こんにちは。カクシン採用担当です。
今回は、徹底的に高品質なアウトプットを追求するカクシンにおいて、クリエイティブの品質を左右するアートディレクターとして活躍中のメンバー3人にインタビューを実施しました。
カクシンへの入社理由や強み、カクシンが追求する世界基準のクリエイティブについて詳しく話を聞いてきたので、ぜひ最後までお読みください。
プロフィール
金井 恵
大学卒業後、株式会社IMJにデザイナーとして入社。その後カクシンにアートディレクターとして入社し、今年で5年目。現在は、主にXR関連のコンテンツ開発におけるアートディレクションを担当。
植松 優一郎
大学卒業後、紙媒体のデザイナーとしてキャリアをスタート。7年程前からWebデザインに取り組み、今年の3月にカクシンに入社。現在は、主にチームマネジメント及びUI/UXのディレクションを担当。
尾谷 真希子
前々職からデジタル系のデザイナーとして活動し、3年前にカクシンに入社。現在は、Webサイトやサイネージなどのアートディレクションを担当。
■カクシンへの入社を決意した理由について教えてください。
金井:代表の太田とは前職で一緒に仕事をしたり、社内での活躍も知っていたので面識がありました。前職はもともとWebサイトの受託制作がメインの企業でしたが、実空間でのクリエイティブ制作等、新領域における実績を太田が創っていました。私自身もWeb以外の領域に挑戦していきたかったため、入社しました。
■代表との面識があったんですね。代表自身の魅力も転職の背中を押したのでしょうか。
金井:そうですね、クライアントから信頼を寄せられているのも見ていましたし、太田から学びたいというのも大きかったです。
植松:私も太田の知見の深さを魅力的に感じました。前職がオウンドメディア制作の会社だったのですが、マーケティングを幅広く勉強させていただく中でデザインの上流工程に興味を抱いていました。加えて、現在主流になりつつあるUI/UXの領域を含め幅広い視点でデザインに関わりたいと考え、カクシンへの入社を決意しました。
尾谷:私は太田との面識はなかったのですが、前職でWebやアプリのデザインを担当したことから、XRや空間演出などを含むより幅広い領域のデザインに挑戦したい思いが強くカクシンへの入社を決意しました。また、ナショナルクライアント様との大規模なプロジェクトに携われることも魅力に感じました。
■他社と比較した際の、カクシンの強みについて教えてください。
金井: アウトプットの品質が高いことを大前提に、単なる受託制作ではなく上流、すなわち企画段階からソリューションの提案ができる点が強みだと思います。言い換えると課題解決能力の高さと言えます。ロジックを重要視した企画やデザインの制作について、ご評価をいただく機会が多いです。
■上流工程におけるソリューション提案のプロセスについて教えてください。
金井:プロジェクトを通して何を達成したいのか、ユーザーにどう感じて欲しいのかを明確にするところからスタートしています。最初は皆手探り状態ですが、可能な限りアイデアを出し、クライアント様からのフィードバックを元に一緒にアイデアを形に変えていきます。
尾谷:私もクライアント様からのフィードバックは重要だと思っていて、上流工程からクライアント様とコミュニケーションをとることにより、単なる表面的なデザインだけではなく根本的な課題解決が可能になっているのだと思います。
植松:先程の金井の話にもあったように、カクシンでは、代表の太田を筆頭にロジックをきちんと持つ意識を大切にしています。また、同じベクトルを向いている状態から制作をスタートすることにより、高い品質のアウトプットが実現できていると思います。
■カクシンの品質管理の要はロジックにあるんですね。
植松:その通りです。デザインは決して感性だけの仕事ではなく、ロジックが重要だと思っています。カクシンでは常にロジックをどのようにデザインに落とし込むかを追求していて、ここの部分がチームメンバーだけではなくクライアント様と共有できているかを重視しています。互いに共通言語を作ることで、よりスマートにデザインを生み出せると思っています。
■常に高い品質のアウトプットをし続けることは非常に難易度が高いと考えられますが、辛いと感じることはないのですか?
