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【前編】インヴァスト証券、入ってみてどうだった? 未経験からの転職で活躍する二人

インヴァスト証券の採用の特徴は、業界未経験でも意欲と向上心のある人材に広く門戸を開いていること。入社後に業務を学び、ジョブローテーションでさらにブラッシュアップし、活躍している人材が何人もいる。今回は入社して数カ月、これから活躍を目指す二人に、仕事内容ややりがい、目標、入ってみての感想などを聞いた。

2022年10月入社
ディーリング部 上野山 拓氏

2022年11月入社
カスタマーサービス部(CS) 浅野 響生氏

≪前編・上野山 拓氏≫

プロフィール

前職は食品メーカーで販売の仕事をしていました。デパ地下での対面販売など、今とはまったく違う仕事です。でも、本当は元々相場に携わる仕事がしたかったのです。個人で学生の頃ころから為替取引をしていて、直接相場に携わって資金を動かす金融ディーラーになりたいと思っていました。ちょっと寄り道をしてしまいましたが、念願のディーラーになれました。

ただ、転職活動では、金融業界の経験を求める求人ばかりで、応募できる案件は限られました。いくつか応募したなかで、インヴァスト証券に決めました。面接では、インヴァスト証券は大手の金融機関とは異なり、ディーリングの仕事は相場対応だけにとどまらず、いろいろなタスクを経験できるところがインヴァスト証券のいいところ、という話をされました。それまでは「絶対にここ」という気持ちはありませんでしたが、話を聞いて、金融業界が初めての自分にとっていい経験になりそうだと前向きな気持ちになりました。

現在の仕事

ディーリング部でカバー取引、価格配信の監視、諸々の確認作業などを担当しています。ディーリングといっても、我々の場合はお客様の取引を成立させて、ポジションを管理するという受動的な対応となります。

価格配信においては、相場が荒れ不安定なときに、お客様に適切な価格を配信し続けるためにディーラーが人的に対応することもあります。その際はマーケットの状況を瞬時に理解する経験値も求められます。こうした高度な相場対応については、自分はまだ携われていません。

部署では、ディーリングと並行してデータ分析、報告書作成、他部署と連携したオペレーションなど様々な業務も行っています。各自が得意な業務を担当している形で、タスクは人によって異なります。自分はまだできることが少ないので、価格配信の監視、自社のFXポジション管理が中心です。勤務形態は朝、昼、夜の三交代で、祝日のシフトもあります。

仕事上のポリシー

仕事上の心がけとしては、いちばんはやはり、問題なく価格を配信してお客様にレートを提示すること。基本的に固定スプレッドで配信します。自分が個人投資家として取引していたときは、スプレッドが広がると「なんでスプレッドを広げるんだ」と思っていました。でもこちら側に来てわかったのは、スプレッドを広げるときは、カバー先の銀行などインターバンク市場のスプレッドも広いのです。銀行の価格を管理しながら、お客様にできるかぎり良い価格をお届けする、誠実に価格を配信することに徹しています。

やりがい・苦労

日々、難しいと思うことは多いです。金融業界ではたらいた経験がなく、個人で為替、FX、暗号資産の取引をやってきました。特に株式取引の経験がないので、分配金に関する業務には苦労しています。我々が取り扱っている商品のうちETFは、株式同様に分配金が支払われます。お客様に提供しているのはCFDですが、ディーリングが取り扱うものは現物と同じ。これについては、まだ全体像がしっくり来ないような感覚があります。これは、上司に確認して慎重に進めつつ、経験を積んでいくしかありません。これから来る方も、初めてのこと、学ぶことが多い環境だと思います。

あとはやはり、全体的に理解がまだ不足していると感じています。入社前、個人では主に暗号資産のアービートラージをやっていました。これは値動きを予想するというよりは、乖離しているところを探すので、経済指標を意識したことはありません。以前、為替をやっていたときも、あえて経済指標で相場が動くタイミングではポジションを持たないようにしていました。対してディーリングは、値動きがすべて、といった面があります。今まで見ていなかった情報をしっかり収集し、各国の経済指標もチェックして、理解を深めているところです。今までと違うアプローチで、すごくおもしろいと思いながらやっています。やりがいというよりは、シンプルに楽しいという感じです。

