【新卒入社メンバー】「若手社員の“挑戦”を応援してくれるチーム」新人賞受賞の3年目エンジニアが語るイノベーションの成長環境とは
「実力や挑戦する姿勢が正しく評価される企業で働きたい」
「上長やメンバーに気軽に相談できる、フラットな社風があるだろうか?」
今、就職活動真っ最中の学生の皆さんなら、こんな想いや不安を抱いたことがあるかもしれません。株式会社イノベーション(以下、イノベーション)でエンジニアとして活躍する横山さんも、こうした想いを抱いてイノベーションに入社しました。
1年目から開発において重要な業務を次々と任され、責任ある仕事を周囲の力を借りながら完遂してきました。その前向きな姿勢が評価され、新人賞を受賞しています。現在はデータエンジニアとしても、広告配信の最適化プロジェクトなどに携わり活躍の幅を広げています。
今回はそんな横山さんの2年間のキャリアストーリーを通して、イノベーションでエンジニアとして働くリアルとその魅力をお伝えします。
横山さん / エンジニア
2023年新卒として株式会社イノベーションに入社。1年目はアプリケーションエンジニアとしてWebアプリ「ITトレンド」のバックエンド開発を担当。AIチャットボット機能の開発や、30人日規模の大規模タスクを1人で完遂するなど、異例の成長スピードを見せる。2年目からはデータエンジニアとしても活躍。現在はアプリ開発とデータ基盤の構築や広告配信の最適化プロジェクトを兼務。
イノベーションの選考は「フェアな姿勢」が印象的だった
──学生時代の経験で印象に残っていることを教えてください。
今のキャリアにつながる話でいうと、スタートアップ企業で長期インターンを経験したことです。社員数4人ほどの小さな人材エージェント会社で、法人営業や求職者との面談、さらにはコーポレートサイトや求人情報サイトのフロントエンドの開発など、幅広い業務を担当していました。
当時はエンジニアとしての経験がなく、独学でプログラミングを学びながら開発に取り組んでいました。本当に手探りでしたが、一つひとつ知識を積み上げていくプロセスにやりがいを感じていたことをよく覚えています。
インターンでは営業や面談業務も経験してみたんです。でも、私は「エンジニアのように1人で集中して作業するほうが向いている」と気がついて。就職活動でも、エンジニア職で企業を見ていました。
──企業選びにおいて、どのようなことを重視していましたか?
主に5つの軸を重視して、選考する企業を決めていました。
- 新規事業に挑戦する機会がある
- SaaS開発に携われる
- モダンな技術を使える環境
- 実力主義で評価される文化
- 社内政治のないフラットな社風
インターンで少人数での事業推進や新しいビジネスの構築に魅力を感じたこともあり、特に新規事業への挑戦は重要なポイントでした。最終的に、これらすべての条件にイノベーションが最も合致していたため、第一志望で選考を進めることに決めました。
──イノベーション入社の決め手は何でしたか?
イノベーションの面接では、自分の志望動機を丁寧にヒアリングしてくれる「フェアな姿勢」がとても印象的でした。たとえば、面接では「あなたが大切にしている価値観と、イノベーションの価値観が合っているかを一緒に考えたい」と言っていただき、選考が“企業側の一方的な評価の場”ではなく、“お互いを知る場”であると感じられたんです。
さらに、内定者インターンでは、実務経験の豊富なメンターがついてくださったのですが、彼はイノベーション以外の場所でも豊富な業務経験を積んでこられた方で、イノベーションの強みや課題について客観的かつ率直に教えてくれました。その時に、「イノベーションであれば、入社後もリアルなフィードバックを受けながら成長できる」とさらに実感できました。
1年目から責任ある業務を任せてもらえた
──入社後の1年目はどのような業務を担当しましたか?
1年目はアプリケーションエンジニアとして、Webアプリ『ITトレンド』のバックエンド開発を担当しました。最初に取り組んだのは、AIチャットボット機能の開発です。この機能は、ユーザーがサイト内で質問をするとチャット形式で解答する仕組みで、多くのユーザーにとって使いやすいインターフェースを設計する必要がありました。初めての業務で責任ある部分を任せていただき、不安もありましたが、上長やチームメンバーからのフィードバックを何度も受け、自分でも関連技術を猛勉強して何とか業務を完遂できました。
このほかにも、社内のマーケティングチーム向けの管理画面用機能の開発にも携わっています。設計から実装、テスト、リリースまで30人日(※)規模のタスクをほとんど1人で担当し、新卒1年目としては、かなり大きな挑戦でしたが、経験できて良かったと思っています。
※「人日」とは、主にエンジニアのタスクの工数や進捗管理に使われる作業量を示す単位。(例:30人日=8時間×30日=240時間かかる計算)
──1年目の活躍が認められ、見事「新人賞」を受賞されましたね。ご自身ではどのような点を評価されたと考えていますか?
