注目のストーリー
吉岡秀人
RIKAjob 奄美での10か月~与論編~活動レポート
RIKA jobとは、ジャパンハートがプロデュースするRITOU(離島・僻地)、IRYO(医療)、KANGOSHI(看護師)支援サイトで、医療者の不足する日本の僻地・離島へ看護師を派遣しています。派遣された看護師は、都会の大病院では身につけにくい総合的な医療スキルを習得することができます。このRIKA jobを通じて、与論島と奄美大島に派遣された看護師の方のレポートが更新されました。 与論島で働く中で印象に残っていることは、与論島の人は家族をとても大切にしている、ということです。与論の人は家族の最期の時には、家に連れて帰りたい、と希望します。大切な家族の魂が迷子にならずに家に帰ってこられ...
ミャンマーの新型コロナウィルス 第3波 生活の変化について~活動レポート~
私たちの海外事業地の一つであるミャンマーは、新型コロナウイルスの第三波により、とても厳しい局面に立たされています。現地での生活の様子を伝えるレポートが更新されています。日々5,000人近くの陽性確認者が発表され、検査陽性率が40%を超える日もありました。飲食店の店内飲食は禁止され、各地区では自宅待機令も発出されています。押し寄せる患者のあまりの多さから、市中病院は受け入れができず、多くの人々が自宅療養を強いられています。危惧されていた医療崩壊が、現実のものとなっているのです。政治、経済、そして医療と、社会生活の根幹をなす部分で同時多発的に発生した危機によって、ミャンマーは今、未曾有の混沌...
カンボジア「国際こどもの日」イベント~活動レポート~
カンボジア ジャパンハートこども医療センターで活動している長期学生インターンの佐々木からのレポートが更新され、小児がん病棟でのこどもの日のイベントの様子が綴られています。「こどもの日」というと日本人の多くは5月5日だと思ってしまいますが、実際は5月5日を「こどもの日」として祝っているのは日本と韓国だけなのです。。カンボジアでは6月1日を「こどもの日」と定めています。国によって日にちが異なっていても、「こどもの日」は子どもたちの成長を祝う大切な日であり、子どもの健康や幸せを願う気持ちは世界共通だと思います。コロナ禍でストレスの多い日々を過ごす患者さんのご家族に、子どもたちの成長を実感して喜...
福島 老人保健施設クラスター支援~活動レポート~
新型コロナウイルスのクラスター支援のために、福島の老人保健施設で活動していた鰐川看護師からのレポートが更新され、誰もが経験したことのない状況の中で施設スタッフの方々と皆で協力しながら乗り越えていこうという現場の人々の様子が綴られています。その言葉に耳を傾けるスタッフの表情や空気感から、この場所でスタッフの想像を超えたことが起き、外部の支援や慣れない感染対策を行わなくてはならない状況の中、しかし1つ1つ受け止めようとしているスタッフの様々な思いを感じ、涙が溢れそうな気持ちになりました。施設で働くスタッフが日々忙しい中で、とても気遣っていただき、感謝の言葉をいただくことも多くありました。ホテ...
花いっぱいのハウステンボスへ –SmileSmilePROJECT~活動レポート~
日本でも世界でも、多くの子どもたちが病気とたたかっており、ジャパンハートは、そんな子どもたちへの支援を届ける活動をしています。SmileSmilePROJECTもその活動の一つです。小児がんは国内だけで年間約2,500人発症し、7割~8割が治る病気ですが、副作用の強い治療のため、子どもも家族もつらい時間を過ごさなくてはならず、長期に及ぶ入院生活、再発の不安など、闘病する子どもやその家族にとって身体的・精神的・経済的負担は計りしれません。「治療が終わったら家族で旅行に行きたい!」「もう一度、あの場所に連れて行ってやりたい」そんな子どもたちと家族にかけがえのない時間を過ごしてもらいたい。しか...
Dream Train 真夏の暑さを吹き飛ばすカレーパーティー~活動レポート~
ジャパンハートは、2010年からミャンマーで「Dream Train(ドリームトレイン)」という養育施設を運営しています。エイズをはじめ、様々な病気で親を亡くした子供たちや貧困のために教育を受けることができない子どもたちが一緒に暮らしています。DreamTrainでカレーパーティーが開催された様子がレポートで報告されています。子どもたち皆で協力して、調理と片付けも並行しながら、カレーを作って食べました。DreamTrainに訪れた人は、みな大きさにびっくりするという大なべも大活躍です!物品の提供に加え、みんなで一緒に何かをするという楽しいイベントを計画してくださったヤンゴン在住日本人のお...
2年目に突入したカンボジアでのコロナのこと~活動レポート~
日本でも現在複数の都道府県で緊急事態宣言が発出されていますが、ジャパンハートが活動を続ける海外でも同様に様々な規制などが出されています。特にこの4月からカンボジアではコロナ感染者数が一気に増え、私たちの病院でも診療の縮小を余儀なくされました。そうした現在のカンボジアの状況の中で、アドバンスドナース松見からのレポートが更新され、現場での苦悩とともに、その中でも現実と向き合い前向きに進む姿勢が綴られています。“もともとカンボジアは日本に比べれば、医療制度は整っておらず、貧しいことが理由で治療が受けれなかったり、それを保証する社会的保障制度も脆弱と言わざるを得ません。それでもこれまで私たちは現...
宮城 福祉施設クラスター支援 鈴木看護師からの活動レポート~活動レポート~
新型コロナウイルスの急速な感染再拡大を受け、宮城県と仙台市は4月18日独自の緊急事態宣言を出しました。その約10日後、宮城県からの要請を受け、ジャパンハートは仙台市内でクラスターが発生した福祉施設および新型コロナウイルス感染症の陽性患者を受け入れている重点医療機関で活動を開始しました。宮城県の福祉施設で活動していた鈴木看護師からのレポートが更新され、現場のニーズや気づきが述べられています。“現場で働く人たちが目の前の対応に必死で、俯瞰して全体をみる余裕がなく、今後の見通しをたてられない状況ででした。まずはマンパワーが第一のニーズでした。マンパワーとして活動しながら、全体状況を把握してゾー...
「NGO・NPOが、細分化された社会的ニーズにマッチングしていく」変わりゆく世界の中で我々が目指す目標~吉岡秀人ブログ更新~
先日、弊団体最高顧問/ファウンダーの吉岡秀人のブログが更新されました。______________________________________________________________________「この世界はかつてないほどに個人が大切にされ、個性や多様性が重要視される時代になり、それは今後も加速していくだろう」「誰もが同じものに価値を感じなくなる。いやむしろ、同じものしか好まない人間を世界は軽蔑するようになっていくのかもしれない。」「では、誰がその細分化された個人の要求を叶えてくれるのだろう?」「そう、それがNGO・NPOの主戦場となるなのだ。無数に現れたNGO・NPOが、...