【CS事業部】コネクテッドサービス事業は技術力と情報が集まる環境の構築が強み | 管理職インタビュー
こんにちは!アイティアクセスの採用広報担当です。今回はコネクテッドサービスを展開するCS事業部を率いている5名の皆さんに話を伺いました。CS事業部立ち上げメンバーでもある澤村常務取締役(写真中央...
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こんにちは!アイティアクセスの採用広報担当です。今回はDX推進や業務改革を担当するDCP室のメンバー2名に話を伺いました。情報システムやDX推進の専門家でもある渡部室長と、海外経験もある早川さんです。
アイティアクセスの情報システム部門であると同時に、DX推進を通じた業務効率化・生産性向上に努めるDCP室の仕事や働き方、カルチャーについて語っています。ぜひご覧ください!
渡部
DCP室で室長を務める渡部享明です。2021年にDX推進室のメンバーとして入社し、その後DCP室の室長として現在に至っています。
新卒入社したオフコン系のSIerでシステムエンジニアを経験した後、化学系メーカーに転職して情シス部門でシステム企画立案・導入・開発・ヘルプデスク・保守・運用まで幅広く担当しました。情シス部門では主に販売管理や経理・会計・財務など会社の基幹システムを扱っていました。
また、DXやチームビルディングに関する知見を活かし、自身が立ち上げた「合同会社水魚之交」でコンサルティングやセミナーも提供しています。私の専門分野は情報システム領域における意思決定や合意形成、人材戦略であるため、アイティアクセスのDX推進業務でスキルを活用できていますが、副業を持っている社員は少ないかもしれませんね。
ほかにも一般社団法人日本情報システムユーザー協会でビジネスリレーションシップ研究会や製造業DX推進アプローチ研究会の副部会長・チームリーダーとして運営や企画立案、セミナーの開催を行っています。趣味は酒で、家には常時100本くらいストックを置いています。
早川
早川由香梨と申します。2025年6月に入社しました。
私は石川県金沢市出身で、大学時代を京都で過ごした後、社会人になってから東京に移ってきました。新卒入社した外資系の大手流通業でバイヤー業務を担当しましたが、残念なことに日本から撤退してしまったんです。
そこで、まだ若く挑戦しやすい年齢だったため、ドイツのベルリンで1年間ワーキングホリデーを経験しました。語学学校に通いながら、日系レストランで働きつつ、現地の文化や生活、人々との交流を深め自分の価値観を広げる貴重な時間を過ごしました
帰国後は専門商社で貿易実務のほか、得意先との商談や業務フローの改善、売上管理・営業数値分析などを担当しました。新規ビジネスの立ち上げなど幅広い経験を積めましたが、仕事の進め方がアナログだったため業務量が増える一方だったんです。
そうした環境だったので業務改善についてのスキルを身につけられることを軸に転職活動し、アイティアクセスに出会いました。DCP室が社長直下のセクションである点も、入社の決め手になりましたね。
前職では管理職の階層が複雑で、自分の声がトップまで届かなかったからです。また、トップが何を考えているのか直接聞ける機会もありませんでした。
でも、アイティアクセスでは高橋社長のお考えに日常的に触れることができます。やりがいを感じられる環境で、DCP室ではDX化の業務に従事しています。
趣味はスノーボードで、国内は70ヶ所近く、海外でもヨーロッパの氷河を滑ってきました。
渡部
DCP室は「DX」「Corporate」「Planning office」の頭文字を取っており、「DX & Corporate Planning Office」の略です。役割は大きくわけてインフラ・システム導入、ITベンダーとの調整、全社的なヘルプデスク、そしてITプロジェクトなどいわゆる情シス部門の機能にプラスして、DXの企画や推進、それから生成AIの活用も進めています。
また、経営層・事業部門の経営企画や経営方針の策定など、全社にかかわる施策の立案や可視化を通じて経営面のサポートを担当しています。これらを含めると、DCP室の役割は大きく8つに分類できます。
・【経営層】経営企画、経営方針可視化、DX企画立案
・【事業部門】業務改革、業務効率化、負荷軽減、生産性向上
・【DX】DX推進、DX企画、生成AI推進
・【システム】システム選定、システム検証・維持・管理・内製、周辺システム開発
・【ITベンダー】ベンダー選定、システム化要求、品質管理、進捗管理、課題管理
・【ヘルプデスク】問い合わせ対応
・【インフラ環境】サーバー・ネットワーク情報機器の維持・管理・保守
・【ITプロジェクト】推進、管理
領域が広く大変で、十分に手が回っていない分野もないわけではありませんが、私と早川さんの2名で役割分担しながら進めています。早川さんが情報システム領域をメインで担当しており、私が残りを含めた全体の統括、という形です。
渡部
アイティアクセスでは以前、現在のADM部にあたる管理部が情シス部門の役割を担っていましたが、情シス専門の部隊はありませんでした。しかし世の中でDXに注目が集まるようになり、DXを核とした業務の効率化を専任で担当するセクションへのニーズが高まってきたので、DX推進室を立ち上げる形で情報システム機能ごと管理部から独立したと聞いています。
