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起業3年目の経営者が「もっと早くやっておけばよかった」と思う5つのこと

(※本記事は代表石原の個人noteからの転載となります。2023年4月1日投稿)


目次

等身大の経営者として 

4つの事業を展開中

もっと早くやっておけばよかったと思う些細な5つのこと

 1.融資の話を、早い段階で一度聞いておけばよかった

 2.自社の求める人物像、人材要件を詳細に立てておけばよかった

 3.カレンダーをブロックして、強引にでも休みを固定すればよかった

早めにやって良かった4つのこと

 ①参謀を早めにアサインする ー早めにアシスタントを採用してよかったー

 ②組織開発をちゃんとやる ー「性格の良い組織」になるようにー

 ③ITツールに甘える ーITツールを初期からガンガン導入ー

 ④餅は餅屋 ー自分が足りない領域はプロを頼るー

おわりに

等身大の経営者として

こんにちは。人材系の会社を経営していますInteras代表のたいぞーこと石原泰三です。

自分の会社を立ち上げてもうすぐ2年。

今回は、創業してからここまでの振り返りをしてみようと思います。読んでいる人にもちょっとでも役に立てたらと思い、起業してもっと早くにやっておけばよかったこと、やってよかったことを等身大の感じでゆるく書いていきます。

今後、独立しようとしている方はもちろん、独立に興味がある方、たいぞーが最近何をやっているか気にしてくれている方がいれば、読んでもらえたら嬉しいです。

4つの事業を展開中

自分は2020年4月に個人事業主として独立しました。2021年5月に法人化し、現在設立約2年が経過しました。

メンバーは、約1年半前にアシスタントがジョインしてから、副業、業務委託も含めてにはなりますが、現在では10名を超えるチームになってきました。現在も組織は拡大中です(一緒に働いてくれる仲間も鋭意募集中!)。

             北は北海道、南は福岡まで!半期に1回のキックオフ

半期に1回、メンバーはもちろん、一緒にプロジェクトを進めているクライアントさまや、自身のコーチ、友人としてアドバイスをもらっている経営者、プロフェッショナルな人たちを呼んで、半年の振り返り&キックオフをしています。

事業としては「働くひとと企業が、照らしあう明日へ」をミッションとし、人事コンサルティングをはじめ、転職支援事業、地域創生事業、求人広告代理店事業など、計4つの事業を展開。

人事コンサルティングに関しては、自分がいた領域のITベンチャーはもちろん、医療法人、建設会社、地方のメーカーなどなど、業界を問わず、新卒・中途の採用支援、人事制度の設計、組織開発のご支援を行っています。

転職支援事業は、20代の方を中心に、活躍伴走型転職エージェントとして、自分が経験したコーチングも活かしながら、その人のキャリアに本気で向き合うサポートをさせていただいております。

              「人生のおせっかい」エージェント『OSEKKAI』

また、3ヶ月に一回程度、今まで転職支援をした人たちや、自分の友人達を呼んで、キャリアを一緒に考えるワークショップなどをやっています。

       アートを通じて自分のマインドを開放するワークショップを開催しました


起業して3年。たくさんの失敗を重ねながら、また、一寸先は闇だと自覚しながらも、メンバーに支えられ、まだまだですが売上も着実に上ってきました。

もっと早くやっておけばよかったと思う些細な5つのこと

そういった中で、起業して「もっと早くやっておけばよかったこと」を5つ簡単に書いてみようと思います。

1.融資の話を、早い段階で一度聞いておけばよかった

僕の父は、自分で事業をしていたのですが、色々あって、自己破産を2回しています。(今思えば、そんな火の車の家計なのに、3兄弟に明るく接していた母親凄い)当時、子ども心に「お金を借りることはとても怖いことだ」というのを感じていました。

そういった経験もあり、自分は融資(借金)を受けるつもりは当初ありませんでした。

しかし、経営者の先輩に話を聞いたり、今後の事業やメンバーの未来や成長を考えると、その思いは次第に変化していきました。

お金を借りる借りないは関係なく、日本政策金融公庫くらいは、会社を作ったら、相談がてら一回話を聞きにいくことをおすすめします。

なんとなく冷たく塩対応されるイメージがあったのですが、担当者の方は驚くほど親切でした。結果、自分自身納得した状態でつい先日1000万という金額ですがお金を借りることができました。

2.自社の求める人物像、人材要件を詳細に立てておけばよかった

独立当初は、正直、メンバーを増やす予定はありませんでした。そういったなかで、友人に「めっちゃ良い人だから、たいぞーに合うと思う」という理由で、自社の人材要件を詳細に立てないまま、その言葉を鵜呑みにしてしまい採用をしてしまったことがありました。(採用の仕事をしているにも関わらず、自社のことを詰められずにお恥ずかしい・・)

その結果、先方の希望する働き方や、仕事の進め方が働き始めてから気づくことも多く、すり合わせに時間がかかることとなりました。
どんなに忙しくても、HRの経験だけでなく、仕事や人に対して、インテラスが求めたいスタンス/価値観/働き方など項目立てをして、言語化しておくべきでした。

