kintone(キントーン)開発はシステム39 | 株式会社ジョイゾー
1500件以上の実績を持つkintoneを活用した初回無料の定額制対面開発サービス。目の前で、1回2時間×3回、39万円で開発を行います。
https://www.joyzo.co.jp/service/system39/
こんにちは、HR担当の内川です。
本日は、2024年4月に新卒社員として入社した藤原さんにインタビュー!
新卒入社から早10ヶ月。新人研修やOJTを経て、現在はSIチームに配属され、社会人生活にもジョイゾーにも、そして業務にも慣れてきた藤原さん。そんな新卒1年目の目線で、ご自身の就職活動やジョイゾーについて語っていただきました!
藤原さんの就職活動、ジョイゾーを選んだ理由、入社後のリアルな体験、現在の担当業務、ジョイゾーでの成長、入社前後のギャップ、そして今後のキャリアプランなど、たっぷりお届けします。
1. 自己紹介と学生時代について
・簡単な自己紹介をお願いします
・学生時代に熱中していたこと「留学」「海外インターンシップ」
2. 就職活動とジョイゾーを選んだ理由
・就職活動を始めた際に大切にしていた軸「私の中の4つの軸」
・ジョイゾーに入社を決めた二つの理由「システム39」「自律と成長」
・ジョイゾーの理念や価値観に共感した部分
3. 現在の業務とチームでの役割
・現在の業務内容や担当について教えてください
・1日の仕事の流れについて
・チームの雰囲気やサポート体制について
4. あなたのEnjoyはどこに?—仕事で感じる楽しさ
・あなたが仕事をしていて「楽しい!」と感じる瞬間は
・特にやりがいや面白さを感じる部分はこんなところ
・自分のEnjoyが、チームやクライアントに与えている影響
5. 入社後のギャップ、自律と成長エピソード
・実際に働いてみて感じたギャップや驚き
・ジョイゾーでの仕事を通じて、自分の成長を感じた瞬間
・入社して大変だった経験、それをどう乗り越えたか
・壁を乗り越えられるマインドへ
・ジョイゾーが大切にしている「自律」について
6. 自分らしさと未来のビジョン
・ジョイゾーで働く中で、自分の個性や強みの活かし方
・今後のジョイゾーでのキャリアや実現したいビジョン
7. 就活している学生への一言
・最後にこれから就活を頑張る学生へメッセージ
新卒入社1年目の藤原あみです。現在、SIチームに所属している他、チーム間をまたいでジョイゾー全エンジニアが集まっているJOYZOTech.(※)に参加しています。
※JOYZOTech.
SIチーム × プラグインチームによる YOKO☆GUSHI チーム
ミッション:ジョイゾーの技術力を底上げする
大分県出身で、大学時代は長崎で過ごしました。大学3年生の終わりまでは、一般的な学生生活を送りながら就職活動を進め、インターンも決まっていました。しかし、4年生になるタイミングで就職活動を中断し、インターンも辞退して留学を決意しました。
コロナ禍の影響で、大学1・2年生の間はなかなか新しいことに挑戦できませんでした。そんな中、友人がコープ留学(※)をしたことを知り、興味を持ちました。
※コープ留学
学生ビザのもとで有給インターンシップに挑戦できる留学制度。英語学習 → 専門分野の学習 → 有給インターンシップの3段階で構成されている。
頼れる人がいない環境に飛び込み、チャレンジすることで自信をつけ、成長したいと考えました。
また、留学を通じて得た経験を活かし、帰国後の就職活動では「自分の軸を持ち、自信を持ってアピールできるようになりたい」と強く思うようになりました。
カナダ留学中:英語と壮大な自然に囲まれる日々
留学を通じて新しい環境に身を置き、自分を見つめ直す中で、4つの軸を大切にしていました。
実は、将来的には子どもの貧困問題に関わることもしたいと考えています。教育機関でもプログラミング教育が導入され始めていることから、将来を見据え、「IT業界は良い選択かもしれない」と思い、この4つの軸を満たすIT企業を中心に就職活動を進めました。
一番の決め手は、「システム39」でした。エージェントを活用していたのですが、紹介された際に、「これが自分のやりたいことだ!」と強く感じました。
システム39では、お客様との打ち合わせを通じて、対面でその場でお客様の業務課題に対してkintoneを使ってシステムを開発していきます。
お客様は業務のプロ、ジョイゾーはシステムのプロとして一緒にシステムを作り上げますが、もちろんお客様にもkintoneの使い方や開発の考え方を学ぶ機会があります。
また、システムが完成し導入された後、お客様がジョイゾーのサポートなしでも自社で開発を進められるよう、自走できる環境を作れる点に大きな魅力を感じました。
もう一つの理由は、ジョイゾーの面接がとても楽しかったことです。形式的なやり取りではなく、自分自身に興味を持って話を聞いてくれているのが伝わりました。