資格取得

ディーリングでは証券外務員一種、金融先物取引業務外務員の2つの資格が必要です。金融先物取引業務外務員は比較的簡単でしたが、証券外務員一種は少々大変でした。勉強する範囲がとても広くて、合格もギリギリでした。ただ、資格のための勉強を通して断片的に持っていた知識が体系化され、さらにいろいろな知識を身につけるので、その勉強は、自分の糧になるものです。広く浅くというタイプの知識ではありますが、仕事をするうえで、これからさらにいろいろな知識を身につけるうえで、ベースとなる知識だと思います。

目標

短期的な目標は、一人で相場対応ができるようになること。価格配信は、お客様の取引に直接影響するものであり、またディーリングとしても一歩間違えると損失につながります。ベテランの人は、これを一人の判断でやっています。自分はまだとてもできませんが、最終的には対応できるようにすることが、当面の目標です。

相場対応以外の業務では、プログラミングにも挑戦しています。ディーリングで行う計算などの業務では、主にExcelのマクロを使っていて、周りはそのマクロを書ける人ばかり。自分はまったく書けなかったのですが、先輩に助けてもらいながら、少しずつ業務で使うマクロを作成しています。ほとんどの業務では、すでにマクロを組んだファイルが用意されているのですが、それ以外に、「これを用意して」「こういうのを考えて」と頼まれることがあります。自分はまだ、そこまでできませんが、早く書けるようになって対応できるようにしたいと思っています。これも短期の目標です。

長期的な目標は、ディーリングの運用を考えられるようになること。どのように資金を管理したら良いか、どのような運用したら高い収益があげられるか、という発想を実際の運用に反映させられるようになりたいです。

個人の投資の世界では、プログラムを組んで取引する「botter(ボッター)」と呼ばれる人、手動取引の人、大きい資金を動かせる人、小さい資金しか動かせない人、色々な人がいます。優劣ではなく、それぞれには明らかな視点の違いがあります。一概には言えませんが、資金を入れるべき市場も違います。それは、企業でも同じではないかと思っています。インヴァスト証券は、どちらかというとまだ中小企業。大手の証券会社と比べると取引の桁は違いますが、だからといってかなわない、無理だと思うのではなく、大手証券会社とは違う形で利益を出せると思うのです。大手証券会社とは違う資金の動かし方が、絶対にあるはずなので、そのような発想、戦略を描ける人になりたいです。

実際、ディーリング部に一人、ポンポンと発想が浮かぶ人がいます。話していても「それはこうなんじゃないの?」と次々と出て来る。その人は会社のシステムや市場、他社の状況、法律面などを熟知しています。前提として、知識レベルをそこに持っていかないといけないので、今の自分とはだいぶ開きがありますが、いずれクリアしたいです。そして、戦略を提案できる人間になりたい。これが長期的な目標です。

インヴァスト証券、入ってみてどうだった?

ディーリング部は業務の性質上、シフト制で、リモートワークやフレックスもなく、そういう意味では、働く時間と場所は限定されますが、一方で休暇は取りやすいです。祝日も通常通り勤務がありますが、その分、振替休日が取れて、まとめて取得することで一週間全部、月から金まで、土日も合わせて9日間連続で休めることもあります。旅行に行きたい人などにはいいと思います。

周りの人は本当にいい人ばかりで、他部署も含めて、インヴァスト証券に入ってから「この人、イヤだな」と思った人は一人もいません。きれいごとではなく、本当に。何か問題が生じたときも、聞きにくいような雰囲気は一切ありません。

今のところ、出勤が辛いと思ったことはなく、これは何よりだと思います。ディーリング部に関しては、相場を見るのが辛い人には向きません。自分はチャートや板の動きを見てマーケットに向き合っていることだけでも楽しいので、そういうことを苦に思わない人が向いています。好きな人には本当に楽しいですし、インヴァスト証券は、自分のような金融未経験者にもチャンスがある会社です。


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【後編】インヴァスト証券、入ってみてどうだった? 未経験からの転職で活躍する二人 | インヴァスト証券株式会社
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