現在は日々ブラッシュアップ中、試行錯誤しながらですが、HRの経験も5つほどに項目分けをして、他にも、ITリテラシー、希望する働き方、今後のキャリア、価値観などなど、慎重に、慎重に、相手の考えていることを聞きつつ、自社の現状や未来を丁寧にせきららに話すようにしています。

3.カレンダーをブロックして、強引にでも休みを固定すればよかった

起業してしばらくは、自分の求めている力と、現実のスキルが追いつかず、ほぼ休みなくずっと働いている状態でした。
自分は寝る前直前まで仕事のことを考えることも多かったので、(いや今も多いかも)夢で仕事を見ることも多くなり、起きた瞬間から若干疲れていたこともありました。

2023年は継続性を考えて、休養をしっかり取るために

  • 月に1回旅行かワーケーションを実施
  • カレンダーで土日午後はお休みブロック(午前は仕事をしてもOK)
  • 毎日お風呂に入ってゆっくりする

などを行いながら、ごきげんに仕事をしていけるようにしていこうと思っています。

        BARTHを利用中。みなさんのおすすめ入浴剤があったら教えてください!

早めにやって良かった4つのこと

次に、起業してから早めにやってよかったことを紹介したいと思います。

①参謀を早めにアサインする ー早めにアシスタントを採用してよかったー

会社を作ると、細かい業務がたくさん出てきます。そういったなかで、どうしても自分だけがボールを持っておくと、かんたんな業務でも、気づいたら1週間、1ヶ月と自分がそのタスクを進められていないこともしばしばありました。

運良く、自分は素晴らしいアシスタントを早めに採用することができました。その方がいなければ今はなかったなと思います。

②組織開発をちゃんとやる ー「性格の良い組織」になるようにー

メンバー自体には働きやすい環境として、フルフレックス・リモートにしたり、性善説をもとに、月1回の社内サウナや飲み会、月1回の全体ミーティングでの全事業の情報共有、半期に一回のキックオフ、フルコミットメンバーに対する隔週の1on1、3ヶ月に1回の相互フィードバックなどなど、人事や今までの経験を活かして、「自分が良いと思った仕組み」を入れていきました。

まだまだ足りないことも多く、一個解決したら、一個問題が発生みたいな感じもありますが、ちょっとずつ良い組織になってきていると思ってます。

③ITツールに甘える ーITツールを初期からガンガン導入ー

初期に導入したツールはAsana,Billone,Notion,Slackなど。自分自身、これらを初期に導入したことで効率を高めることにつながり、本質的な業務に使える時間を増やすことができました。

ツールの月額費用の積み重ねで固定費が増える怖さは当初はありましたが、使ってみたら明らかに業務に取り組む時間が減っているのを感じ、費用対効果が十分に感じられています。

以下自分が使っているツールを書いたので、よかったら読んでみて下さい。

            独立3年目の新米経営者が使って感動したITツール9選

④餅は餅屋 ー自分が足りない領域はプロを頼るー

自分が今できることだけを仕事にしてしまうと、自分のスキルがどんどん陳腐化すると思っていましたし、面白くないなと思いました。

だからこそ、最適にストレッチしたプロジェクトをするようにしており、そういった中でしっかりとクライアントに価値を還元するために、自分の経験だけでは補いきれないプロジェクトは自分が信頼しているプロフェッショナルな方々にお力を借りて、「餅は餅屋とする」ことを徹底しました。

例えば、人事コンサルの案件を受注した際に、自分独力でプロジェクトを遂行するのではなく、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定のプロ、人事制度設計のプロ、エンジニア採用のプロなど、自分の知り得る範囲でそれらの経験が豊富な方と組んでプロジェクトを推進してきました。

経営者ぶらずに、いちプレイヤーとしての自分の経験値、レベルをあげることが、自分の会社の幅を広げると思っているので、かしこぶらずに、わからないことは素直に聞くということを意識しています。

結果、独立してからも自分自身、道半ばですが少しずつ成長することもできていると思っています。
ただ仲良しの経営者からは"永遠の新卒3年目"と言われたり、半年一緒に働いてくれた副業メンバーから、「25歳だと思ってた」と言われたり、まだまだポンコツなので、年相応になれるよう日々精進していく所存です!

おわりに

今年の目標は、石原商店だったものを、株式会社インテラスにすること。
全員でいろいろなことを仕掛けていって、社内のメンバーが日々ワクワクする会社にしたいですし、仲間を増やしたいですし、世の中に対しても、色々仕掛けていきたいと思っています。

もしこれを読んでくれた方で、

▶転職の相談にフラットに乗ってほしい!
▶友人がキャリアに悩んでるから、話を聞いてほしい!
▶会社の採用ができなくて困ってるので、知恵、力を貸して欲しい!
▶とりあえず久しぶりに話そう!
▶Interasの仕事に力を貸してあげてもいいぞ!
▶一緒に働こうぜ!!

などの気持ちを持ってくださった方がいたら、ぜひご連絡ください。
FacebookTwitter問い合わせフォームなど、やりやすい方法でご連絡いただけると幸いです!

また、富山にいると思われることが多いのですが、基本的に渋谷のスクランブルスクエアに入っているインキュベーション施設"QWS"で働いていることが多いので、渋谷に寄られる際は気軽に遊びに来てください。

次回は、会社のミッション、バリューを策定した話ができたらと思ってます!最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!

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