面接が始まる前は、「具合が悪くなるんじゃないか」と思うほど本当に緊張していました。しかし、いざ面接が始まると、緊張はすっかり忘れ、楽しく会話することができました。
大学時代にJICA(国際協力機構)の講演を聞く機会があり、「発展途上国の技術者や農業従事者に対し、日本の技術やノウハウを提供するだけでなく、彼らが自立して活用できるよう支援することが重要」という話を聞き、とても共感しました。
システム39のサービスも同じ考え方ですし、ジョイゾーが大切にしている「自律と成長」も同じように感じ、強く惹かれました。それはもう、他の企業には目が向かないほどで、当時の就活ノートを見返しても、心はジョイゾー一択。面接でもこの点を一貫して伝えました。
藤原さんが心を奪われた、システム39サービス10周年記念パーティーの様子
現在は主にSIチームにて、システム39案件のサブ担当として、メイン担当のサポート業務を行っています。
システム39では、メイン担当とサブ担当の2名体制で案件を進めます。打ち合わせでは、メイン担当がお客様の業務課題を引き出し、システム設計を行います。サブ担当の私は、kintoneでのシステム作成のサポートや議事録の作成を担当することが多いです。
また、打ち合わせ以外ではデモデータの入力やお客様とのメール対応も行っています。さらに、エコシステム39(※) における帳票設定やデータ設定なども担当しています。
※エコシステム39
kintoneプラグインや連携サービスの設計・設定をまるごと行うサービス。
週に2回、朝にチームの定例MTGがあります。チーム内で情報共有をしたり、コミュニケーションを取ったりしています。
そのほか、システム39の打ち合わせがあればサブ担当として参加します。打ち合わせ後、案件内で自分が設定を担当するものがあれば作業を進め、次回の打ち合わせで説明を行います。
ジョイゾー全体の雰囲気と同様に、SIチームもオンとオフの切り替えがしっかりしている印象です。仕事のときは真剣に、ストイックに話し合いを進め、お客様に最善のものを提供できるよう、常に学ぶ姿勢を大切にしています。ただし、堅苦しさはなく、コミュニケーションは活発です。
また、サポート体制もしっかりしており、チームで案件を進めるため、相談や確認が必要な場面が多いですが、相談しやすい環境があります。
入社間もない新人研修の際に「遠慮せずに質問することが大切」と言われたため、質問しやすいですし、忙しそうな時でもタイミングを見て質問するようにしています。先輩方はいつも丁寧に対応してくれますし、忙しい場合は「◯◯の後でね」とおっしゃってくれるので、その時間を予定表に入れて、質問などさせていただいています。
セールスチームの新卒入社3年目の先輩と。他のチームとの連携も
「楽しい!」と感じる瞬間はたくさんありますが、システム39の案件でサブ担当として、帳票設定などを事前に設定し、それをお客様の前で説明する機会をいただけることがあります。その説明がうまくいき、お客様に納得してもらえた時、「楽しい!」と感じます。
先ほどの「楽しい!」と重なる部分がありますが、お客様がどの連携サービスを使うかを悩んでいらっしゃる中で、メイン担当の上司や先輩にアドバイスをいただきながら連携サービスを提案したところ、「一度試してみたい」とおっしゃっていただけました。
そこで、私の方で後日デモを設定し、改めて提案させていただいた際に、お客様に「すごくいいですね!」と言っていただき、導入に至ったときは本当に嬉しかったです。
プラグインや連携サービスを組み合わせるのは初めての経験で、特にFormBridge(※)やkViewer(※)の設定には苦戦しました。お客様の要望を実現する形で作成するため、試行錯誤の連続でした。最終的にお客様に受け入れていただき、導入が決まったときはとても達成感がありました。
※FormBridge:kintoneと連携するWebフォーム作成ツール/トヨクモ株式会社
※kViewer:kintoneの情報を外部に公開する連携ツール/トヨクモ株式会社
その後も導入に伴う設定が続いたので、引き続き試行錯誤は続きましたが、上司や先輩にもアドバイスをいただきながら、導入までサポートさせていただきました。
そういった機会はまだ少ないですが、このような挑戦できる場をいただけるのはありがたいことです。お客様に「良い」と言ってもらえることで、自分の自信にもつながりますし、仮に導入されなかったとしても、別のお客様に提案できる経験として活かせるので、それだけでもやりがいを感じますね。
仕事を楽しんでいるからこそ、「もっと良くできるのでは?」と考えたり、先輩方から教えてもらったことを吸収して、さらに改善しようと思えたりします。また、頼まれたことや教えてもらったことは、次の機会から自分でできるように意識しています。
自分が楽しんでいるからこそ、昨日の自分より成長できていると思いますし、その姿勢がチームにも良い影響を与えているのかなと感じています。
昨年11月にはジョイゾーメンバーと山形へワーケーションへ!
