが果たす役割はきっと大きいと思いますし、どのようなかたちであれ、アフリカ社会を大きく変えるようなことに関わっていきたいと今は考えています。
川添: 自分もまずは一日も早くカスタマーサクセスとしてお客様と密にコミュニケーションしていく業務に携わりたいですね。事業会社とスタートアップのオープンイノベーションを通じた成功事例の創出を支援することで、日本経済を盛り上げていくことに貢献したいと思います。いずれは社内外で「川添がいたら何とかなる」と信頼してもらえるような存在になることを目指しています。そして長期的には、自分もアフリカ関連のビジネスに携わっていきたいです。アフリカでサッカークラブを作るというのが学生時代からの夢であり、ケップルの事業拡大とともにその夢にも近づけたら嬉しいですね。