採用においてカケハシが大切にしているのは「カルチャーフィット」。理念や仕事の進め方、どんな働き方をしたいかなど、時間をかけてとことん話し合います。リファラル採用は、紹介する側・される側も、まずはざっくばらんに語り合えるからこそ、カケハシのカルチャーを理解してもらう早道に。今回は、リファラル採用でジョインした3人に話を聞いてみました。
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「リファラル採用」といってもアプローチは三人三様
— 渡辺さん・熊谷さん・井桁さんは、カケハシのメンバーがきっかけでジョインしたとのこと。どんなきっかけだったのでしょうか?
渡辺:私は海老原さん(CTOの海老原)から声をかけられました。海老原さんとは以前、グリー株式会社で一緒に働いていたことがあり、当時とてもよくしてもらっていたんです。
新卒入社の会社以外はすべてリファラル入社の渡辺。現在カケハシでは新規プロダクトのスクラムマスターを担当
声をかけられたとき、在籍していた職場には特に不満はなく、辞める気もなかったんです。まずはオフィスに遊びにおいでと誘われて、その後に中尾さん(CEOの中尾)や中川さん(COOの中川)をはじめ、メンバーとたくさん話をしました。半年間くらい悩んだのですが……意を決して飛び込んでみることにしました。2016年11月のことです。
— 渡辺さんは、前職がIT大手企業ですよね。まだ数人のスタートアップに飛び込むには、どんな想いがあったのでしょうか?
渡辺:もともと、海老原さんとはまたいつか一緒に仕事をしたいと思っていたので、良い機会だったというのはあります。
— 素敵なエピソードですね。2019年10月入社の熊谷さんはいかがですか?
熊谷:薬剤師メンバーの山﨑さんにコンタクトしたのがきっかけです。実は、山﨑さんとの付き合いは長くて。私が大学時代にアルバイトをしていたバーで、山﨑さんが常連のお客さんだったんですよ。
それが7年ほど前の話です。その後、私が就職してからは会う機会もなかったのですが……前職の保険会社で、営業先として薬剤師の方と交流するようになり、勉強会で山﨑さんと偶然再会したんです!
ホテル業界から保険業界を経てカケハシに転職した熊谷。インタビューの2020年1月時点で、新規顧客獲得のオンラインセールスを担当
— そうだったんですか! それはすごい偶然ですね(笑)。
熊谷:その後、共通の知人である薬剤師の方に、転職活動していることをお話したところ「山﨑さんが今いる会社、スタートアップでよさそうな会社だよ」と教えていただいて。それで私から山﨑さんにコンタクトをとって話を聞いた、という流れですね。
山﨑さんはすぐに応じてくれて、カフェでカジュアルにお話を聞くことになりました。自分でもカケハシのことを調べてみて、良さそうな会社だと思ったので、そのときお世話になっていた転職エージェンシーを通して応募することにしました。
— なるほど、最初のきっかけはカケハシのメンバーでも、応募自体はエージェンシー経由だったんですね。2020年1月入社の井桁さんはいかがですか?
井桁:僕は髙橋さん(広報の髙橋)を通じて紹介してもらいました。もともと髙橋さんと僕のいとこが知り合いというつながりです。
僕は新卒で大手食品メーカーに入社、次に手術用ロボットの企業に転職しました。その次のステージとしては、新しいことをみんなで協力してつくりあげていくチャレンジングな環境を求めていたので、スタートアップを中心に転職活動をしていたんです。
いとこもスタートアップに近いところで仕事をしている人間で、いろいろ相談しているうちに、カケハシを推薦してもらったんです。髙橋さんに繋いでもらって、会社のことをじっくり教えてもらいました。
新卒から一貫して営業畑を歩んできた井桁。カケハシでは、新規顧客獲得のフィールドセールスを担当
「中の人」の本音を聞く
— どんな話を聞いて、カケハシに応募しようと気持ちが動いたのですか?
