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1.5歩先のキャリアを提案して──JAC Healthcareの飽くなき挑戦

JAC Recruitmentの部署の中で、ヘルスケア業界に特化してコンサルティングを行う、ファーマスーティカルディビジョンとライフサイエンスディビジョン。両部署を率いるのは、2017年に部長となった加茂 慶大です。彼が歩んできたキャリア、部署としての今後の目標とは。思いの丈を語ります。


※2020年当時のエピソードです

さまざまな仕事を経験する中で知った、営業という仕事の役割と価値


私がジェイ エイ シー リクルートメントに入社したのは、2011年3月のことです。それまでのキャリアについては、決して順風満帆と呼べるようなものではありませんでしたが、一つひとつの経験が、今の自分のベースになっていることは間違いありません。

大学卒業後の1年間は、定職に就かずに生活をしていたのですが、このままではいけないと思い、就職を決意。大学で法学部にいたこともあり、法律系に強い出版会社に入社しました。そこでは、自治体などを相手に条例改正の支援・コンサルティングを行っていたのですが、正直仕事にのめり込むことができず、1年程で退職。その後、外食業界のコンサルティングを行っている会社に転職しました。

ここでは、担当する店舗の売上をどのように上げるのか、頭を使って企画を考えたり、実際に現場に行って作業をサポートしたり、忙しいながらも充実した日々を送ることができていました。しかし、その会社が1年半ほどで倒産してしまったのです。

倒産の理由はとても単純で、会社としての営業力不足が原因でした。いくら良い企画やサービスを提供したとしても、それを世に発信し、案件を獲得してくる営業がいなければ、経営は成り立たない。営業の大切さを学べたのは、この経験が大きいですね。

その後は、営業力を磨くために、大手人材系企業に転職し、大学向けの広告制作の営業を行いました。大学がより多くの高校生から応募してもらえるよう、広告制作でお手伝いする仕事だったのですが、最初の頃はろくに話も聞いてもらえず、苦労しました。営業の難しさを身をもって体験しつつ、上司から営業のノウハウやマインドを教えてもらい、社会人として一歩大きく前進できたのがこのタイミングです。

そしてこの後、現在のキャリアへと続く、ジェイ エイ シー リクルートメントへの転職を果たすのです。

人のキャリアを見ることで、自分自身のキャリアがより具体化する


そもそも人材業界へ転職しようと思ったきっかけは、前職で学生に焦点を当てて営業をする中で、今後の人口減少がますますビジネスに大きな影響を及ぼすようになり、人材採用の在り方も大きく変わってくることを予感したからです。そんな激動の環境の中に身を置けば、よりダイナミックな仕事ができるのではないか。そんな期待感を、人材業界に感じるようになりました。

さらに人材業界の中でも、特に人材紹介ビジネスに特化している会社であれば、仕事を通してキャリアというものをより深く考えます。正直、これまでの自身の転職活動は、どちらかと言えばその時々の興味主体で、あまりキャリアのことを考えずに選択してきてしまっていました。

だからこそ、人のキャリアと真剣に向き合い、その過程で自分のキャリアに対してもより真剣に考えることができる人材紹介ビジネスが、自分にとって最も適した環境であると思ったのです。

数ある人材会社、人材紹介ビジネスに特化している企業の中でも、ジェイ エイ シー リクルートメントを選んだ理由は2つあります。1つ目は、コンサルタントが企業開拓と求職者コンサルティングの両方を担当できる点です。他の会社では、企業担当は企業開拓だけ、キャリアコンサルタントは求職者のコンサルティングだけ、というところも多く、それでは本当の意味でリアルなキャリアを身近に感じることはできないと思いました。

2つ目が、ハイクラスやミドル層を中心にサービスを提供している点です。若手ではなく経験を積んだ方を相手にするからこそ、求職者はもちろん、提案先企業との商談もより濃い内容になりやすく、そうなれば同じ時間でより多くのことが学べるはずだと考えました。

入社後は、リクルートメントコンサルタントとして常に最前線に立ちながら、業務に邁進してきました。中途入社ながらも新人賞を獲得することができたり、マネージャーに昇進することができたり、時には部署やチームが変わって新しい環境に身を置いたり、とにかく刺激的な毎日でしたね。