正直、ギャップがなかったんです(笑)
入社前にジョイゾーのnoteやYouTubeを見たりして、遊ぶときは遊ぶ、楽しむときは楽しむ、そして真剣に対応するときは真剣に対応する。そのオンオフの切り替えがある会社だろうなと、なんとなく思っていました。
実際、オンライン面接でもその雰囲気を感じていたので、入社後も違和感はありませんでした。
また、先ほどお伝えしたように、入社前から「ここで働きたい!」と思っていたのですが、実際に働いてみても、自分が「やってみたい!」と思ったことに対して、「できる・できない」に関わらず、まずは真剣に話を聞いてくれる環境があると実感しました。
例えば現在、高校でのIT授業のサポートや、CLS道東(※)のプロジェクトにも関わらせていただいていますが、「やりたい!」と手を挙げた上で、経営陣や上司に相談し、お互い納得できれば挑戦させてもらえる。その文化が、ジョイゾーの「自律」や「多様性」を大切にする価値観そのままで、私はとても居心地が良いと感じています。
※CLS(コミュニティリーダーズサミット)
コミュニティリーダーズサミットの略。従来のコミュニティの枠を超えて活躍しているコミュニティリーダーやコントリビューターの方々を、課題先進地域である高知や道東、三島などに招き、県内外の方々と共に「課題解決」につながる流れを創り出すイベント。ジョイゾーではCLS道東をサポートしています。
お客様の前でしっかりと話せるようになったことですね。
まだ完璧にサービス説明ができるわけではないですが、自分が作ったものに対して、お客様が納得し、理解してくれることが増えました。
もともと、かっちりした商談の場で話すことに苦手意識があり、お客様にしっかり伝えることには強い意識を持って取り組んでいます。以前は緊張すると声が小さくなってしまうこともありましたが、今では自分の言葉で話せるようになってきたと思います。
もちろん、まだ自信満々というわけではありませんが、先輩方に助けてもらいながら、準備したものをしっかり説明できるようになったのは、大きな成長だと感じています。
新人セミナー(ウェビナー)は、私にとって最初の大きな壁でした。
でも、あれを乗り越えてから、「しっかり準備すれば、あとは楽しむだけじゃない?」と思えるようになったんです。
入社3ヶ月目に開催した新人セミナーの様子はこちら!