井桁:社会課題の解決を目指す事業を展開しつつ、働くメンバーにとって快適な労働環境を全社的に実現しているところですね。仕事の質は生活の質と密接に関わっていると考えていたので、自分自身の長期的成長も見据えて、このあたりは最初に髙橋さんから細かく教えてもらいました。知れば知るほど、自分の理想とする環境に近いものがあるなと確信しました。
あとは社内メンバーに実績優秀かつ良い人が多く、そういった方々と互いに対等にコミュニケーションをとりながら仕事ができると聞いて、そこにも魅力に感じましたね。
熊谷:私の場合は、山﨑さんにいろいろな質問をして、一つひとつ丁寧に答えてもらいました。私は前職の保険会社で、顧客の開拓・商談・成約・成約後のフォローと、一気通貫型でやっていたのですが、その中で自分自身の得意分野は、成約後の顧客との信頼関係の構築や、その手前の見込み客の開拓の部分にあることに気づいたんです。
カケハシでは、ちょうどインサイドセールスの部署が立ち上がったタイミングでした。今後自分がやっていきたい仕事に合致していたので、素敵な仕事になりそうだと思ってカケハシに入社することを決めました。
渡辺:僕が入社したときには、まだカケハシのサービス「Musubi」がローンチする前でしたから不安もあったんですが……やはり、経営陣が目をキラキラさせながら医療の未来を語る姿に感銘を受けたというのが大きいですね。
それまで手がけていたものとして、ソーシャルアプリのようなエンターテインメント、または組み込みソフトウェアのようなビジネスに役立つものを作ってきました。そこから一歩踏み出して、医療という直接的に人の役に立つ分野で価値を出してきたいという想いが、自分の中にも生まれてきたんです。
入社後のギャップが少ない採用とは
— リファラル採用の良さはどんな点にあると思いますか。
井桁:知り合いがすでに社内にいるので、こちらの要望を安心して伝えられるし、職場の実際についてリアルな声を聞けるのは良いですね。面接の場ではより深掘りをして、聞きたいことを聞けるようになります。
渡辺:僕が入社したときのカケハシは創業して間もなかったので、まだ正式な面接の仕組みもありませんでした。気軽に遊びに行って、一緒にボードゲームなどをやりながら、お互いの良いところ、悪いところをそのままさらけ出して話をすることができたので、抵抗なく入っていけましたね。
また、紹介してくれるということは、その人が自分の実力を評価してくれているということでもあるので、その信頼関係が最初にあるのは安心感につながります。
熊谷:実は私、リファラル採用で良かったと感じることは特にないんです(笑)。山﨑さんの紹介があったということも、社内では知らない人のほうが多いと思います。山﨑さんが一言推してくださったのは知っていますし感謝しているのですが、本人からは「特別扱いはできないよ」と念押しされました(笑)。
でも、私はそういうところがいいと思っているんです。採用面接も過程をスキップすることはありませんでした。“ただの熊谷”として入社できたことは、とてもありがたいことでした。
井桁:そうなんですよね。僕も結局、全部で8人くらいのメンバーとしっかり面接の機会をもらいました。「こんなにたくさんの人が出てくるのか!」と驚きましたが、入社する側としては良かったですね。多くのメンバーと会えば会うほど、社内の多様性を知ることができるので。いろいろなタイプの人がいるという面を知ることができなかったら、もしかしたらカケハシに入社することはなかったかもしれませんね(笑)。
— あらかじめ知り合いから話を聞けるリファラル採用は、カルチャーフィットを重視するカケハシと候補者、両者にとって良い採用手法ですね。実際、入社してカケハシの印象は変わりましたか?
渡辺:前職とは大きく環境が変わり、創業期でこれから新しく物事を成し遂げていくフェーズにあったことで、正直不安はありました。でも結局、入ってからは楽しさのほうが大きかったですね。創業メンバーをはじめ、みんなが頑張っているのが目に見えてわかっていたし、その中で自分はどう貢献していくかを決めて、みんなでつくりあげていく過程には大きなやりがいを感じました。入って良かったと思いましたね。
井桁:今は入社したばかりで、研修を含めカケハシでの仕事に関して知識を広げ深めている段階です。僕がずっと関心をもっていた働き方の部分については、入社前に聞いていた話とのギャップがまったくないので、むしろ驚いているくらいですね。
熊谷:昨年10月に入社して、あっという間でした。本当にいい人ばかりですし、私も人付き合いは好きなので、コミュニケーションで困ることは一切ありません。昨年9月にインサイドセールスチームが、そして年明けからオンラインセールスチームが立ち上がって、カケハシがまた新しいカタチをとっていくことを感じています。私がチャレンジしたい分野の仕事なので、その中で私は私の力を発揮していきたいですね。
— 皆さん、お話をありがとうございました!
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カルチャーフィットを大切にするカケハシにとって、あらかじめ互いの価値観を出し合えるリファラル採用は大切にしていきたい文化。一方、知り合いの紹介だからといって、お互いに要らない気遣いはなく、フラットな関係性を維持できるのもカケハシならではです。
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