こなしたタスクの量や、その難易度の高さを評価していただけたのだと思います。また、単にタスクをこなすだけでなく、自ら積極的にチームメンバーや上長と密にコミュニケーションを取りつつ進めた点を評価していただけたようです。
イノベーションでは、新入社員も自ら望めば裁量が与えられる環境があり、挑戦する機会が多くあります。裁量が与えられたとしても、「1人でがんばって」と放置されるようなことはなく、周囲が成長を応援してくれるような環境です。周囲からいただいた「このコードはもっと簡潔に書ける」「この設計なら拡張性が高くなる」のようなアドバイスを日々吸収することで大きく成長できたと実感しています。
新人賞受賞時
▼受賞理由(選考者からのコメント)
■入社2~3年目が担当するような業務を自分から「やります!」と手を挙げて取りに行く、チャレンジ精神が評価のポイント。できる・できないではなく、まずやってみて、必要な知識やスキルは周りのサポートを受けながら完遂しようとする姿勢は見習いたいです。横山さんの前向きな姿勢が、チーム力の底上げにもつながったと思います。
■重要な業務を配属半年足らずで任せられたうえに、綺麗なコードで先輩エンジニアからも高く評価されています。彼から誘いを受けて、休日に一緒に勉強したことがあるのですが、8時間途切れることなく集中してコードを書いていて。本当に勉強熱心で、エンジニアの仕事が好きなのだと感心しました。ちなみに僕は途中で帰りました(笑)。
──2年目からはデータ推進チームに異動されたとのことですが、その経緯を教えてください。
データ推進チームが発足したタイミングで、リーダーからオファーをいただきました。もともとデータに関する仕事には興味があったので、迷わずチャレンジを決めました。
現在は、データエンジニアとしてデータ基盤、つまりデータレイクからデータウェアハウス、データマートまでのパイプラインを一貫して構築しています。業界でもトップクラスの広告予算を最適化するプロジェクトに携わっており、広告設定ミスを防ぐための異常検知アラートの開発などを担当しています。
──2つのエンジニアを経験して気づいたそれぞれのやりがいと仕事の魅力を教えてください。
アプリケーションエンジニアの魅力は、日々進化する最新技術に触れられることです。技術をキャッチアップしながら、ユーザーが直接使う機能を作るプロセスにおもしろさを感じます。
一方で、データエンジニアは、事業部門と密にコミュニケーションを取りながら仕事を進める点にやりがいがあります。マーケティングチームや営業チームと連携し、売上向上や事業成果に直結するデータ活用を推進する役割は非つねに刺激的です。どちらも異なるやりがいがあり、両方経験できていることに感謝しています。
成長意欲を掻き立ててくれる環境がある
──イノベーションは、若手社員がどのように成長していける環境でしょうか?
まず、質の高いフィードバックがスピーディーに返ってくるカルチャーがあると思います。たとえば、提出したコードには大体30分以内にフィードバックが返ってくるので、改善と学びのサイクルが非常に速いです。
また、資格取得支援やフレックス制度など、学びを支援する仕組みや制度も整っています。意欲的に学ぶ姿勢を高く評価してもらえる環境ですね。
──エンジニアとして成長するために、ご自身で取り組んでいることはありますか?
たとえば、週に一度、部署の垣根を越えて有志が集まり、それぞれの得意分野を教え合う勉強会を開催しています。最近では、Zoomを使って夜10時頃から1時間ほど勉強し、その後同じ時間に就寝、翌朝も早起きして一緒に勉強するという「夜会朝会」を始めました。朝型の生活習慣を身につけることで、業務時間中の集中力を高める効果も期待しています。
また、過去には「仕様クイズ大会」を実施していました。『ITトレンド』の仕様をクイズ形式で出題し合い、楽しみながら知識を深める取り組みです。「一緒に勉強したい」と発信すると、必ず誰かが反応してくれるので、チームメンバーと切磋琢磨しながら成長できるのはうれしいですね。
さらに、自分自身の中では「毎日新しいことを学ぶまで退勤しない」というルールを設けています。昨日と同じことの繰り返しではなく、つねに新しい技術や知識を習得し、プロダクトに還元していくことを意識しています。
──チームの雰囲気はいかがですか?
若手社員が多く、和気あいあいとしたカジュアルな雰囲気です。上下関係の壁もなく、気軽に相談しやすいですね。どんなに些細な質問にも丁寧にフィードバックをくれるので、安心して仕事に取り組めます。
チームにはさまざまな経歴を持った技術力のある方がたくさんいるため、技術面はもちろん、マネジメント面についても多くのことを日々学ばせていただいています。
「何でも来い!」なマルチなエンジニアを目指して
──今後の目標を教えてください。
まずは、マーケティングデータ活用のスペシャリストになりたいです。現在は広告配信最適化のプロジェクトに携わっていますが、ゆくゆくはデータ分析に基づいたマーケティング戦略の立案などにも挑戦したいです。そのためにも、データ基盤の構築から分析まで幅広く経験し、技術力を磨いていきたいと考えています。
──将来的にはどのようなキャリアを描いていますか?
「何でも来い!」と言えるようなマルチなエンジニアとして、市場価値の高い人材になりたいです。イノベーションには、スペシャリストとして技術を極める道だけでなく、子会社の役員やCTOなど、多様なキャリアパスが用意されています。マネジメントでもスペシャリストでも、どちらの道でもキャリアアップを実現できる環境があるのは魅力です。
将来的には、会社のCTOや役員として、技術面だけでなく経営面からも事業成長を支援できる人材を目指したいです。そのためにも、まずはデータエンジニアとして幅広い経験を積み、事業全体を俯瞰できる視点を養っていこうと考えています。