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こんにちは、日本デザインの大坪です。
今回は、転職中の女性が聞きたくても聞けない6つの質問について解説します。
この記事を読まれている方は
転職活動には2つの時期があることをご存知でしょうか?
検討段階・準備期
応募段階・面接期
の2つです。
それぞれの時期における「気になる質問」について、順番に説明していきます。
検討段階・準備期
この時期は、以下の質問が浮かんでくると思います。
(1)子供がいることは転職に不利になりますか?
(2)結婚や出産をした後も働きやすい業界や職種はありますか?
(3)30歳以上で未経験の分野への転職は難しいですか?
では順に解説していきます。
(1)子供がいることは転職に不利になりますか?
先にはっきり言ってしまうと、
不利になることは、ある程度覚悟する必要があります。
どうしても企業側は、子供のことで仕事に支障がでないか心配してしまうものです。
しかし、それに対して総合的にプラスになるような話ができれば大丈夫です。
例えば、あなたの実家やパートナー、託児所による協力体制があること、
これまでに先輩ママがやりくりしていた方法などを例に出して話すことで、採用側を安心させることができます。
何よりあなたがしっかりと会社で活躍できることをアピールするのが重要です。
■アピール例
・育児の環境が整っていること
・会社で自分の能力を活かせること
・教育資金が必要なためこれからも長く働くつもりであること
このように企業にとってメリットとなることをアピールできればOKです。
あなたの熱意を買ってくれる企業も少なくないと思いますし、
今時はママを雇うことにメリットを感じている企業もあります。
子持ちであることが、逆にプラスになることもありますので安心してください。
(2)結婚や出産をした後も働きやすい業界や職種はありますか?
「どんな環境が働きやすいか」は人それぞれです。
次の例を参考にして
・どんな風に仕事と子育てを両立させたいか?
・どうすればあなたが働きやすくなるのか?
について考えてみてください。
例:就業時間
・時短勤務で毎日夕方には帰宅して、夕食を作って家族と食べたい
・多少遅くなっても託児所で預かってもらえるなら、定時までしっかりと仕事をしたい
・平日は実家に子供を預けて、自分はバリバリ働いてキャリアを積んでいきたい
例:休暇や早退
・子供が熱を出したら看病するために休んだり早退したい
・実家が近いから、子供のことで休暇を取ることはめったにない
・自分しか面倒を見れないから子供を会社の託児所に預けたい
いかがでしょうか?
あなたにとっての「働きやすさ」が明確になるよう、
現状と希望を書き出してみましょう。
それらを書き出せたら、あなたの条件に合う業界、職場を探していきましょう。
企業のサイトを見たり、面接で質問をすることで、具体的に決まっていくことと思います。
(3)30歳以上で未経験の分野への転職は難しいですか?
20代に比べ、30歳以上での未経験分野への転職が難しいと言われているのは事実です。
それは事実ですが、
不可能ではありません。
未経験の職種であっても、前職のスキルを活かせるような仕事を探したり、
転職に向けて必要なスキルの習得をする努力をしたり、
経験がなくても努力していくという意気込み次第で、転職が成功する可能性は十分にあります。
ただし、スキルの習得や努力が必要であることを理解しておきましょう。
応募段階・面接期
具体的に行動していく段階では、以下の質問が思い浮かぶと思います。
(1)応募書類には子供がいることを書く必要がありますか?
(2)結婚や出産、子育ての予定について質問された時はどうすればいいですか?
(3)育児休暇について面接時に確認しても良いですか?
(1)応募書類には子供がいることを書く必要がありますか?
子供のことを書くことがマナーかどうかは会社によって異なり、「必ず書かなければならない」というわけではありません。
しかし、子供の関係で仕事を休む場合などもあるので「入社前」には必ず伝える方がいいと思います。
伝えるタイミングとしては面接時がいいでしょう。
その時に、あなたの子育てに関する
・周囲のサポート体制
・仕事への考え方
をきちんと伝えることが出来れば理解が得やすいです。
応募書類の段階で子育てについて書くことはオススメしません。
書類だけでは詳細を伝えることができないので、子育てに関するリスクだけを判断されてしまいます。
その結果、書類審査で落ちてしまう可能性が高まります。
子育てと仕事の両立についてしっかり考えを持った上で、
面接の時にちゃんと伝えましょう。
(2)結婚や出産、子育ての予定について質問された時はどうすればいいですか?
近頃は、女性に対して結婚・出産に関する質問をすることはタブーであるという認識が広まってきました。
ただ、企業としてはやっぱり気になるところなので、完全になくなったとは言えないと思います。
大企業では訴えられるリスクがあるのであまり見かけませんが、
小さい企業では
「ごちゃごちゃいうなら雇わないぞ!」
という会社もあるのが現実です。
このような質問に出会った場合、
「相手がどのようなことを心配してるのか」を予想して回答していきましょう。
相手への思いやりという観点からも、大切なポイントです。
例えば、企業側は何を考えているかというと
「結婚や出産をしても仕事を辞めずに、長く続けてくれるだろうか?」
「産後、いつ復帰するのだろうか?」
「子供の体調を崩した時は、休むことになるのだろうか?」
といったことを心配しています。
当社のようなクリエイティブな企業だったら
在宅勤務も可能であり、勤務時間を多少変更することができるので、あまり問題になることはないかもしれません。
実際に当社でも、「子供が体調不良です」といって出勤を変える人もいます。
しかし、これはサービス業などでは難しいと思いますので、心配するのは仕方ありません。
このように相手の業界や企業の事情を想定した上で
あなたの仕事やプライベートに関する価値観、
キャリアプラン、周りのサポート体制を
しっかりとすり合わせて回答を用意しておきましょう。
これはあなたが、結婚や出産を望んでいても、望んでいなくても、
女性であるということだけで聞かれる可能性が高い質問です。
そのため、しっかり準備をして面接に望んでくださいね。
(3)育児休暇について面接時に確認しても良いですか?
これから長く働いていくために
育児休暇が取得できるかどうかは気になるところですよね、
育児休暇がある企業も増えていますが、
実際に取得できるかどうかは状況によって変わってきます。
育児休暇の取得について確認する場合は、
あなたが長く働きたいという意志をしっかりと伝えた上で、育児休暇について質問をしましょう。
例えば、こういう質問をします。
・女性社員の方で育児休暇を取ってからも、長く働かれている方はいらっしゃいますか?
これくらいであれば聞きやすい思うので、ぜひ聞いてください。
ここで大事なのは
待遇ばかり気にしている印象を与えない
ということです。
女性にとって大事なことなので、聞きたい気持ちはわかります。
しかし、まずはあなたの意欲や、会社に貢献できることをしっかり伝えた上で、
育児休暇など待遇について手短に聞いてみるといいと思います。
あなたが「待遇次第で会社への態度を変える人」だという印象を与えてしまったら、
転職がうまくいかない可能性が上がります。
待遇も大事ですが、
「確認」程度に留めておくのがコツです。
まとめ
今回は転職する時に、女性がなかなか聞けない6つの質問について解説しました。
ビジネスのカルチャーは男性社会からスタートしたので、
社会にはまだ女性が働きづらさを感じてしまう部分が残っているのは事実です。
その中でも、あなたが人生のさまざまなイベントで、仕事やプライベートにおいて何を望んでいるのか明確にしていきましょう。
あなた自身が望む人生を送っていけることを心から願っています。
ぜひ、一度だけではなく、何度でも自分自身の働くことや価値観について、考えてみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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