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2022年、株主への手紙。私たち KabuK Style がフォーカスしていること。

2018年11月にクラウドファンディングサイトmakuakeでHafHのコンセプトを発表してから3年が過ぎました。2019年1月8日の HafH Nagasaki SAI をオープンしてまもなく3年を迎えます。hafh.com のサービス開始から2年と9ヶ月が経ちました。

2022年、3年の準備期間を経て、KabuK Style はより強靭で大きな船となり、いよいよ、より大きな海への航海を開始する最終準備段階に入っています。

年頭にあたり、これまで私たちの未来を信じてお金を預けていただいた株主の皆様へ、私たちが大事にしていることを記載したレターを出しました。今日は、その一部(ジョインいただくと、すべてのCrewが、株主向けに開示している経営数値も含めてすべてアクセスできるようになります。これも当社のオープンコミュニケーションの特徴です。)を共有したいなと思います。

これは、創業時から定期的なコミュニケーション(2019年1月の創業以来、16回目の配信となりました。)をしてきた内容の中でも普遍的な項目を再整理したものです。

世界を変える

KabuK Style は、「多様な価値観を多様なまま許容する社会のインフラを創る」ことをミッションとして掲げています。これが会社の存在意義であり、定款にも記載されており、変わることのない普遍的なことです。

では、なぜ私はそんな会社を興したのか?

それは、私が、世界をもっと違うレベルでより良くしたい、それが楽しくてしょうがないという衝動にかられるからです。私たちCrewも同様に、世界に大きなインパクトを、より違う次元で与えることに燃えている仲間達です。

KabuK Style という会社は、ミッションを体現するための集まる場所であり器でしかなく、そこに集まってくる Crew がどう行動するのかが、世界を変えるほどのインパクトを社会に与えることができるかどうかを決定します。

そのため、私たちは このミッションを体現するCrew を集めること、より一層パフォームできる環境を常にブラッシュアップし続けること、またその純度を保つよう徹底することが大事であると考えています。

長期思考が最優先

私たちは、株主の皆様にとっての価値尺度である企業価値が、KabuK Style が長期的に生み出すキャッシュフローによって測られると信じています。すなわち、KabuK Style が旅行市場だけではなく、住宅市場をも席巻していくようなライフスタイルの変化を促す市場リーダとしての確固たる地位を築く能力です。現在の企業価値のすべては、未来に到達する世界でのキャッシュフロー創出能力にあります。お恥ずかしいことですが、今は、お預かりした資金を燃焼している状態であり、キャッシュフロー創出能力はゼロでもなくマイナスです。しかし、大きな市場を席巻した時のキャッシュフローは莫大であり、株主の皆様は、その莫大なキャッシュフローを将来創出する能力が私たちにあるだろうと判断し、大切な資金をお預けいただいたのだと信じています。

私たちがいる旅行業界は、2019年度に全体で27.9兆円、日本人による国内宿泊旅行だけで17.2兆円、宿泊業が4.2兆円の市場規模です。世界に目を向けると、その10-20倍の市場規模があります。また、私たちは、この市場を代替していくのではなく(もちろんその側面も多分にありますが)、ライフスタイルに旅が組み込まれることで、むしろ市場規模が拡大していくサービスを提供していきたいと考えています。ライフスタイルへの組み込み具合の高い人が増えれば、住宅市場との境目は曖昧になり、さらに10倍大きな住宅市場にもアプローチしているのと同じだと見ることもできます。

株主の皆様と共有したいのは、私たちは、長期思考での意思決定をし、短期的に小さくまとめる意思決定をするつもりがないということです。旅行市場から住宅市場という大きな市場へのアプローチを見据えるためには、今から将来を見据えた組織づくり、サービスづくりをしていく必要があります。イノベーションを起こすことにフォーカスせずに、旅行市場で何かを代替し、小さな成功をおさめてから方向転換するのでは遅いのです。大きな市場、大海原での方向転換は大きな時間的ロスだけでなく、KabuK Style の存在意義を脅かし、Crew のモチベーションを維持することはできなくなるでしょう。ほぼ一から立ち上げ直すことと同じだと考えます。

もし、短期的な利益の見栄えをよくするか、将来キャッシュフローの現在価値を最大化するかの困難な選択に直面するとしたら、短期的な影響を十分に検証した上で、私たちは将来キャッシュフローの現在価値の最大化を選択します。

