2022年1月に入社し、現在はカスタマーサクセス（=CS）部でチーフを務めている榎元千穂さん。「採用コンサルタント」として日々クライアント様に寄り添い、担当する全ての企業の「採用成功」にコミットして奔走しつつ、若手メンバーの教育も行っています。

プライベートでは３人のお子様を育てるワーキングマザーでもある榎元さんが、転職を繰り返しながらJoBinsに行き着いたその理由とは？

カスタマーサクセスという仕事への想いとともに、これまでのキャリアについて話を聞きました。

カスタマーサクセスという仕事に見つけた適性とやりがい

―今、カスタマーサクセス部で若手を引っ張りながら、クライアント企業に全力で向き合われている榎元さんですが、これまではどんなキャリアを歩んで来られたのですか？

新卒ではリクルートに入社して、不動産系の営業をしていました。

もともと営業が嫌だったわけではないのですが、入社して1年で産休育休を取ったことで、ついていくのがしんどくなり、復帰後悩んでいました。

そんな私を見ていた上司から、ある日

「お前は何をしているとき、仕事が楽しいんだ？」

と訊かれたんです。

私が「お客様に感謝されることですかね」と答えると、

「お前はクライアントサポートスタッフの方が向いているんじゃないかな」と言われ、ありがたいことにクライアントサポート＝CS部に異動させてもらえることになりました。

―そうやってCS職に出会ったのですね！

そうなんです。やってみたら自分にすごく合っていると思いました。

私は、小さなことの積み上げで信頼関係を築いていくのが得意なので、一人のお客様をロングテールでサポートし、関係性をどんどん構築していけるのは、やりがいも大きかったです。

一度離れて再認識したCS職への想い

―やりがいを感じて働いていたのに、なぜ転職されたんですか？

実はこのとき、私が家計を支えていました。ひとりで子ども達を養っていかなくてはいけない状況で、3人の子どもを大学まで行かせるために、しっかり稼ぎたいと思っていました。

でもリクルートでは契約社員だったので、給料の天井が決まっていて・・・。

仕事は楽しいし、会社も好きだし、結果も出ていて辞めたくない。
でも転職しないと生活できないし、子ども達を大学まで行かせてあげられない。

葛藤しましたが、結果的に美容関係のサイトを運営している会社のCS職に転職しました。

転職先ではリクルートでの経験が活かせたので仕事を進めるのに苦労はなく、すぐに結果も出て、お給料も上がって。会社から期待してもらってることも感じられて、充実していました。

でも一つ問題が出てきたんです。

子育てしながらの働き方が会社で理解されにくく、人間関係が悪化。

そんな状況に私がストレスを感じていると、それが子どもにも影響したのか、長男が学校で荒れ始めて・・・負のスパイラル。

大好きだったリクルートから、子どものために転職したはずだったのに、仕事は楽しく無くなって、子どもとも上手くいかなくて。

何のために転職したのか、完全にわからなくなってしまいました。

それで、子どもとの時間をもっと取れるように、お客様と接点を持つ仕事ではなく、自分のペースで仕事ができて定時に帰れるバックオフィス業務ができる会社に再び転職しましたが、刺激はなく、面白みはありませんでした。

淡々と仕事をして早く家には帰っていた中、長男に

「お母さん、最近仕事楽しくなさそうだね」

と言われたときは、呆然としました。

社長からも

「合ってなさそうだから他の会社も見てみたら？」

なんて言われ。

そんな状況で長く続けて成長していけるイメージが湧かず、一生働ける会社でないなと思いました。

覚悟の転職活動。「最後」の転職先にJoBinsを選んだ理由

―そうしてまた、転職活動となったわけですね。

はい。次で絶対に最後の転職にしようと思ったので、本気の本気で転職活動を行いました。

会社選びの軸にしたのは、

「やりがいを感じられるCS職ができるところ」
「お給料を上げることができるところ」
「失敗に寛容であるところ」

前の会社での経験から、リスクヘッジばかりを重視した環境だと自分らしく働けないと感じていたので、

「社員が失敗したときは、どういう対応をしますか」

と面接で必ず聞くようにして、会社の風土を見極めていました。

もう一つ、本部の近くで仕事ができる会社が良いなとも思っていました。

以前の会社では地域によって本部から降りてくる情報に時差があったり、内容がズレていたりして、お客様に迷惑をかけることがあったんです。

CSをするならスピーディーにお客様に正しい情報を伝えたかったので、できる限り本部機能が近くにある会社を選びたいと思っていました。

―JoBinsのことは、どのようにして知ったのですか？

人材エージェントさんからの紹介でした。当時、JoBinsがCS部を立ち上げるところだったようで、求人票に「初期メンバーとしてCSを支えてくれるメンバーを募集します」と書かれているのが目に留まりました。