その後、2021年に経営層との連携を強化し経営方針の可視化など新たな業務を加えてDCP室として再編されました。私はアイティアクセスに入社後、中期経営計画の企画立案などを担当していましたが、情報システム部門における経験もありましたので、DCP室の発足と同時に室長となり今に至っています。
渡部
いわゆる一般的な情シスで使われますが、「攻めの情シス」「守りの情シス」と言いますよね。
「守りの情シス」としてはインフラやヘルプデスク、システムなど会社の土台を担う役割がありますから、これらを堅守しなければなりません。品質を含め、維持していくのが課題です。
「攻めの情シス」としては生成AIや業務効率化、生産性の向上、DX推進まで含めて進めていく必要があります。そのためには、情報のキャッチアップと次に何を目指すべきなのか、過去の反省点に照らしながら常に考え続ける必要があります。
こうした課題を解決するには人手が不足していますから、DCP室としては課題を解決するための課題として人材が欲しいですね(笑)。
渡部
3つの点からお話しします。DCP室はその役割上、DXや業務効率化、生産性向上に関する新技術を評価する必要があります。生成AIもその一環であり、現在早川さんと一緒にChatGPTやCopilotを検証しているところです。
担当する領域が広いので挑戦できる環境であるのが特長であり、自律的に働ける環境を求める方にとっては、とてもやりがいのある職場だと考えています。
次に、DCP室は高橋社長直下に位置する組織であるため、経営に非常に近い立場で仕事に取り組めます。独立した組織として各事業部に働きかける役割も担っていますから、会社を俯瞰できるポジションで仕事したい、という方にとって魅力的ではないでしょうか。
3つ目のポイントが裁量の大きさです。企業では組織ごとにITベンダーがバラバラなケースも少なくありません。
いわゆるサイロ型です。アイティアクセスでは、情シスにおけるITベンダー選定をDCP室で一括して担当していますから、制約の少ない環境で最適な選択が可能です。
一般的な企業より自由度が高いため、自分の裁量で仕事を進められる領域が広く、DCP室の魅力を構成する要素となっています。
渡部
ワークライフバランスを充実させやすいのがDCP室における働き方の特長です。アイティアクセスでは週2日までリモートワークが認められていますが、部署によっては難しい場合もあります。
たとえば、サポート部隊の場合は実機を使う必要がありますから、ある程度出社が求められるなどです。DCP室にはそうした制約がありませんから、会社が定めたルールの中で働き方を自分で決められます。
早川
コミュニケーションしやすいのもDCP室の特長だと思います。仕事で悩んでいる時はTeamsで相談に乗っていただけますし、丁寧に教えていただけます。
また、デスクが近い皆さんとランチに行ったり一緒に出かけたりする機会もあり、縦にも横にもフランクで風通しの良い環境です。
渡部
DCP室のカルチャーは「考え方を重視する」点にあります。業務を進めるにあたっては、正解を選べばいいというわけではありません。
間違えてしまった場合、間違えたという結果だけでなく、どう考えて行動したから間違いになったのか、を振り返るのが大切です。とくに情シス領域では状況に応じて対応する必要があります。
エラーが出た場合、その原因はさまざまであり、前回これで大丈夫だったから今回も大丈夫、というわけにはいきません。解決するための理論やフレームワークなど、結果に至るまでの考え方・ロジックが大切です。
早川
渡部さんからはいつも「なぜそう思うの?」と聞かれます。すると、自分の中で整理できていないことに気付かされるんです。
今までの社会人経験の中で、考え方についてトレーニングしてくださる上司はいなかったので、考える機会をいただきながら学べるのは自分にとっても貴重な経験だと思っています。
渡部
考えるうえでは、視座も重要です。DCP室の場合、経営層から社員まで幅広い方々と話をする機会が多くあります。
それぞれのレイヤーで捉え方や考え方はさまざまです。DXを推進するにせよシステムを変更するにせよ、現場レベルとマネージャーレベル、また経営層レベルでは視座が異なります。
これらすべてを包括してソリューションを提供する必要があるのがDCP室ですから、視座という点が重要なのです。こうした点が、DCP室のカルチャーを形作っていると思います。
渡部
知識はあとから勉強すればキャッチアップできますから、意欲と学び続けられる姿勢を大切にしていただきたいと考えています。求職者の皆さんが、自分の未来を切り拓いていくためにはとても大切な要素ですから、ぜひ、学び続ける姿勢を保っていただきたいですね。
そして、学び続けられる、考え続けられるという意欲的な方がいらっしゃったら、ぜひアイティアクセスに話を聞きに来ていただきたいと思います。
早川
アイティアクセスは挑戦することに対して、やってみなよ、という感じで、背中を押して応援してくれるような雰囲気が感じられる環境です。私は未経験に近い状況で入社しましたが、そういった人間でも、挑戦する経験を与えてくれます。
そして、自分がこれをやってみたい、こうしたい、という想いに対しては、周囲が積極的にバックアップしてくれます。そんな環境で挑戦してみたい、という方と一緒に働けたらと考えています。
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※取材時の部署・役職・氏名を記載しています。
(取材日:2025年10月10日 聞き手:垣本陸)