例えば、新人セミナー後に担当したCybozu Days 2024のブースセミナーやMIJS研修でのプレゼンテーションでは、「楽しんだ方が勝ちだ!」というマインドで挑めました。そのおかげで、プレゼンの場も緊張しつつも、笑顔を意識しながら行うことができたと思います。
また、新人セミナーは、最初の企画段階から同期の大木さんと二人で考え、役員の方々に説明してOKをもらうところから始まりました。自分たちが開催するセミナーで紹介するサービスの理解やメリットをきちんと伝えないと、セミナーの意味がなくなってしまうので、その部分の事前理解や情報収集、準備も大変でした。
さらに、集客目標も設定するのですが、これもまた役員の方々からアドバイスをいただき、最初の目標人数から倍以上の人数に変更する事態が発生しました(笑)。
結果的に、集客目標120人を掲げ、最終的には社内外の皆様のサポートもあり、150人ほど集客することができました。この経験を通じて、「何事もやればできる!」という自信がつきました。
新人セミナーという入社後最初の壁を乗り越えられたのは、信頼できる同期や先輩方の存在、そして会社がチームであるという実感があったからです。 また、一つ上の先輩方の話を聞く中で、「新人セミナーはすごく大変だったけど、自信がついた」という言葉に触れ、「そうだよな」と自分を奮い立たせることができました。
ジョイゾーは、意味のないことをやらせる会社ではない。そう思えたからこそ、「これにはきっと意味がある」と信じ、その日を乗り越えようと思えました。
当時は大変でしたが、振り返ると、新人セミナーの時と比べて話し方も上達し、準備の仕方も分かってきました。緊張することがあっても、「あの時よりも絶対に良いプレゼンができる」と思えるようになったのも、大きな成長です。 この経験を通じて、どんな壁にぶつかっても「その先には成長した自分がいる」と考えられるようになりました。
入社して1年近くが経過し、改めてジョイゾーの「自律」についてどう感じ、どう考えているかというと、私はジョイゾーの一員として、「みんながやっていることをただやればいい」という考え方ではなく、「自分から考え、発信すること」が大切だと感じています。
ジョイゾーでは1on1面談などの機会を通じて、代表の四宮さんや統括マネージャーのBBさんとお話しする中で、自分がやりたいことを伝えられることが、この「自律」を促す大きな機会だと実感しています。
また、「自律とは、会社との対話を通じて、お互いが納得できるポイントを見つけ、進めていくこと」だと思います。単に会社から言われたことをやるのではなく、自分がやりたいことだけをするのでもなく、双方が納得する形を見つけることが、ジョイゾーでの自律の在り方だと考えています。
ただ、「会社にとってのメリット」を考える力はまだ不足していると感じているので、今後はその力を身につけていく必要があると思っています。今は先輩方に相談したり、アドバイスを受けながら提案するなど、交渉力を高めていきたいです。
自分が好きなものは、素直に「好き」って言ってしまいます(笑)
その意味では、ジョイゾーはとても自分に合った場所だと思っています。だからこそ、毎日楽しく働いています。
先ほども言ったように、ジョイゾーが好きで、システム39も好きですし、Cybozu Days 2024でもお客様に自然に会社やサービスのことを話して宣伝しています。まさにナチュラルに、という感じで(笑)。 これが自分の個性であり、強みだと思っています。
今は、SIチームでシステム39の案件をメインで担当したいと考えています。現在はサブ担当として関わっていますが、今後はメイン担当となり、お客様の課題を解決しながら伴走し、最終的にはお客様自身が実装できるようになるまで見届けたいです。
そのために、まずは相手に理解してもらえる説得力のある話し方を身につけたいですね。また、kintoneの知識や経験を深めることはもちろん、ジョイゾーのサービスについてもより理解を深めていきたいと思っています。
エンジニアとしては、将来的に私が個人的に関心を持っている「子どもの貧困問題」にも貢献できるスキルを身につけたいと考えています。例えば、プログラミングを教える立場になることも選択肢の一つとして持ちたいので、そのためにもプログラミングの学習を進めています。
ジョイゾーには学べる環境が整っているため、成長できる場があると感じています。
過去ジョイゾーが実施した小学生向け職業体験プログラムの様子
ジョイゾーは過去に子ども向けのIT職業体験に関わっており、もし来年以降もその活動があるなら、ぜひ運営として参加したいと考えています。さらに、現在は高校でのIT授業のサポートも行っているため、こうしたさまざまな教育の場で経験を積んでいきたいと思っています。
最終的には、子どもたちが「何かを作る楽しさ」を感じられる環境を作り、それが将来の職業選択や人生に良い影響を与えられるといいなと思っています。
就活を2度経験し、また就活自体も始めるのが遅かった私ですが、そのおかげで納得できる企業に出会うことができました。だからこそ、「まずは大学時代にやりたいことを大切にしてほしい」と思います。
早くから活動し、業界や多くの企業、職業と出会いながら自分と向き合い、納得できる企業に出会う人もいれば、何となく周りに流されて不安を感じている人もいるかもしれません。
でも、本当に大切なのは「自分がやりたいことをしっかり見つけること」だと思います。
今、やりたいことがあるなら、それを大切にしながら、自分のペースで進めていけば良いと思います。