実はそのときすでに数社から内定をもらっていたのですが、何だかどれもしっくりきていなくて・・・

そんな中飛び込んできたのがJoBinsのCS職。

私の希望や状況を全て把握してJoBinsを勧めてくれたエージェントさんに背中を押され、他社の返事を待ってもらってJoBinsを受けようと決めました。

―結果的にJoBinsへの入社を選んだ決め手は何だったのですか？

社長面接で、徳さん（社長）が本音で話してくれていると感じられたのが大きかったです。

子どもの都合で休みを取りたいときに、快く送り出してくれるのかは気になるポイントだったので、尋ねたんです。

その質問に対し徳さんは

「正直、制度はまだない」

と隠さず言ってくれました。

会社を過剰に良く見せようともしないし、だからと言って「出来ない」とも言わない。

リアルを話してくれている感じが信頼できると思いました。

他にも色々と話す中で、他の迷っていた会社のどの社長よりも、徳さんの方が圧倒的に信頼できて近くで成長させてもらえると感じました。

それがJoBinsを選んだ一番の決め手です。

営業の経験を活かし、採用コンサルタントとして仲間と共に、高い壁に挑戦中！

―CS職を見越しての採用だったけれど、営業からのスタートだったと聞いています。そこに抵抗はなかったのですか？

それは全くありませんでした。CSとして結果を出すには、営業の経験が必要だと断言できるからです。

過去2社でCSとして働いてきましたが、2社目のときは営業を経験しないままCSに入ったので、営業さんがどんな動きをして売ったのかが分からず、困ったことが多々ありました。

一方で１社目のときは自分が営業を経験していたからこそ、CSとして良い仕事ができていました。

だから営業の動きを身を持ってインストールした上でCSをやることに異論はなかったです。

―JoBinsでは、CSメンバーは「採用コンサルタント」として採用企業や提携エージェントさんと向き合っていますが、この仕事の面白さってどんなところですか？

良くも悪くも、まだ何も決まっていないところですね。

1つの課題をクリアできたと思ったら、また次の高い壁がやってきて・・・

その繰り返しが面白いです。

ジェットコースターに乗っているかのような目まぐるしい変化があって、正直弱音を吐きそうになることもあるけれど、完成した組織だったらこんなハラハラ感や達成感は味わえなかったと思います。

一社一社のクライアントと長く接点を持てるところがJoBinsのCSの特徴で、それって大変な部分もあるけれど、その分やりがいも大きいです。

私が入社した頃より、クライアントの採用成功を叶えられている数は格段に増えているけれど、まだまだ足りません。

新たな壁の攻略法を今も模索中です。

忙しくて、「嫌だ〜！」と思う間もなく毎日が過ぎていっていますが（笑）

子どもたちに「最近すごく仕事楽しそうやね！」って言ってもらえているのが嬉しいです！
会社として、子どもの行事のときは理解して送り出してもらえているのも、ありがたいです。

本当に良い会社に入れたなと思っているので、その感謝を仕事でしっかり表現していきたいですね。

―JoBinsでは若いメンバーも多いですが、接するときに意識していることはありますか？

どんな相手でも、受け入れてもらうためには自分をさらけ出さないといけない。それは昔から心がけています。

若い人が多い会社に入ることに最初は不安もありましたが、JoBinsのメンバーはどんな人が来ても受け入れてくれる力がすごいので、入ってみれば大丈夫でした！

みんな、成長に貪欲で日々精一杯頑張っていて、尊敬できるメンバーです！！

JoBinsは若くて個性豊かなメンバーが揃っていて、失敗を笑い話にしてくれる環境があるので、こちらもオープンにいけます！

新卒メンバーに私が指導していると、「親子ゲンカしている構図」みたいになっていますが（笑）

それをネタにしてくれる仲間が居るのが今のJoBins CSチームです！

―最後に、この会社でどんな人と働きたいか教えてください。

相手の立場に立って考えられる人ですね。

自分軸を持つことももちろん大事だけど、一緒に働く仲間やクライアント様のことを考えて、良いことも悪いことも言える人と一緒に仕事がしたいです。

また、リスクばかりを考えるのではなく挑戦できる人。

JoBinsのバリューにも「失敗から学ぶ」とあるように、失敗しないと覚えないし、挑戦に対して足がすくむ人は、JoBinsでは活躍できないと思います。

「怒られたらどうしよう」とか「無難にまとめる」はJoBinsでは不要！
前のめりに取り組める人が良いですね。

卑屈な人以外は、私、どんな人とでも楽しく働けますよ！

―榎元さんが明るいから、周りも明るく働けますね！ これからもさらなる活躍を期待しています。本日はありがとうございました！