最終顧客を優先する

私たちは、創業当初から、世界に新しい価値観を提案することにこだわってきました。世界とは、世界中の個人であり、私たちに毎月HafHの会費をお支払いいただいているネイバーの皆様です。ネイバーの皆様を私たちは顧客と定義します。

一方で、hafh.com のユーザーは、より広義に定義しています。特に大事なのが、hafh.com に宿泊施設を掲載いただく宿泊事業者であり、そこでお仕事されている方達も、hafh.com の管理画面を使っていただいているプラットフォームのユーザーです。また、鉄道や航空会社の方達も、実証実験という形ではありますが、ユーザーとしてプラットフォームをご利用いただいています。

宿泊施設ユーザーの課題は多岐にのぼりますが、もっとも重要な課題の一つだと私たちが考えているのは稼働率が安定していないということです。季節性もありますし、1週間の中でも平日と休前日との稼働率の差は歴然です。これにより、価格の調整をせざるを得ないというのが実情です。この課題を宿泊施設ユーザーの立場にたって、価格の調整をより簡単にするという機能開発をするというのも一つの解決策です。しかし、私たちの最終顧客は、その宿泊施設にこられてサービスを受けられるネイバーであり、個人なのです。ネイバー向けの価格を平日と休前日とで変えることで、宿泊施設ユーザーは通常と同じオペレーションを行えますし、私たちの短期的なリスク対比利益も増加します。しかし、価格を変えないことは、顧客体験として私たちが創業以来大事にしてきたことであり、宿泊施設側の都合で変更するのではなく、私たちがリスクマネージをすることによって、宿泊施設ユーザーの体験も良くしながら、達成していきたいと考えています。この困難に打ち勝つことで、顧客体験は向上し、長期的なネイバー数の増加、売上の増加につながるだけでなく、宿泊施設ユーザーもこれまでと違う経営手法として課題を解決しうることで私たちの仕入費用も逓減され、私たちのキャッシュフローはより大きく伸びるのだと考えています。

2021年、顧客体験の向上に粘り強く取り組んできたことで、いくつか嬉しい市場評価をいただきました。オープンから3年を迎える HafH Nagasaki SAI が、掲載するオンライン予約サイトbooking.com で長崎市の施設の中で最も高い9.0の総合評価を頂戴しました。特にスタッフ評価が9.4というのは本当に嬉しい評価です。また、旅行市場が非常に困難な中、2021年9月の国内旅行取扱高において、公表されている主要45旅行事業者の中で25番目の取扱高となっていました。この市場環境下、日本に約10,000ある旅行事業者の中で、KabuK Style が一気に成長したのはひとえに新しい顧客体験を提供しているからであり、顧客が私たちを評価してくださった証左であると思います。

インフラを構築する、本質的なことにアプローチする

KabuK Style のミッションは「インフラを構築すること」です。ミッションにも記載している通り、私たちは多様性を圧倒的に大事にしていますが、それは提供している価値の色であり、成し遂げること自体ではありません。多様性を体現しても、インフラを構築できないのであれば、ミッションは失敗なのです。

インフラとは、社会基盤として安心して利用できるもの、ちょっとやそっとでは変わらないものだと考えています。道路があって良かったなとは普段考えないように、HafH があって良かったなと思わない世界まで到達することが私たちのミッションなのです。

そのために大事なことは、長期思考とも密接に結びつく、本質的なアプローチをし続けるということだと考えています。そこにどういった課題があるのか、その課題をどうやって解決するのかを考えることはとても大事です。しかし、私たちは、なぜその課題を解決する必要があるのかの根本的なこと、本質的なことにより時間をかけて考えます。

誰もが、住む場所にとらわれず、好きな時に、好きな場所で、好きな人たちと、好きなことにのめり込んで過ごせる未来を想像してみてください。どんな課題がこれから明らかになり、そういった課題をどう解決していくのか、今見えていることはとても少ないのです。だからこそ、私たちは、変わらない普遍的な、本質的なことにアプローチし続けます。

KabuK Style が成し遂げていく、その未来で、ヒトは何を思うのか?どんな世界か見てみたいと思いませんか?みんながみんな同じでなくてもいい。

私たちは、様々な価値観が、そのままの状態で共存している、あぁこのままでもいいだなと誰もが思える、そんな多様性を体現するサービスインフラを構築していくことに情熱を燃やし続けます。



以上、抜粋してのご紹介でした。

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