こんにちは、ピープル・サクセス室の鈴木です。
前回、技術組織のMVVということで渡邉さんとの記事を投稿いたしました。
記事はこちら。
技術組織のMVVについて渡邉さんとのインタビューも最終回です。どうぞお楽しみください。
―――それでは3つ目のVALUEを教えて下さい。
ついに最後のVALUEですね。3つ目のVALUEはInclusionです。
こちらをご覧ください。(図①)
(図①)
Inclusionは、チームとしてアウトプットを出すということに非常に重要な要素として考えています。
鈴木さん、Inclusionという言葉は知ってますか?
―――聞いたことはあります。Diversity & Inclusionというキーワードで最近よく聞きますね。あってますか?
さすがですね。Diversity & Inclusionという言葉で馴染みがありますね。Diversityは、多様な人がいるよ、同じ人はいないよという前提のことですが、Inclusionは多様な人がいるよ、だからこそ、この多様な価値観を上手く組み合わせてもっと素晴らしい価値を出そう。という発想のことです。Diversity のその先にInclusionがあるイメージです。多様な価値観を認め合って、活かし合う。そして新しい価値を生み出していくということを意図しています。
これは私の持論ですが、コミュニケーションは仕事をする上ですべての基盤です。
完全に一人で業務をして、一人だけで全部アウトプットが出せる。もちろんそのような仕事もなかにはあると思っています。ブイキューブでのエンジニアに期待されている事は違います。一人で出すアウトプットには限界があり、アウトプットをサービスやプロダクトとして考えると、社会全体を変えるには、スピードも量も足りず、中々難しいと考えています。
チームでコミュニケーションを取りながら、個々人の個性や強みを生かしあってアウトプットを出すことで、社会全体を変えていけるアウトプットを出すようになれると信じています。
鈴木さん含め皆さんは企業の中に入って、一つのチームとして社会を改善していこうという志でブイキューブにいらっしゃると思います。当然チームと言っても個人の集まりなので、組織の中には考え方が正反対の人や、行動が全く理解出来ない人もいるかと思います。
・・・鈴木さんも頷いてますね(笑)
そこで自分の意見を押し付けるのではなく、そういう人もいる、そういう価値観もあると認めて、その上でどういう対話をする必要があるのだろうか。ということを考えてもらいたいんですよね。
どうすれば、お互いのストーリーやコンテクストを受け止め合った対話になるのだろうか。どうしたらCommitmentに向かえるだろうか。どうしたらFunな自分でいられるだろうか。
こういったコミュニケーションに対しても、創意工夫を全員がすることで、多様だった価値観から新しい価値、いわゆる次のアタリマエが生まれてくるのかなと考えています。
ぜひ、同じ価値観なんて、1人もいないという前提でこの多様な価値観を認め合ってチームの活動や圧倒的ユーザー目線の源泉としていただきたい。ということでInclusionということを入れています。
―――お話を伺って、MISSIONとの関係性やそれぞれのVALUEの結びつきも理解することが出来ました。Inclusionは聞いたことはあっても正直、イメージが出来ていなかったのでブイキューブで大事にしている対話とも関連が見えて良かったです。Commitment、Fun、Inclutionに重み付けや順序はありますか?
3つはどれも重要なので、軽重に違いや順序は無いです。
こちらを見ていただきたいのですが、それぞれのVALUEが横並びになっていて、それぞれがミッションを支えている。このようなイメージです。(図②)
(図②)
この3つのVALUEはどれも重要ですし、日々意識していただきたいです。どんどん普段使いをしていただき、積極的にコミュニケーションに取り入れて欲しいと考えています。同じ価値観として自分たちのものにしてもらいたいです。
ーーー3つのVALUEの中であえて1つだけ大事だと挙げるとすると渡邉さんはどのVALUEを選びますか?
どれも重要なので、難しい質問ですね。(笑)あえて選ぶとするならFunですね。
CommitmentやInclusionはチームで成果を挙げて、成功体験が出来てくると自然とそういう文化が出来てくると思っています。一方、Funは個人の気持ちにフォーカスしたVALUEで、会社からのリアクションや、成功体験を続けていけば自然とそうなるというものではないです。そういう意味からも重要で、ちゃんと理解してもらいたいVALUEとして選びました。
楽しもうと思わなければ楽しめる場所はない。自分が楽しもうと思わないと、どんな会社、どんな環境でもつまらなくなってしまいます。
CommitmentもInclusionも個人のFunがありチームとして辿り着くものだから自分も大事にしています。
―――なるほど!自律・自走をして成果を出していくというブイキューブの考え方にも繋がっているわけですね。
渡邉さん、技術組織のMVVについてお話をして下さりありがとうございました!
最後にメッセージをいただけますでしょうか。
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
MVVに関しての共感は、ブイキューブだから必要という訳ではなく、今後、どんな企業で働くにしても、必要なコトだと思っています。同じ想いをもって働くことは、きっと何にも変えられない経験を、味わえると思うんですね。
MVVの実現した組織は、僕一人では絶対に成し遂げられない事ですので、一緒に作りあげていってほしいと思っていますし、共感してくれる新しい仲間も増やしていきたいと思っています。
ブイキューブの、Next Atarimaeを一緒に作ってみようと思える方、ぜひ気軽に応募いただいて、僕と一緒にお話をしましょう。
―――渡邉さんありがとうございました!
3回にわたり技術組織のMVVについて投稿して参りました!
今後も技術組織やエンジニアの働き方について発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします!
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