初めまして。広報出汁屋・制作担当の吉田ゆうです。
コラムなんていうものを初めて執筆するのですが。
日頃インビジョンで働いていると、そこら中にキーワードである「おダシ」が転がっています。
今回は中でも私が思う究極なおダシ、略して「極ダシ(キワダシ)」をご紹介したいと思います。
おダシ入社式
どんな会社にも所謂「入社式」というものがあると思います。
新卒の社員さんが集まり、会社の代表から祝辞などがあり、社会人の仲間入り、大人への門出を祝う、自覚する式典、といったところでしょうか。そして、風土や文化などの企業カラーが見られる、会社にとっても大切な行事の一つではないかと思います。
インビジョンの入社式では、指令状を手にした新入社員たちを先輩が街頭インタビュー形式で駅まで迎えにいったり、新入社員一人一人に沿ったウェルカムメッセージ垂れ幕が社内の壁天井から床までに渡って張り巡らされていたり、既存社員一人一人からの意気込み挨拶や、新入社員お祝いケーキなど、私たちが世の中に広めようとしている「おダシ」が入社初日からバシバシ浴びれるようになっています。(2020年度の様子)
しかし、私が今回ご紹介しようとしている「極ダシ」はそれらではありません。
何故か入社式では披露されず、3ヶ月に1度の定例会があるのですが、入社月に行われる定例会でその「極ダシ」がお披露目されるのです。
何故、入社式ではなく勿体ぶって別日にそんな究極なものを回すのか。様々な大人の事情や会社の事情があるのでしょうが、そこら辺ははっきり定義付けされておりません(苦笑)
「極ダシ」その正体とは
上でも申し上げた様にインビジョンでは、入社式と別に行われる定例会で、新卒の社員さん全員の生い立ちムービーを上映します。それが、私が思う究極のおダシ「極ダシ」の正体です。
まあ、良くありますよね。卒業式や結婚式、人が成長してきた節目の時に今までを振り返る、アレです。詳細は今後、新卒で入社してくる社員さんたちにネタバレになってしまうので公開はできませんが、兎にも角にも私が制作担当ということもあり、作っている段階から感動ものです。
この世に生を持ったこと自体がおダシ
極端かもしれませんが、「おダシ」=「らしさ」は、この世に生まれてきた時から既に持ち合わせているものだと、私は考えます。
「自分のおダシとは?」と悩む人が多いかもしれません。それは、今現在だけの自分についての「おダシ」を考えてしまいがちだからです。今を生きているので当然なのですが。
人としてこの世に居るだけで「おダシ」を持ち合わせており、年を重ねていくにつれ、おダシが濃くなる、それが「自分のおダシ」なのだと思います。良く老舗のお店に代々伝わる「秘伝のタレ(ダシ)」とかありますが、継ぎ足し継ぎ足し使われ味が濃くなり、歳月によって生まれた究極の味と同じ様に、私たちのおダシも年を重ねることで、経験値や人望など積み重ねたものによって濃くなっていく。なので、年代によって「自分のおダシ」は変化するんじゃなかろうかと密かに考えています。(勝手におダシ分析者になったつもりで)
これから社会の荒波に揉まれる社会人になるんだぞ!という彼らに生い立ちムービーをプレゼントするインビジョンの文化は、究極のおダシを体現していると思います。
新卒の社員さん本人たちも、そしてそれを見た私たちも再度今の自分にある「おダシ」を確かめる良き共有の場であると、毎年感じる私の「インビジョンおダシシーン」です。
いかがだったでしょうか。
インビジョンのメンバーでなくても「おダシ」は誰にでも存在するものです。
「自分らしさ」とは?「人間臭さ」とは?様々な物や情報が溢れる現代社会で生き延びていくためにも、備わっている自分だけの「おダシ」を皆さんも是非探してみてください。
そして、インビジョンの「おダシ」が気になった方は是非コーポレートサイトを覗いてみてください。あなたが探している「おダシ」が見つかるかもしれません。