そして2017年より、ファーマスーティカルディビジョンの部長に昇進し、2019年よりライフサイエンスディビジョンの部長も兼務して組織全体を率いていく立場を任っています。

先端分野からハイクラス人材まで、やりたい仕事にチャレンジできる


ファーマスーティカルディビジョンやライフサイエンスディビジョンの仕事は専門性が高く、業界や仕事内容の深い部分まで勉強できるのが魅力です。また、自分自身で新たなマーケットを作り上げられる面白みもありますね。

ファーマスーティカルディビジョンでは医薬品メーカー・CSO・CRO・CMOなどの業界に特化し、またライフサイエンスディビジョンは、バイオベンチャー、理化学機器・分析機器などのライフサイエンス業界に特化したコンサルティングを行っています。

これらの部署はマネージャーも含めて、何よりもメンバー一人ひとりが積極的にやりたいことを提案して実現する熱量にあふれています。例えば、デジタルヘルス分野に強い興味を持ち自らマーケットを開拓しようとしているメンバーがいるのですが、将来性のある分野なのでぜひチーム化して本格的に取り組みたいと考えています。このように、自分がやりたいことに挑戦できる環境であることは間違いありません。

また、JACにはエグゼクティブディビジョンという、役員やCXOクラスの求人や求職者を専門で担当する部署があるのですが、ファーマスーティカルディビジョンやライフサイエンスディビジョンでは部署内でハイクラス人材や求人企業も担当しています。

年収数千万円クラスの求人・求職者を担当するため、確かにハイレベルな専門知識とスキルを問われます。しかし、それだけ責任とやりがいは大きなものです。難易度の高い案件も担当出来る体制が整っているのも、これらのディビジョンの特徴です。

ヘルスケア業界は難しく、とっつきにくいイメージがあるかもしれません。しかし、一度真剣に取り組んでみると、大変面白い業界であることが分かっていただけるでしょう。ヘルスケア業界の面白さは、自分や家族の健康に関わる身近なトピックを勉強できることにあると思います。

最先端医療の知識も得られるので、仕事に関わらずためになることが多いですし、知識が増えるとニュースを見るのが楽しくなります。身近な話題からイメージを広げていくと、医療業界の理解も深まりやすいと思います。

好奇心と向上心があれば、キャリアは無限大


キャリアチェンジを重ねてきた私がジェイ エイ シー リクルートメントで長く働けている理由は、常に新しいことにチャレンジできているから。異動を含めて毎年何らかの変化を経験しており、新鮮な気持ちで仕事に取り組み続けることができました。また、ともに働く仲間が良かったというのも大きいですね。

今後の目標は、各ディビジョンを柔軟性がありながらも強固な組織にすることです。技術の進歩や社会の変化により、ヘルスケア産業は大きく変わり続けています。薬の作り方や使い方など世の中が変わると、医療業界で働く人々の環境も変化していくはずです。

それに合わせて組織の形を柔軟に変化させて、お客さまから得た情報から1.5歩先の未来をイメージする。そして、未来像に合わせたキャリアのあり方を先んじて提案することが重要になると考えています。

そのために重要なのは、好奇心でしょう。新しい医療技術や社会の流れに興味を持ち、想像力を膨らませて、お客さまと深く話せるようにする。そして、お客さまの仕事の何が面白いのかを徹底して考える。働いている人たちと同じ気持ちになって、取り扱っている製品や仕事の面白さ・やりがいなど、どれだけ好奇心を持って深掘りできるかで、提供できる人材紹介の価値が左右されるのです。

もちろん営業適性やスキルも重要ですが、これらは入社後でもどんどん開花させることができます。ジェイ エイ シー リクルートメントで活躍するためには、何よりも好奇心が必要になると考えています。

経験者、未経験者に関わらず、担当領域の顧客にコミットして、深みのある人材紹介にチャレンジしてみたいという方にぜひ来ていただきたいです。少数精鋭のメンバーが活躍しているので、責任を持って裁量大きく働きたいという人に向いている環境だと思います。

ジェイ エイ シー リクルートメントは業界ごとに特化した様々なディビジョンがあり、広い視点で人材業界に関わりたいという人も活躍できる環境です。自分で新たなポジションを作ることも不可能ではありません。好奇心と向上心があり、自分自身でエンジンをかけてチャレンジできる人であれば、いくらでもキャリアを広げることのできる会社なのです。

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