金井:立場的なプレッシャーもありますし、割と辛いですね(笑)
尾谷:同じく(笑)
■どのようにその辛さを乗り越えているのですか?
金井:満足するアウトプットができた際に自分の成長が感じられるので、辛さがやりがいに変わっているという感覚です。カクシンでは大規模プロジェクトに携われる機会も多く、世の中に与える影響を肌身に感じることができる点も、モチベーションに繋がっています。
植松:私の場合、チームのマネージャーとしてその辛い部分をどう解消していくのかを日々思索しています。特に、現在はリモート体制なので、メンバーが通常以上にコミュニケーションを取れるように常々方法を追求しています。
基本的にクリエイターはモノづくりの最中はどうしても1人になってしまうので、必ず辛いシーンが出てくると思います。そこで大事なのはその辛さを誰かと共有できる環境だと思っていて、互いを高めあい助け合えるチームづくりを心掛けています。
■みなさん辛さを乗り越える環境を能動的に築いていらっしゃるんですね。クライアント様とのコミュニケーションに関して難しさを感じることはありますか?
金井:やっぱりありますね。クライアント様によってデザインやテクノロジーに関するリテラシーが異なる為、お互いが同じページにいられるようなコミュニケーションを心掛けています。また、社内で頻繁に言われている「親に言って分かるように伝える」ことを大切にしています。
尾谷:そうですね。クライアント様によって専門用語の使い方や言い回しの違いが存在する為、コミュニケーションをとりながら素早く文脈を読み取り理解する力が求められます。その点やはり難しさを感じますね。
植松:難しいと感じることは当然あります。一方で、上流工程からクライアント様と密にコミュニケーションを取れるというのはある意味メリットに働いているという認識です。お互いの目的や目標をワークショップなどを通して言語化することでより本質を突いたデザインを生み出すことができ、それがカクシンの強みになっているのだと思います。
■カクシンでは品質に対する姿勢が全メンバーに浸透しているように感じます。この理由について教えてください。
金井:我々アートディレクターは他メンバーと比較しても特に、ボードメンバーと仕事をする機会も多い為、会社の思想や文化がより浸透しているように見えるのだと思います。これらをジュニアメンバーにも浸透させるべく現在、Vision・Mission・Valueの再整備を行っています。会社としても未だ成長段階にいる為、今後ジョインされる方と共に文化を構築していきたいと考えています。
■今後、どのような方にジョインしてもらいたいですか?
金井:お互いを高めあえるような向上心を持った方にジョインしていただきたいと思っています。カクシンには既に様々な分野のトップクリエイターがいますが、より幅広く、様々な分野のトップクリエイターが増えたら嬉しいなと思います。
植松:太田はよく「おしゃれな人」と表現しているのですが、世の中の様々なことに対してアンテナを張っている方にジョインしてもらえたら嬉しいです。面談の際も、自分のことを理解したうえで、きちんと自己プロデュースができているかどうかを重視しています。
金井:確かに!その方の雰囲気や自己プロデュース力は見てますね。
尾谷:二人の意見とほぼ同意です。挑戦や高い結果を求められることを楽しんで、一緒に大きなプロジェクトを完成させられる、向上心の強い方にジョインしていただきたいです。
■最後に、カクシンが追求する「世界基準のクリエイティブ」について、みなさんなりの定義を教えてください。
金井:「小さく纏まらないこと」だと思っています。カクシンでは、自ら限界を作らずより高みを目指すことを大事にしていて、社名の通り「核心をついているか」を常に自問自答しながら、最高のアウトプットを提供することを心掛けています。
植松:上流工程から最終アウトプットに至るまで、デザインを通して常に核心をつけているかを追求しています。核心をつく=本質的なモノづくりであり、本質の捉え方そのものについては、世界共通で通ずるものがあると思っています。
尾谷:とにかく、限界を作らないことだと思います。デザイナーとして長くキャリアを積んでいると惰性でつくってしまいそうなこともあると思いますが、自分に対して厳しい目線を持ち、常に自問自答しながらクオリティーを上げ続けるように心掛けています。